都立一般入試(換算内申について)

換算内申
都立入試は本番でのテストの得点と調査書点などの総合点で合否が決まります。
その調査書点として使われる換算内申。
いわゆる通知表の評価だが、入試科目にある国数英社理はそのまま、
実技四科の美技体音はテストがないので1.3倍して計算される。
この1.3倍がなかなかあなどれない。
たとえば5科がオール5で4科がオール3のAくんと
5科がオール3だけど4科がオール5の生徒Bくん。

そのままの素内申をくらべると、
Aくん5+5+5+5+5+3+3+3+3=25+12=37
Bくん3+3+3+3+3+5+5+5+5=15+20=35
ずばり当然Aくんでしょう。

では換算内申は
A25+12×1.3=25+15.6=40.6(小数点以下切り捨て)
B15+20×1.3=15+26=41(端数なし)

ガーン、勉強だけしとけばいいと思っていたマルオくん、もといAくんはショックでしょう。
まあ、そういうことでもないけど実技科目だから、みたいにちょっと甘く見て
提出物をさぼったりしていて内申が出てから気がついても後のまつり、ということに。
とくに使われる内申の数字が3年の1学期・2学期の総合点という場合、
夏休みが終わってから気がついても半分は終わっている、ということに。
2学期からでも挽回は可能ですがそうとう頑張らなくてはいけない、ということはおわかりでしょう。

ずばり、マルオくんにならないよう、気をつけるでしょう!

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