又新湊大橋と他の交通機関についてでありますが、
昭和39新産業都市の指定を受け、富山新港は昭和43年の4月21日に開港し今年でまる30年を向か
えたわけであります。昭和42年の1月23日午前5時40分港口切断が行われ、堀岡・越の潟間のフエー
リーが就航したわけであります。
私は丁度高校3年生であります。 港口を切断された場所は東西にまたが
る堀岡西新明神地内であり、周りの地域は良くなったが、港口のその場所に住んでいる方は30年前と全く
変わらないと言います。逆に言いますと近くが故に、公的市民サービスの受けられなかった地域であります。
昨年の12月県議会での新聞報道で『富山新港渡船中止も』とあり大変な衝撃を受けたのを覚えているので
あります。市当局を通じてその真意の程を確認したわけであります。東西交通が出来ないと言う事で地域住
民への補償事業として現在も1日62往復しているわけであります。港口におる地域住民の方は新湊大橋が
出来ても橋の下、港口の住民は何時の時点でも行政の恩恵をこうむることはできないのかと言うことであり
ます。
今後の富山新港の渡船事業も含めて、県の道路整備の道ビジョンに照らし合わせて、新湊大橋と市の
道路網整備をいかにしていくか、市当局の所見をお伺いたします。
《第1回の質問を終わります。》
所要時間45分程度 100608
再 質 問 要 旨
@景気浮揚策は、多種多面から一気に短期でやるべきである。平成11年度事業でも1年前倒しするくらいの気持ちでやるべきだ。→即効性が必要である。
A今まで、土地区画整理事業で一番大切なのは、すべてお金の論理(減歩と換地)で事が進められ、住む人の生活の事や地元の商店街や学校がどうなるか、まったく度外視され宅地化されます。しかし住む人の側から見れば『生活や商売が本当によくなるか?環境が守れるか?街がよくなるか?』と言う事が一番大事なのであります。よく計画が進められて行くと、必ずと言って良いほど、その土地が売れなかったらどうするとか、誰が責任を取ると言われる方が必ずおります。私はそのような人に言いたいのであります。土地区画整理事業の基本は『度胸8割、実力2割、地元の知恵と団結で二倍三倍の力が出るのであります』。我が会派の政治姿勢は『元気で歩もう 新湊市』であります。当局も自信を持って、事に当たって言って頂きたいと思います・・・要望をして終わります。
<参考資料>
- 土地区画整理事業とは『地価が上がるから、土地を減らしても、減歩しても損得 無し』が土地区画整理の理論であります。しかし換地処分を行うまで長い年月が かかるものであります(個人)。ましてや農地や山林、又浚渫土砂で埋めた県有 地ならなおさらのことであります。(県有地)
【土地の近傍価格90,900円(七美 中野)〜115,700円(草岡町) 〜 134,400円(片口)】
- 土地区画整理事業の進め方は『度胸8割、実力2割、知恵と団結で二倍三倍の力』。
土地区画整理事業は再開発に比べゆっくり進む。
- 通常の区画整理事業の流れは都市計画法に基づき区域決定がれます。
【都市開発用地=1、232m×197.52m】
【公共用地 =163.52m×244.6m】
- 4fの県の緑地を含む公共用地の事。設計調査費を予算化出来ないか?
福祉センター前の取付道路の事。浄化センターへのアクセス道路として県に働きかけて頂きたいのであります。
(1998年6月8日 新湊市議会議場)