信仰に関係する以外の話題
生活保護の制度はいったい?
もちろんこのような制度が必要なことに異論はありません。ただこの制度の適応基準はどのようになっているのでしょうか?
少し前の話になりますが、生活保護を受けず、餓死した老親子のニュースがありましたね。このように生活保護が必要なのに受けていない(拒否していたの?)人々もいる一方、必要ないのに受けている人もいます。
生活保護を受けていると医療費はいらなくなりますから、通常は生活保護を受けていることが分かるようにカルテの表紙にマークがついています。ですから診察しながら生活保護を受けている人が分かります。
たしかに生活保護が必要な家庭の事情などを抱えている人もいるのですが、十分働けるのに働かず、たとえば携帯電話など生活に絶対必要ではないものを持っている人もいます。もちろん携帯電話を持ってはいけないというわけではありません。しかしどう見ても生活には困っていない人が生活保護を受けているのはおかしいのではないでしょうか?
お役所仕事は私たちには理解できません。
(1997.3.6)
私の辞令
私は自己紹介でも書きましたように、平成8年8月1日付をもって私は大阪大学医学部附属病院の医員に採用されました。
そのときの辞令の文章が結構おもしろいのでみなさんにもお見せしましょう。
『下記の通り発令されましたからお知らせします。
記
(異動内容)
医員(大阪大学医学部附属病院)に採用する
任期は1日とする
ただし任命権者が別段の措置をしない限り平成9年3月30日まで任用を日々更新し以後更新しない
日給(勤務8時間につき)10746円を給する
平成8年8月1日
任命権者 大阪大学総長』
そうです。私の任期は1日。つまり私は日雇い身分で、日給月給(働いた日数分を月給としてもらう)で働いています。(しかし医員になるまでは無休どころかお金を払って外来の仕事や病棟などのいろいろな仕事をさせていただきました。)
任期は1日でしかも3月30日までしか採用されません。そして4月1日付で再び同じ条件で採用されることになると思います。つまり3月31日には必ず無職となります。
このようにして途中1日雇用期間を途切れさせることで、昇給や有給休暇がつくことを防いで(?)いるわけです。しかしそのために私は3月には厚生年金をきちんと払った上に国民年金1カ月分も余分に払わないといけません。
医師という特殊な専門技術を身につけ、そのために大学には6年間通い、他の学部にはない多くのカリキュラムをこなし、試験に追われ、卒業すれば国家試験を受け、研修医時代はいくら当直しようが大学からの給料は手取りで12、3万円、医者になって3年目に公立病院でレジデントとして働いても手取りで20万円少しで、こうして今は医者になって約7年。
未だボーナスをもらったこともなく、日雇い身分の私です。
(決して大学や医局制度を批判しているのではありません。念のため。)
これでも全ての医者が儲けているのかしら?
(1997.3.6)
権兵衛が種まきゃカラスがほじくる
「権兵衛が種まきゃ〜、カラスがほじくる〜。」ずいぶん昔のことだと思うのですが、何かのコマーシャルでこのフレーズが使われていたと思います。
この時期車を運転しているといつもこの歌が浮かんできます。どうしてこう毎年毎年道路は掘り起こされでこぼこになっていくのでしょうか?
先日確定申告をしました。こうしてきっちり正直に申告していますが、納めた税金が正しく使われているとはとうてい思えないのはなぜでしょう。
2年ほど前になりますが、社会保険事務所に行ったことがあります。きちんと書類をそろえて、仕事を抜けて出かけましたが、あまりの横柄な態度に腹が立って仕方ありませんでした。こうして確認してもらった上で提出したのに数日後書類不備として送り返されてきました。そこでもう一度わざわざ仕事を休んでそのままの書類で提出に行くとこのままでいいという。「こっちはあんたらみたいに暇じゃないんや。お前らみたいにタバコ吸いながら、その合間に気が向いたときだけ仕事をしてるんちゃうぞ。ぺちゃくちゃ雑談ばっかりせんと仕事せんかい。ここで人が待ってるのが目に入らへんのか?」と怒鳴りたい気持ちを抑えつつ帰りました。(やはりこういう時には関西弁ですね。) あらまた「書類不備です。」との電話。さすがに怒りました。そうすると書類はそのままでいいということになりました。
もし私に権限があるならば、働かない役人は全員クビ。
そしてきちんと働く人だけを残します。真面目に働く人だけならば今の人数より減っても十分仕事がこなせるでしょう。そしてその人たちの給料をアップします。
まぁたしかにきちんと働く公務員もいるんですけどねぇ。
(1997.3.12)
最終更新日 1997.3.12
カトリック関係のページに戻る
表紙に戻る