都立入試26理科


地震、水害、火災、固形燃料と、災害時の問題はやはり出ますね。
(1)地震発生時から5秒で速報が出たとして、
警報から横揺れのS波がくるまでの時間を問う問題。
グラフも書いたが、実は距離÷速さして5を引くだけ。ひっかからないように。
地震の時は、あわてずに、急げ。

(2)ドアが水に30cmつかっていると開かなくなった。
90センチの幅のドアなのでかけて面積を出してから圧力をかけるが、
単位が平方メートルなので100分の、にして計算するのがミソ。

(3)火災が発生すると血液中のヘモグロビンが
酸素よりも一酸化炭素とより結びつきやすいことから危険な状態になるのはなぜか。

全身の細胞に酸素を運べなくなるからだが、
酸素を運ぶのが赤血球・白血球のどちらかと
ヘモグロビンが酸素を全身に運んで配ってあるくメカニズムの組み合わせを選ぶ。
酸素倉庫で積み込んでいって、足りないところで放してくるイメージで。
濡れたハンカチなどで口や鼻をふさぐことでかなり一酸化炭素を吸い込むのを防ぐことができる。

(4)有機物の固形燃料が燃えるとできるのは水&二酸化炭素か酸素&水素か。
液体燃料のエタノールをパルチミン酸と混ぜて固形にするが、
融点は63度かー115度かの組み合わせ問題。
有機物が燃えて出るものと、理科室でふつうに作ったところを考える。
lパルミチン酸ってなに?ということはこのさい気にしない方がいいです。
都立理科2


表紙に戻る