4、ダイオキシン対策と周辺の環境整備の基本的なスタンスについて。

去る5月29日、富山県地方港湾審議会が開催され、伏木徒富山港港湾計画の「軽易な変更」及び「一部変更」が審議され議会に報告されています。東埋立地、海竜町の緑地3.1fであったものを、7.2fに面積を拡大する「軽易な変更」として審議され承認されていますが,その経過や施策に異論を唱えるものであります。
従来3.1fの緑地は、Cポンドと言われる産業破棄物管理型処分場として使われた土地であります。東側の新たに隣接された4.1fの緑地変更部分も含め植裁や県民公園案を示しているのであります。特に議会には報告されず、ダイオキシン汚染土壌8万7000m3は現在、遮水シ−トによる封じ込めが行われています。県の港湾課はダイオキシン問題が終息したかのような態度をとっている事に怒りを覚えるものであります。
ダイオキシン問題と県が示している公園整備(案)は完全に別問題である。なぜその隣接部分に公園を造らねばならないのか疑問である。ダイオキシンを封じ込め、それを隠したにだけの行為に過ぎない。何一つ根本的なものが解決されていない。ダイオキシンがこの地に無ければ、県は簡単に県民公園等造ると言わないだろう。 県は当初から、将来に渡って除去する技術が確立されれば除去すると明言しています。ダイオキシン類土壌汚染の無害化の方法には、@封じ込めAバイオB薬剤C過熱分解等があります。過熱分解による某メ−カは、Cポンドからのサンプリングで実証試験も行い、ランニングコストは高いものの、その除去する技術はもう確立されています。将来、現地でプラントを設置し、除去するとなると、隣接東側部分にそれだけの空き地が必要になってきます。その為に4.1fの緑地は公園として整備すべきではありません。一度公園として整備し、技術が確立さ、公園を撤去するやり方は、社会資本整備を二度もすることになり、税の無駄遣いとしか言いようがない。行政評価の面から言っても納得できる施策ではありません。ダイオキシン対策と切り離し公園を創るなら新湊マリ−ナ側に計画すべきである。
世界各国が、環境問題を大きく取り上げている情勢の中で、平成11年に公布されたダイオキシン類対策特別措置法に則り、海竜町のCポンド部分3.1f地域を、「当該地域内の土壌のダイオキシン類による汚染の除去等をする必要があるものとして」政令で定める要件に該当するものであり、ダイオキシン類土壌汚染対策地域に富山県知事自ら指定すべきであると思うが、市当局の考え方をお聞かせ下さい。 又、平成15年1月1日から、日本で初めて施行される、土壌汚染対策法案は、有害物質による汚染が認められた時、土地所有者に知事が指定区域を公示し、汚染除去を命ずる法案である。
汚染土壌の原因者は、富山県である事をこの法案で強く認識してもらいたい。
5、第1回新湊海洋深層水有効活用検討委員会を終えて。
海洋深層水を新たな地場産業として取り入れている地域は、全国で9カ所で13本の取水があります。海洋深層水は太陽光の届かない水深200メ−トル以上の海中を漂う水で、栄養分が多く、雑菌がほとんど含まれない安全な水であり、その活用法に期待するものであります。
第1回新湊海洋深層水有効活用検討委員会が、去8月13日に開催されたと聞いております。新湊は平成16年度に取水をめざしていますいが、クリアしなくてはいけない難関が多いと思います。特に事業主体と規模であり、市がどのように関わるかも明確にしなくてはいけません。国や県の有利な補助事業(沿岸構造改善事業・漁港高度利用対策事業)を当初から示すべきであります。又新たな補助事業の模索も必要です。第1回目は有意義な検討委員会だったと聞いておりますが、今後の取り組む姿勢をお尋ねしておきます。
9月4日、新聞の見出しに「とやまの名水、6カ所から大腸菌群」を検出と!
昭和62年「水の王国・富山」をアピ−ルするために、県が選定した「とやまの名水」25カ所の内から、庄川町の「瓜裂清水 ウリワリキヨミズ」等、6カ所で大腸菌群が検出された。富山県は古くから河川水や地下水の水を利用して飲料水としてきたきた。水田をつぶし、山林を伐採し宅地化が進む中で、生態系に変化が起きているのだろうか。先日、庄川右岸水害予防市町村組合議会での国土交通省の担当者は河川法も変わり、これからの河川行政のキ−ワドは「環境」であると強く協調しておられたのである。富山の水は将来に渡って本当に安全でなのか!
富山県の水道水は、濾過沈殿方式で給水されている。現在濾過できない物質に、ダイオキシン・PCB・テトロクロロエチレン等があります。これらは水に溶け込み、沈殿方式では取り除けない物質とされているのである。富山県は水の豊富な地域であるが、深層水から注出された、汚染されていない「安全な水」が身近な日本海から豊富に取れるとしたら、深層水を貴重な資源として見るべきではないか、市当局の認識をお伺い致します。
END 所要時間30分程度 140911
<再質問部分>
3、幼保一元化に関する提言の中で、
今議会の中で、市当局から堀岡幼稚園と堀岡保育園の統廃合の方針が打ち出されています。統合が優先で、廃園される施設の利用方法がまったく示されていません。その施策が議論され方向性が打ち出さない限り幼保一元化の方向性は無理である。強く要望して終わります。
(2002年9月11日 新湊市議会議場)
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