・・・ですね、はい。
では、何か質問は?
と、言われても
何となく聞きづらいし、
はずかしい。
そうこうしている間にも
授業はどんどん先に
進んでしまう。
もういいや
どうだって・・・
わからないことをわからないままでその時間が終わる。
すると次の授業、また次の授業はますますわからなくなって、
どこがわからないのかもわからない状態へとはまっていってしまいます。
どこがわからないのか、どこでわからなくなったか。
それは人により、状況によってことなります。
例えば中1でつまずく人の多い方程式ですが、
9x=45(中1)という式でわからなくても
→9×x=45(小5「文字を使った式」)
→9×□=45(小2「九九」)という具合に形をかえてみれば
「なんだ、そんなことか」という場合がけっこうあるものです。
基礎にもどって考えてみる、といっても戻るには戻るポイントがあって、
中2の「一次関数」ならば、中1、さらに小6の「比例・反比例」というように
その子のわからないところに合わせて基本を思い出してみると、
なっとくできることが多いものです。
「勉強するぞ」「がんばるぞ」という決意だけではなかなかやる気はつづかない。
「わかってみると、なかなかおもしろいぞ」ってところから本当のやる気が生まれてくるのです。
ほんとうにおもしろくなってくれば、またしっかり目標ができれば、
机の前に座ることも苦痛ではなくなります。
逆に時間を忘れるほど楽しいものになってくるはずですよ。
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