受験に役立つKP(こじまポイント)

中1で方程式、中2で連立方程式、中3で2次方程式。
いずれもこれから2学期にかけて出てくる単元ですが、
計算だけでなく共通のなやみは文章題。
文章を読んでいる時にごちゃごちゃして
どこから解いていいかわからなーい○▲×となった時は、

「問題文の最後を見てみよう」(kp)

たいていは「〜は何個ですか」
みたいな終わり方をしていると思います。
何個のところをまず「〜をx個とする」と置いて、
それからxをあてはめる形ではじめから読んでいきます。
推理小説でも最後のページを読んでおいて
はじめから犯人がわかっていたらわかりやすいでしょう。
おもしろいかどうかはまた別の話ですが。。
文章題が苦手な人、一度お試しあれ。


@すてきなおじさん。
A小さなおじさん。
B変なおじさん。

この中で品詞がちがうものがひとつあります。
その見分け方は

「な」を「だ。」にかえてみる。[KP!]

かえられるものが形容動詞。
かえられないのが連体詞です。

@すてきだ。おじさん。
A小さだ。おじさん。
B変だ。おじさん。

@とBが形容動詞でAだけが連体詞。
テストの時に使ってみる「な」の「だ」!
これで、いい「な」「だ。」

「答えだけでなく式を書こう」
よく言われることです。
答え(結果)だけでなく途中(プロセス)が大事、ということもありますが、
式を書いたら逆に速く計算ができることもあります。

例えば、
底面が半径5cmの円で高さが4cmの円柱の体積を求めなさい。

みたいな問題で、いきなり計算していくと

底面積(円)=半径×半径×3.14
5×5×3.14=78.5
柱の体積=底面積×高さ
78.5×4=314

これを最初に式をまとめて書くと
底面積×高さ
5×5×3.14×4
で、100×3.14=314と暗算でもちょちょいと出すことができたりします。
式はめんどくさいけど書かなくてはいけないもの、ではなく
めんどくさくなくするものであったりするのです。

よーく考えてー式はー大事だよー♪


例えば中2の最初に出てくる文字式の計算の単元では、
(6a+5b)-(3a+2b)
の()をはずして計算しなさいというような問題が出てくるのですが、
これが(6a+5)-(3a+2)だと、すでに中一の1学期に習っているわけです。
ほとんど一緒だけど
まあ、文字が増えただけ、という。
つまり、中一の単元をしっかり復習しておけば、2年のはじめで数学につまずかずに済む、
授業がわかって楽しい、となる。
逆に1年のところがわからないままだと、2年になっても同じ。
復習が大事、というのは当然ですが今まで習った全部を、というのもなかなか大変。
まずはポイントをしぼって関連単元からやってみると今の授業がわかるかもしれませんよ。
ちなみに上の問題は、−を後ろのかっこの中に分配法則して、
(6a+5b)-(3a+2b)=6a+5b-3a-2b=3a+3bとなり()の中のマイナスがプラスにかわるのがポイント。
a(りんご)6ことb(バナナ)5この入った袋からアップル3ことバナナ2こ入りの袋を作って
友達に分けてあげました、みたいに考えるとわかってくるかなぁ。
(ふくろ)
(○○○○○○+▲▲▲▲▲)-(○○○+▲▲)=○○○+▲▲▲



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