草岡神社
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式内社
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急速に神殿再築
天保12年以来の大雪は草岡神社を倒壊した
秋季例祭 1941.9.3
昭和16年9月3日 新築された草岡神社
明治15年の建造物を再建
社殿の造営を示すものとして、当神社の現存する一番古い棟札には、文化8年(1811)9月2日とあり、この年に本殿の新築が行なわれた事を伝えています。
但し、此の地(古明神宮地371番地)に社地が移されたのは、天保11年(1840)で、その時、新たに本殿の新築がなされたと推定されます。明治に入り、同5年(1872)に「郷社」に列せられ、同7年〜同10年まで社殿を営繕し、神饌料が下賜されています。その後、御本殿の再築の棟札には同15年4月29日とあり、此の本殿が昭和15年正月の大雪で倒壊し、再築されたものです。社殿は"おみくじ(神のお告げ)"によって北から『 西 』に向きが変えられ、本殿の神社様式を八幡造から神明造となった。この時の棟梁は、高岡市大工町の渡辺長作であった。
草岡神社
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式内社
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天保12年以来の大雪 百年目
富山日報 昭和15年1月31日 水曜日付 朝刊
去る昭和15年1月14日以来降りつづいた富山地方の積後は29日も猛威をふるい、今や積雪2m60pと伝う正に越中史にない雪地獄と報じている。(抜粋)
富山の降雪量
天保12年(1842) 丈余(3mを越える)
明治24年(1879) 7尺
大正07年(1918) 4尺
昭和02年(1927) 5尺2寸5分
昭和11年(1936) 4尺
昭和15年(1940) 8尺5寸8分(2.6m)
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【草岡神社奉賛会】
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