元気で行こう 菊 民夫

平成30年9月定例会予算特別委員会要旨

a menber of the Imizu City Assemble Tamio Kiku


質問要旨
 1)小学校のエアコン整備とオープンスペースを取り入れた学校施設教育論について!
 2)景観形成と自然エネルギーについて。
 3)最近の新聞報道に見る富岩運河のダイオキシンについて。




まえおき

<オープンスペース(壁のない学校:open shool)について>

菊たみお69歳  オープンスペースの発祥の地はイギリスで1940年代、アメリカでは1960年代。日本では1970(昭和45年)年代から「特色有る学校施設」として導入され、その間多くの実例は文科省管理局から昭和57年に紹介され全国に広まったと考えている。1984年(昭和59年)に旧文科省は 「多目的スペース」 として補助金を出した。多目的スペースと呼ばれる教育施設はオープンスペース(チーム・テイチング)であったり、ワークスペース(カーペット敷き)であったり、マルチパーパスやプレイルームそしてランチルーム等である。
 特にオープンスペースは、学校施設教育論を裏付けられた学習環境の創出が是非であり、そのためには教員の学校施設の正しい理解が必要であったと思うのだが、今回、エアコン設置に乗じて、教室に壁のない学校から、壁のある学校にシフトしている教育委員会の率直な考え方を伺いたいと思います。 当時、教育の理想を掲げて提案された各々の町長の意に反するのでは!    合併前のかけ込み需要案件?? 教育長の問う!




質問1)
  小学校のエアコン整備とオープンスペースを取り入れた学校施設教育論について!
                            学校教育課:原課長(12月)~菅原課長・教育長(9月)


 ・射水市内のオープンスペース(接続型・一体型)を持つ学校施設の状況について!
    小杉:太閤山小学校  竣工年 H.18. 3(2006) オープンスペース
    大門:大門小学校   竣工年 H.18. 3(2006) オープンスペース
    堀岡:堀岡小学校   竣工年 H.14.12(2002) ワークスペース
               (県内のモデル校 福光小s.52)

太閤山小学校のオープンスペース(竣工平成18年) 大門小学校のオープンスペース(竣工平成18年)
竣工後、12年もしない内に教室に間仕切とは!
(学校施設教育論:教育理念とは)



 ・昨年の12月の予算委員会での確認事項
   (答)原田課長 オープンスペースの間仕切りには結論にいたっていない。
      調査費、実施設計依託~不要(建設住宅課でやれば良い)

 ・学校施設教育論、射水市のオープンスペースを採用した学校施設について?
   オープンスペースの基本的な理念 教育長
   県内にオープンスクールの数、全国の数について。
   市内のオープンスペースを持つ学校の竣工年度は何時か(合併前の駆け込み需要)
   一度当時の設計者の意見を聞くことができないのか
 ・エアコンの維持管理費はどれくらい見込んでいるのか
 ・市内14校の冬場の暖房と、エアコン(冷暖房・冷房のみ)併用の考え方。
   (ボイラーの更新が来たときの設備投資の考え方。現在の暖房方法)
   (建物の耐用年数と年限に耐えられない設備:暖房、給排水・電気配管等)
 ・年間の維持管理コストは、全体でどう変わる
 

 来年度に全小学校のエアコン設置を前倒しせよとの意見が多い中で、それを一般財源に求める事には、議員として賛成しかねる(反対)。 今、議会で市長の提案理由の説明の中では、政府の骨太方針で2019以後の3年間、2018年度地方財税計画の水準を下回らないように実質的に同水準を確保すると明記。その中で、当市の来年度予算編成にあたり、財源が2億円余り不足する答弁もあり、新たに「行革の特別枠」を設けるとの見解を表明しています。私は、財政運営の健全化の維持はたゆまぬ努力をしなければならない、二元代表制と言いながら議員も財政(4億強)は人任せであってはならない。 安易な財源(財調)全て市の要望としてを求めるものではない。現在、文科省に「学校施設環境交付金」として申請中であり、そのことを待たずして、議会から市へ財源を求める要望書は間違っている。財源処置は全国市長会も含め、国へ意見書として、そして県にもオープンスペースについて格段の配慮を賜るように意見書を出すのが筋と思う。

 国の三位一体改革とか地方分権と言われているが、中央集権構造は変わらない。その中で、自治体の財源や権限がきわめて弱いことから、「3割自治(自治体の)」と言われてきた。全体の歳入の占める地方税が3割。残りの7割が地方交付税や国庫交付金であり、エアコン設置補助は国の責任において国庫交付金1/3を越える増額方針と思われる。
国の根幹にかかわる教育は国の責任である。





質問要旨2
  景観形成と自然エネルギーについて。(再生可能エネルギー)
                       都市計画課:吉田課長(橋本次長・津田長)企画管理部次長
                         環 境 課:京角課長(原次長)


 景観形成の議論は何度も小塚次長とはやりとりしてきました。 メガソーラについては沢村議員の発言もあったように、8月27日の北日本新聞報道で、森林を伐採し、1,000㌗以上のメガソーラ建設したことで住民や自治体のトラブルになり環境省は、法律に基づく環境影響評価(アセスメント)を義務づける規模を模索しています。又 、2011年以降、倒産したゴルフ場用跡地に、約150施設のメガソーラが設置されている事も報告されています。環境を守るはずのメガソーラーが、自然破壊するという皮肉な現実です。風力発電も景観形成に影響します。 各自治体は対応に苦慮しています。

    *環境アセスメント(出力が1,000㌗以上~H18.8.27)
     全国に(2017.9末調査) 2,000㌗未満:5,411施設
              2,000㌗以上: 374施設 (計5,785施設)


 <具体的なケースとして>
  1. 自治体が条例で対応。条例の種別に関しては、
      ・環境影響評価条例(茨城県、鳥取県など49自治体)、富山・長野・京都2018.6時点
      ・環境保全・緑地保全等に関する条例(栃木県、山梨県など7自治体等)、
      ・景観等条例(北海道、山形県など10自治体等)、
      ・土地開発などに係る条例(群馬県、仙台市等)、
      ・自然環境等と再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例
      (高崎市、富士宮市など4自治体等)、
  2. 対応としては、
    五島市の小型風力発電(景観保全の対応):2018.8.28調査   ・「ガイドライン」(山梨県、長野県伊那市、長野県茅野市)、
      ・「景観法の枠組みにより具体的な対応を促す」(宮崎県)、
      ・「出前授業の実施」(札幌市)を挙げた。
  3. 具体的な取り組み例としては、
      ・長野県・大分県・福島県(環境影響評価条例)、
      ・札幌市(環境保全・緑地保全に関す条例)、
      ・山形県(景観条例)、
      ・富士宮市(自然環境等と再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例)、
 <最近、射水市でも小規模太陽光発電が見うけられます。>

五島市(太陽光発電調査):2018.8.28調査   ・太陽光発電の大小にかかわらず、景観条例の必要性を感じる!
      条例制定:500㎡(五島市)~300㎡(富岡市)
  ・条例を作った経緯は世界遺産認定に向けた景観保全に努力!
      6月議会の後、長崎県、五島市と平戸市の行政視察に
      「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(世界遺産認定)」2018.6
      どうして景観条例を作ったか
      (景観条例の制定は10年前に世界遺産に向けて環境保全を整え・・始まる)
       五島市、平戸市、の実例
  ・内川散策を観光として人を呼び込むなら!
      (観光を目的とするなら、まず第一に景観保全をに取り組むべきと考える)

 <内川を、観光を目的とするならば、「景観保全」は一番重要なことである。>

 人が訪れることは良いことだが、その為に市民が、観光の犠牲になってはいけない。 街づくりは、国、県、市の文化財指定の規制や行政からの補助のみで守っていくことはできません。地域で発見された「市民文化」の全てを文化観光に利用することはできない。他人に秘密にしておきたいもの公開しにくいものも含まれる。市民文化を宝物とするならば、それを「探し」「磨き」「誇る」「伝える」「産業を興す(加工品)」

 <行政視察に行くと>

 住みたい街ランキングの質問!
住みたい街は、実際に住めるかどうかを無視した、ある意味人気投票であり、住んで良かった街はそれよりはリアリティはあるものの、家族構成、ライフスタイルが違えば異なる結果もありうる。その観光アンケートの5位以内に必ずランキングに入ってくるのが
   ①その地域の景観が素晴らしい綺麗(自然に対するあこがれ)
   ②魚が美味しい
      他の地域との差別化、オンリーワン(ブランドつくり)

参考資料
 ●インフラ整備の事業の内容 4年間(総事業3億6500万円)
  ① 港町(信金)~善光寺歩道整備(前田川緑地) : 3,000万円、180m 30(2)
  ② 新湊270号線(明)の歩道整備(大石川暗渠) : 8,000万円、210m 31(3)
  ③ 旧庁舎跡地の交通広場整備 :23,000万円、 30(2)
  ? 県道新湊港線(跡地北側)?は事業として組み替える事はできるのか

 結論:マスタープランを議会に説明できるのはいつ頃か? 31.3 再々質問の確認!!
   その後、地域別構想で「景観条例や緑マス」を一緒に構成していけるのか!
   行政側からコンサルタントに委託; 庁内で何故出来ない!プロデュース能力のある人材が育たない? 副市長答弁




生駒市(奈良県)の「都市計画マスタープラン及び景観計画の策定状況」




質問要旨3
  最近の新聞報道に見る富岩運河のダイオキシンについて。
                       港湾・観光課:中川課長(竹内次長・片岡部長)
                          環 境 課: 京角課長(原次長)


まえおき

中島閘門のダイオキシン問題  2018年8月31日の新聞報道に思うこと!
 ●私はダイオキシンを監視する(菊民夫公式サイトにリンク)

 約20年前(17年)に国内最大規模のダイオキシン類汚染土が見つかった「富山市の富岩運河」の水質汚染濃度が環境基準を下回ったことを報じている。富山市の中島黄門周辺の富岩運河に、多大なお金を投下し公園や美術館、水上ラインで、新たなにぎわいゾーンとして富山市が整備された。 当時、中島閘門からの188,000m3のダイオキシンを含んだ浚渫土砂を借り受けされた東ベイエリア(旧新湊市堀岡地域)に何の恩恵もない。県は、土壌汚染の除去の技術が確立されるまで、覆土処理をし、緑地とし、その引き替えに県単で「元気の森公園」を創った。 しかしいまだダイオキシンを持ち続けている!! おかしくないかい!
  1. 港湾課との約束。土壌汚染の除去の技術が確立されれば撤去する
  2. 当時の新湊市議会は、全て撤去せよとの意見であった。 災い転じ福となす


質問順位
  1. モニターリングの調査結果について?
  2. 国内最大級のダイオキシン。13年5月に県の港湾課から公表されて17年。
  3.   新しいサンプリングで調査できないか?
  4. 県港湾課との約束。土壌汚染の除去の技術が確立されれば撤去する。
  5. ダイオキシン類特別処置法による、Cポンド188,000m3を含む産業廃棄物処分場を「指定区域」にできないか


過去のデーター
  1. ダイオキシン類による環境の汚染の防止を図るため、平成11年7月16日にダイオキシン類特別処置法が公布され、平成12年1月15日から施行されました。このため、富山市は法律の規定に基づき、平成12年度において本市の区域に係わる大気、水質(河川水、低質、地下水)及び土壌のダイオキシン類の汚染の状況について調査測定(平成12年5月~ら平成13年2月)が行われた。その結果を平成13年5月2日、県の港湾課は新湊市当局、議会に公表した。 公表結果は、富山新港東埋め立て地に搬入された「富岩運河の浚渫土砂」に環境基準を超えるダイオキシン類が多く含まれていた。原因者は富山県である!(菊たみおHP)

  2. 平成15年2月12日開催!
     第4回富山県富岩運河等ダイオキシン類対策検討委員会が公開で開催される。総延長6、250m。対策土量137,000m3。その対策方法は①掘削除去方式②原位置処理方式 ③覆砂方式に対して、安全性・施工性・経済性の面から高倉委員長以下5人の委員から意見が述べられた。3月から掘削汚染土壌を減量化実験(プラント)に着手。
     国は定まっていなかった底質土の環境基準を150ピコ以下にした事は、ダイオキシンは水に溶けない有害物質である事。そのダイオキシンを食べた魚介類が人間の食生活から接収される事への危険性(食物連鎖)を警告したのである。流域下水道を整備し、近接の工場廃液の防止や地下水汚染処理等、当然将来に渡って河川の水質をより良い環境に保つ為の法律である。
     しかし現在、富山富岩運河には170~6,500ピコを含んだダイオキシン底質土量137,000m3、総延長6、250mから確認されている。その浚渫土が富山新港東埋め立て地の我が堀岡のCポンドの管理型処分場に187,100m3が投棄されたわけである。昨日、土壌汚染環境基準1,000ピコの解釈の仕方に問題発言があった事で眠れない夜を過ごしてしまった。学者の発言とは思えない数字や法律におごった発言であった。彼の解釈(発言)は、水質(河川)の中でダイオキシンを含んだ土壌1,000ピコ以下なら、水を切った状態の土壌は、陸上のどの地域に投棄しても、法律に触れない!・・・・土壌汚染は調査指標250ピコと決められていますので、むやみに投棄できないはずの事を承知しているはずである。ましてや産業廃棄物最終処分場での投棄基準が1,000ピコから3,000ピコに引き上げられた事がもっと不透明にした。法律が変わる前に投棄されたCポンドの解釈は、管理型処分場だから範囲内(2,600ピコ<3,000ピコ)であり、安全で法律に触れないはずだと言いたげである。
     改めて東埋め立て地の管理型処分場の上にある土壌環境基準は1,000ピコであり、今後減量化として行うべきである事を痛感した。早まった結論が将来に渡って尾を引くことになってしまった。

       汚染土壌について
          環境基準等
           (1) 大気 年平均値 0.6pg-TEQ/m3以下
           (2) 水質 年平均値 1pg-TEQ/l以下
           (3) 底質 150pg-TEQ/g以下
           (4) 土壌 1000pg-TEQ/g以下

  3. 産業廃棄物最終処分場(Cポンド:3.1㌶)
      昭和60年6月~平成10年3月まで投棄された物。
       ・平成2年12月25日(中沖豊宛) 小矢部川浚渫土砂のダイオキシン
       ・平成3年1月16日 (港湾課長水島回答)
         1、燃えがら 319t・
         1、汚泥 5191t・
         1、鉱滓 372t・
         1、ダスト類 1139t・
         1、廃プラ 2300t・
         1、ゴムくず 502t・
         1、金属類 1497t・
         1、ガラス類 185t・
         1、陶磁器類 79t・
         1、建設廃材 5万7502t・
         1、ダイオキシン土壌 101,000m2
         1、公共残土 12万2000m3(地表:浚渫土87,000m3+35,000m3)
           (当初計画は展望台7.5m:最終処分場計画:H9.2.14)

  4. 過去、ダイオキシン類の菊民夫の質問
    ・予算特別委員会 2001.06.18 新湊市議会
    ・予算特別委員会 2001.09.17 新湊市議会
    ・予算特別委員会 2001.12.13 新湊市議会
    ・代表質問・ニューウエーブ 2001.12.07 新湊市議会
    ・代表質問・自民クラブ 2002.09.11 新湊市議会
    ・代表質問・市民同市 2014.03.10 射水市議会
    ・予算特別委員会 2018.09.18 射水市議会


富山新港東埋立地におけるダイオキシン類測定結果:2001.8.10県港湾課公表  富山富岸運河の中島閘門上流の6500ピコグラムの高い濃度が検出されたダイオキシンを含んだ浚渫土砂10万1000m3の大量の投棄である。一番の重要視は、疑いのある処分場はあるがダイオキシンを含んだ大量の土砂が確認されたのは、全国で初めてのことである。県は鋼矢板で遮断し遮水シ-トで覆われた部分は安全であると回答している。過去にこの遮水シ-トが、地盤沈下の為破れ、再度遮水シ-トを敷き詰めた経過がある。埋め立て部分と日本海は防波堤・ケイソンで仕切られているがケイソンの下はマウンドと捨て石の間を海水が往き来していることを忘れてはならない。管理型産業廃棄物処分場は、環境保全のため遮水シ-トによる遮水化と、侵出水の浄化処理が義務づけられています。シ-トが損傷した場合、周辺環境を著しく汚染するため、埋設されたシ-トは管理する必要があります。処分場は海に近く、住宅地に近いのであります。万一、集中豪雨での浸水被害・地震時の液状化現象等の被害に対しては、地下水対策は何一つ処理されていないのが現状である。あらためて、管理型産業廃棄物処分場とは何か当局の"認識"をお聞かせ下さい。(菊民夫公式サイトより)

       ダイオキシンの恒久対策!!
          無害化処理!! 遮水シート!!


   質問を終わります。


END 所要時間40分程度 180918



(2018年9月18日 射水市議会議場)





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