7番目その他について。
新湊で開催された、プレ国体競技を終えていよいよ2000年国体、本番に向けてスタートしたところでありますが何か反省点があればお聞きかせ下さい。
昨年末から今年3月にかけて「インフルエンザ」は全国で猛威を振るいました。厚生省の調べでは、1,287人が亡くなり、昨年の同期の2.7倍にも上ります。この20年間で最も最悪の事態となっていると報告されています。
その死亡者の86%が65歳以上の高齢者で占められています。高齢者は元々、抵抗力が落ちており、感染すると肺炎を併発し重症化します。我国のワクチンの摂取率は1%にも満たないのが現状であります。国の法律は1994年の予防接種法改正で「義務」から「任意」に切り替えられたが、厚生省が今年8月に公表した調査では、60歳以上の入院患者を対象に実際の予防効果を調べた結果 「A香港型」では、ワクチン摂取者の感染者が3%だったのに対して未摂取者は5倍以上の16.3%が感染し、同じく「B香港型」では0.6%に対し14.5倍の8.7%が感染したと報告がなされています
。
以前は小・中学生を対象に公費負担で行われていたが、現在は国の法律が変わり「任意」とされ、公費負担の対象から外されているのが現状であります。
又昨年、冬季の高齢者施設(老人ホームや老人病院)での集団感染による惨劇を繰り返さないためにも公的(希望者が公費でワクチン接種が受けられるよう)な対応が必要であると思うが、国の法律は法律として、他市にない施策があっても良いのではないか所見お伺いいたします。
《第1回の質問を終わります。》
所要時間45分程度 112110
再 質 問要旨 111210
分家市長は
今年の10月20日の「ライオンズクラブ」での市長スピーチについて、議員として、私の考えを少し述べたいと思います。そのスピーチの内容は『議会は市長の足を引っ張っている。』『議会は建設的でない。』このような切り口であったと聞いております。この事を聞いて私自身、大変な不愉快さを、今も感じております。
貴方は、議員としての議会のチエック側から、予算の執行側へ華麗なる転身をなされたわけであります。ましてや、分家市長は議員当選5回、議長経験者でもありますし、議会の先輩でもあります。議会を一番よく判った方の発言とはどうしても思えません。小さな事で誤解をまねくことは、私達・議会人がもっと市民から誤解をまねくことになります。ましてや激しい選挙戦の後でありますから。
当然、松木市政を継承しているわけではないと思いますから、新湊の『ぶんぶん丸』が2000年と言う節目に、どう市の舵取りをされるのか、各会派は市長の初議会の中で、貴方の所信表明を正したわけであります。しかし貴方は基本理念と言うことで貴方の掲げた施策が、まったく肉付けがなく、議論にならなかった事は否めません。
議会の中であれほど活発に議論をしてきたものが、市長の一言の発言の『議会は建設的でない』と切り捨てられる事は、多くの市民に誤解をまねくことで、議会軽視と言われても致し方ないと思われます。まだあなたの『基本施策』は議会の中でも『市民権』を得ていないのも事実であります。
予算を執行する側の、貴方の掲げた基本施策が修正なしで議員の理解が得られるとは思えませんが、市民にとって良い施策であれば各会派はそれなりの対応ができるはずであります・・・・・・元気で行こう新湊です!!
<我が会派のキャッチフレーズは>
市長の答弁は、あらためていりませんが、もしあれば!!
《これで、質問を終わります。》
1番目要旨
市民に対して行政の効果は、どのような基準で測られたのか、明確に打ち出されていく必要があると思うのであります。経費を節約したから住民サービスも低下していくのでは意味がありませんし、経費を節約したとして、その成果はどこに帰属するのか。それが具体的に、市民の暮らしに、何処で引き上げられたのか点検する必要があると思うのであります。市民に分かりやすい「行政効果」を測ることや、予算のメリハリを付けるための「政策順位」を決めることの『基準づくり』が今後必要とされると思う。
2番目要旨
税収増につながると言う事で、我が会派では地積調査については勉強会をしました。一筆調査は、現況の赤線・青線の中で土地の所有者の境界立ち会いが必要であり、その区域の住民の理解と協力必要であります。事業を行う上でその区域の旧区会を窓口とすべきではないかと思っております。この事業を進めていく上で調査人員は来年国体が終了した後、人員の確保を要望しておきます。又新年度予算にも実施に向けての調査費もつけて頂くよう要望しておきます。
@家を建てようとしたら、隣の土地にはみ出していると言われた。
A塀を建てようとしたが、隣の境界が解らなかった。
B土地を売ろうとしたが、地番が解らなかった。
C土地を買って測ってみたが、登記とと面積が違っていた。
Dおじいさんの土地を見に行たがどこだか解らなかった。
E洪水や地滑りで自分の土地の位置が解らなかった。
<この様な事沢山の方が経験しているはずです>
3番目要旨
深層水の海産物養殖の利用は1972年、米国コロンビア大学がカリブ海でアサリ・カキ 食品業界からアプローチ(表層の海水に比べ植物プランクトン27倍)アトピーの原因ブドウ球菌の増殖を抑える効果有り:2`沖合い水深320b
...汲み上げた深層水で植物プランクトンの生産や魚介類の生産さらに冷却水。 環境にも表層水と混ぜて戻す配慮必要(環境に配慮)。
深層水の有効利用は高知県室戸市:水深300bより下、水温9℃昭和61年の科学技術庁のアクアマリン計画のモデル地域、主に海産物養殖養殖ヒラメ養殖マコンブ。
@滑川市の富山県水産試験場と漁業界 (東)
A入善町と 〃 と漁業界 (東)
A新湊市と近畿大学富山水産試験所と漁業界(西)
<一自治体や一企業での研究ではだめで産官学が一体となることが必要である>
4番目要旨
港湾計画に組み入れられた16.5bの臨港道路も一部防波堤を除き延べ608b、幅7.5bの暫定工事が発注されていますが、地域住民のコンセンサスを得て、防波堤の撤去部の片面の道路も順次継続出来るよう県に働きかけて頂きますよう要望しておきます。
今回の見直しでは、海竜町の住宅用地の南側の防波堤部分の臨港道路をが位置づけされたが、臨港道路堀岡線と堀岡船だまり線も順次港湾計画に組み入れて頂くよう県に働きかけて頂きますよう要望しておきます。
・多目的国際ターミナル北埠頭4車線化・港湾機能(臨港道路は貨物量により)
・都市機能用地(浄化センター)
・堀岡の都市開発用地9.7fが15fと正式に位地づけられた
・防波堤撤去を含めて臨港道路と位置づけられた(16.5bの幅員)
(道路幅員16.5b=歩3.5+停1.5+車3.25)
・堀岡小学校の移転計画の中で、旧小学校跡地については、小学校体育館を住民体育館として残し、旧校舎跡地を公共施設用地として残すか又景気動向を見て宅地分譲すべきか又他の用途に使うか、地域住民の意見も十分尊重し前向きに検討していただくよう要望いたします。
6番目要旨
オンブズマンや外部監査のやかましい時に不透明性をかくのは良くない(病院運営協議会の見直しが必要)
これからも各種休暇(慢性)が重なるとしたら、看護婦定数(103人)には予備の人数は含んでいないことから、一部パート看護婦で対応していると聞くが、それでもなお二八勤務が二十勤務となったこともあると聞と、定数増はしかたのない事か?
(1999年12月10日 新湊市議会議場)