射水市議会議員 菊 民夫 です。

平成28年9月予算特別委員会質問要旨

a menber of the Imizu City Assemble Tamio Kiku


質問1
 七美荒屋線の道路建設について(再要望)!
     平成28年度 射水市重点事業について。 その本気ど!!
一支国にて 2015.10.
質問要旨
 今議会が終われば翌年(29年度)の予算編成に入る。各担当部局からのヒアリングを受けるかたちになる。 その予算編成課程において、財政当局の予算担当者の役割は極めて重要である。予算担当者は、ある事業がその地方公共団体として行うべき施策であるか否か、あるいはその緊急性、重要性等を見極め、その事業の最小の費用で最大の効果を上げるための検討をし、首長の政策決定が誤りなく行われるよう十分な情報を提供しなければならない。各部局が来年度の事業として要求している諸施策は、それらの事業を行う各部局に対する住民からの要望や公益上の理由からその部局からみれば早急に実施すべきと考えられるものである。各部局から要求された各事項は、客観的にみて全く不要だと考えられる施策はまず無く、財源さえあるならばやって悪いことは無く、むしろやった方が良いと思われるのがほとんどであろう。地方自治体として行うべきでないと考えられる施策を除けば、結局、相対的な緊急性の有無と効率性の問題に帰着する。 そこには一人一人の職員の政策能力の向上が上げられる。    もう一つ指摘しておきたいのは、「もらったものは帰さない」体質は、県議会や富山市議会の政務調査費の使い切りがで話題になったが、地方公共団体でも一緒である。
 年度末において各部局で予算執行できなかた予算の積み残し、予算の使い切りは、特に注視しなければならない。
そこで射水市重点事業についておたずねをいたします?  (地方財政法第7条の繰入金と剰余金の考え方)
     

本題
 市長は本会議で新年度予算編成について、「行財政改革や人口増加など、未来の投資を加速させたい」と述べておられる。
各省庁に陳情される『 市の重点事業 』に市長の考えがどう反映されどう表現されたか疑問に感じる。

《過去の経緯》

(仮称)七美荒屋線の道路新設要望は、新湊市政時代の平成17年度の市重点事業(分家〜吉野ライン)として
富山・射水市・高岡を結ぶ8号線、415号の補完道路として新規に取り上げた案件であり、それ以前からも自民党
市連からも要望して12年の歳月が流れている。

  • 平成17年度 新湊市重点事業 (仮称)七美荒屋線(新規)
  • 平成28年8月18日 「七美四方荒屋間県道建設促進期成同盟会」 設立
  • 平成29年度 射水市重点事業 (仮称)七美荒屋線の道路新設(再要望)

Q1) 市の重点事業のとりまとめは、どの部署で行っているのか?
新湊市政時代は、「陳情書」、「重点事業に関する要望書」である。
    「重点事業」 陳情数は合併後、22項目〜36項目へ、その積み残し要望(再要望)
  •  3、新庄川橋の架替え事業(平成5年の陳情書:松木・吉野) 県
  • 12、七美荒屋線の道路新設について               県
  • 19、東西埋立地交流厚生用地等への民間事業者等の誘致  県・国
  • 23、海岸事業の整備(海老江海浜海岸の完成)         県・国
Q2) 精査してきたはずなのに、これが本当に市の重点事業なのかと思われるものが、ただあるのだが?
  副市長、当局のお考えは?
 先月の18日にラポールにおいて「七美四方荒屋間県道建設促進期成同盟会」の設立総会が行われた。
 ようやく当局も本気モードになったのかなと感じたしだいであります。

   《8月18日の内容》
    整備促進期成同盟会
    @主要地方道新湊〜庄川線    射水市10万円〜計26.9万円
    A七美・太閤山〜太閤山・高岡線 射水市20万円〜計26.9万円〜預金100万円
    B七美〜四方・荒屋間県道建設促進 射水市5万円(準備委員会)〜計13.0万円

Q3) この重点事業が「期成同盟会」にいたった趣旨を改めてお聴きしたい?
  (挨拶の湾岸道路とは趣旨目的が違う:415号線の繰り上、415号線の県道)
 本市と富山市を結ぶ道路は、一般国道8号及び一般国道415号の2路線が主であり、ラッシュ時には著しい交通渋滞を来している状況であります。つきましては、この2路線を補完する道路の調査に格別のご配慮をお願いします。 (加筆:国際拠点港湾である伏木富山港の連絡強化を支援する)
(県土木部道路課/土木センター)

Q4) 期成同盟会はいつでもつくられたはずだが、富山、高岡の連携が必要と思っている。
  平成26年8月に最終決定されている 「富山高岡広域都市計画」のマスタープランに都市計画道路として明確に示すべきと思うが、県の土木部都市計画課・高岡土木センターの本気度は、当市に伝わってきているかおたずねしま?

Q5) 他の主な質問項目
   ・設立総会の何人かの挨拶の中で湾岸道路!違うと感じたので その趣旨は?
   ・期成同盟会はいつでもつくられたはずだが、その意気込みは?
   ・都市計画決定はできないものか?
   ・期成同盟会は富山市との連携は必要と思うが?
   ・行政マン、議員間交流も必要と考える(私的)



質問2
伏木富山港新湊地区(富山新港) 東西埋立地交流厚生用地等への民間事業者等の誘致について(再要望)! 
     平成28年度 射水市重点事業について。 国県関係への陳情のありかたを問う!


  《プロジエクター使用:位置図不明確》
    @平成29年度 市の重点要望の東西交流厚生用地
    A平成25年度 射水市重点事業(環日本海交流拠点整備1.7f)位置図
    B平成26年度 射水市重点事業(東西交流厚生用地1.7f) 位置図 不明確


《交流拠点用地の考え方》
 平成4年の港湾計画に、現在の西ベイエリアに「交流拠点用地1.7f」を明記されている。当時の東側はまだ埋め立て途上で、港湾課はまだ絵を描けずにいた。決まっていたのは地元要望も踏まえ「近畿大学水産研究所」誘致だけであった。
 合併をし、現、夏野市長は、平成24年4月の市長の記者会見で、射水市宿泊・観光集客施設立地促進助成制度の概要が示されています。

Q1)交流拠点用地に市・県は何を望んでいるのか?何を含んだ施設を言うのか改めてお伺いします?
  《港湾計画の明記はアバウト》
 東ベイエリアの交流拠点用地は、今まで、都市機能用地として明記されたり、レクリエーション施設用地、海洋深層水の活用施設等さまざまであった。

 東西のベイエリアの賑わい創出として、マスタープランの中で市港湾課の強い要望も有り、平成25年まで「環日本海交流拠点整備と」して明記されていたが、平成26年度において現在の「交流厚生用地拠等への民間事業者等誘致」と踏み込んで「、富山県の港湾計画」に明記させたことに対し市の港湾課を高く評価したいと思います。

Q2)射水市宿泊・観光集客施設立地促進助成制度はまだ存続しているのか?

Q3)6月定例議会の港湾振興特別委員会でも指摘しておいた事項で、新湊マリーナの拡張計画にともなって、射水市重点事業(東西交流厚生用地1.7f)位置図の不明確さも含め、県の港湾課に陳情・重点要望するにあたって、はもっと明確にすべきと思うのだが、県の認識度は低いと見ているが、今までの状況説明を問う? 港湾課とどんなやりとりをしてきたか?


   《しめ》 国県関係への陳情のありかたを問う!
      市の重点事項36項目の中で、もっと緊急性、重要性をいくつか絞れないか(順位)?
        短い時間で説明できない! 市長の政策順位は!!

   《問題点の認識》
     ・環日本海交流拠点整備(H25)〜交流厚生用地(H26)
     ・東西に1.7fの拠点用地(東側は都市機能用地)
     ・平成28年度の事業概要で交通機能用地0.3f+0.4f
     ・新湊マリーナの拡張に伴う交流厚生用地
     ・臨港道理マリーナ線を挟んでマリーナ内の交流厚生用地4f
     ・港湾課とどんなやりとりをしてきたか?
     ・港湾計画にどう位置づけられているか?
     ・市の港湾課の働きかけがあって位置づけされたと認識しています。
     ・西側は当初から明確に交流拠点用地1.7f



質問3
東部エリアの幼稚園存続について! 認定子供園の考え方!
      七美地内に認定こども園の創設はできないか!


 市の公共施設等の統廃合管理計画で、今後20%の総量削減を打ち出している。その中で、施設の長寿命化、そして利用率の向上の方針は理解できることである。住民の一番関心事である学校教育、子育て支援、保健福祉である。

   《幼稚園の現状》
      @現在公立幼稚園は、本江幼稚園・七美幼稚園/大門わかば幼稚園の3保育所
      A〃 市立幼稚園は、あおい幼稚園・第三あおい幼稚園・認定こども園・太閤山あおい園
         * HPは更新されていない (更新されていないHPを見ると不快感を感じる)

   《対象としたいのは》 認定こども園
      @本江幼・七美幼・海老江保・下村保園


Q1)保育料の修正について!
  保育料の徴収基準額に応じ、保育料の確定された。一子を二子と間違えて改保育料が確定し送付された。その差額は当然まとめて支払請求ががきた。このよう事務的ミスがあった場合、どう処理しているのかおたずねします?
  (払うことは承知しているが、役人は間違ったのにあやまらない! 送付のみなの!)

 幼稚園存続に関して、本江幼稚園も含め、この後、赤江議員からの質問もありますので、別の角度から提案したいと思います。
その地区地区の幼稚園の存続をどうすべきかは別とし、東部エリアの全体像を将来にわたってどう考えるべきかか私の考えを述べたいと思います。
 七美地内に認定こども園の創設はできないかがテーマであります?

 本江幼・七美幼と、将来に建て替え時期がくる海老江保・下村保園のありかたを東部地区を含め、新湊時代から「福祉の里づくり」を掲げてきた七美地区に「老人福祉と幼児教育」をコンセプトとし、七美コミセンとの複合施設が可能か検証してみる必要があると思う。ただ幼稚園を先に決め、七美コミセンは場所が決定すれば建てるやりかたには疑問を投げかけたいのであります。市が所有する土地も含め、七美幼稚園・体育館・JA用地3,500uが確保できること、東部地区のランドマークになりえる事は興味のある所であり、
 又、新湊跡地利用の進め方に公共施設の機能やデザイン性に期待しています。特にコミセンの特色が、堀岡を含めたデザイン性に欠けているのが問題である。
  デザイン性にすぐれた良い建物を創ろうよ!!

Q2)市長がその気になれば公共施設のデザインが変わると思うが、市長考え方をお聴きし? 質問を終わります。

七美幼稚園の存続の存続を前提とした候補地
   《その候補地を検証する》地元の意見と食い違うことをお許し願いたい
     ・七美グランド(都市公園)   5,147u
     ・七美幼稚園・体育館・JA用地 3,509.04u(816.3u+2,655u+37.15u)
     ・幼稚園向かいJA用地  1,165.50u+10.01 u/352.71u
     ・透明小学校西側県有地    3,490 u/6,584u
     ・富山商船 官舎跡地    未定  成立せず!
       * 平成26年6月3日に閣議決定している国土強靱化基本計画





(2016年9月15日 射水市議会予算特別委員会室 CATV放送 所要時間質疑応答40分)





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