1. ロンドン塔とタワーブリッジ
2. 国会議事堂(ウエストミンスター宮殿)と｢ビッグ・ベン｣
3. ハンガーフオードブリッジ
4. 繁華街ピカデリー・サーカスの｢エロスの像｣
5. 大英博物館
6. セントポール大聖堂(ドームの高さ110ｍ)
7. ウエストミンスター寺院(国王の裁冠式)〜イギリスのゴシック建築の傑作
8. バツキンガム宮殿と、宮殿前広場
9. トラフアルガースクエアのネルソン記念柱

1. ●リンク
   • (財)自治体国際協会ロンドン事務所(CLAIR London)
   • Kent County Council(ケント郡評議会ホームページ)
   • 全国市議会議長会ホームページにリンク
   • 平成26年度 全国市議会議長会 欧州郡市行政調査団
   　Kent County Councilに、2014.10.10　AM.10.30〜PM.14.00

１、自治体国際協会ロンドン事務所にて欧州政治事情
(英国・スエーデン・オランダ) をプレゼンテーション

２、ケント郡評議会にてウエルカムランチ。
議員４人が出席しプレゼンテーション

委員会傍聴後、正面階段で写真撮影
石沢山形市議(副団長)・ Mark Dance(Kent Member Desk)・藤井四日市市議(団長)

　２、ケント郡評議会

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◇ケントカウンテイ州評議会訪問 　2014.10.10

　[ケント州当局の歓迎のご挨拶]
　ケント州は１２の市で成り立っています。ここは州議会の場です。 今回のプレゼンテーションに、州議員５人が出席し、その内州の内閣３人も出席しました。Mr.マークさんは外交。Mr.ジョンは財政担当。Mr.デークシクトンさんは事務方で財務担当です。
　最初にMr.マークさんからプレゼン受ける。ケント市の立地がロンドンに近いく、ヨーロッパにも近い。パリから列車で２時間であり交通の利便性が良い。福祉の部分では、海外からそして、北米から投資を受けている。テクノロジが盛んである。ケント市は特に農業技術が進んでいる。全国市議会の地方議員の地域で、これから話す事が話題になるようであれば、今後、皆さんと協力関係を創りたい。
〜重要なミ〜テイングの為中座。
ケント州は中央政府に次ぐ大きな力を持っている。人口は１５０万人。住民の為に努力をしています。

　[藤井団長から挨拶]
　全国市議会議長会の代表として、全国の地方自治組織の１５市２８人の市議会議員団として参加しました。イギリスは議会発祥の地でもあり、率直に民主主義。地方自治とは何かを学びたいと思っている。〜他略

《財政についてのプレゼンテーションを受ける。》

　ケントカウンテイ州議会は、来年度（２０１５年度）の財政予算を公表したところであり、市民の意見を受けて、 来年１月に予算を決定します。
イギリスの地方自治、そしてケント州はどうやっているか、その制度（地方議会）を説明したいと思います。大変複雑です。イギリスの国、大ロンドンは市長がいて政策の実行を行います。ｌ３３の行政区（州）があり、ケント州と同じ行政を行っています。消防と警察は別の組織である。ケント州は二層構造である（我々の県と市の関係）。カウンテイは社会福担当。社会的弱者、年寄、子供、若者、学校の生徒数も担当している。道路の維持も大きな仕事である。
　６５歳以上の夜間バスの補助、図書館のサービス、ごみの廃棄　全部で３００位のサービスを実施しています。ケント州（県）は各地域の担当（市）、ゴミの収集、税の徴収等を行っている。州の面積は３６００ｋ�u。人口の７１％が市街地に集中していて、地域の２１の区域である。世帯数６３万戸。中小企業６４０００件。人口４０〜５０代後半が多い。 州は、貧困の差、高齢化が進んでいる。
　議会は定数８４名。職員雇用は３万人。学校を除くと１万人が社会福祉の仕事をしている。スタッフの給料は、１万９千ポンド。（一般の給料は平均１万２千ポンド） 州の予算総額、１８億５千ポンドで、全体の３８％が学校教育です。その予算の半分は国からの補助である。
予算規模の大きなものから言いますと

1. 州議会の予算規模の順番
   • 学校一番
   • 社会福祉、成人の介護
   • 子供のチャイルドケア
   • 若者の利用する図書館、高速
   • 職員の給料
   • 返済

　中央政府の財政は１５６０億の赤字を抱えていて、赤字の８０％を削減　３０％増税方針政策を打ち出した。 しかし、学校・医療・海外の財源は維持する。この政策方針は、地方行政の締め付けにつながる。国は公共の支出１１％減らしことで、地方は２８・４％減と大きい。弱者、地方税を収められない人の補助を国から地方に移つされる。国の補助の半分が自由に使えるお金である。学校のアカデミは、地方から国に変更することになる。その為に、地方税を２％上げるのだが、住民投票が必要となる。ケント州は、総額で予算の３０％を削減しないといけないが、まだ国、市民からのリアクションをまだ感じていない。公共の調査では「市民の満足度」が高まっている。
２０１５年度の予算を発表したばかりなので、今後のリアクションの状況を見極めたい。一番大切なことは、弱者を守ることである。政府は２０１８〜１９年に赤字から脱却すると方針を打ち出している。政府は福祉も削減すると言っているが、地方の対応はこれからである。

《プレゼンテーションの後の質疑内容：聞き取りの不備あり》　2014.10.10 ケント州議会にて

　　　１、住民の意見の徴収をどの様に行っているのか？
　　　１、緊縮財政をして、ケント州に夢はあるのか？

◎住民の意見徴収は、ウエブサイトの活用で三つの質問を定義。
　�@地方税の増税についてどう思うか？　�A住民サービスで何を重要視しているか？　�B増税を賛成しますか？　無作為に選択し意見徴収、企業からの意見徴収、福祉関係から意見徴収、役所に出向いていただいた徴収協力者に５０ポンドが支払われる。　新年度の最新バージョンを、１月に公表する。 又、文化・スポーツ（ＮＧＯ）・音楽について、ビジネスは必要であるが、生きてくためにはビジネスは必要ない。 幸福の種をまく

◎行財政改革で高齢化人口問題にどう対処しているか？
　病院にお世話になる。病院にかかるまえに元気でいろ。在宅訪問。老人介護は家庭で！　施設作るよりも安上がる。 特別の手当てを受けている老人は現在３万４千人いる。病院にかかる前の手当てが必要！　ケント州も家庭の面倒を見ない傾向で役所任さの傾向が強い。
バスの無料券　　費用の削減　　在宅介護は小規模１００件あり３、４人でコストが高い！大規模施設が費用対効果で良い。 ４億ポンドが老人福祉に使用されている。

◎ケントの予算総額から３０％削減の課題は２０１９年度までに目標達成できるのか？
　新年度の予算総額１８億５千ポンドと、２０１９年の予算は解消？
国の赤字は２０１５年での解消を保守党が掲げていたが達成できなかった。ケント州は保守党第一党であり柔軟な対応をしている。良いことである、来年５月に国会議員の選挙の年であり、現在は戦後初めての連立政権下にあるが、選挙後に政権が代わり実現できると思う。保守党の議員として信じている。国の経済、ＥＵの経済も改善されれば明るい未来がある。 成長率３％であれば実現できると考える。

◎行財政改革で自主財源は？
　収入を上げる努力、無償のサービスを順次有料にする！

◎教育の職員について？
　学校の財政は複雑であり、詳細はメールで。教育行政は雇用２万人の財源であり、その７０％が給料。職員を１万２千人から１万人に削減削減した！　他は外部委託を行っている

◎ケント州の政治構造は、「一層構造」１区域と、「二層構造」１２区域の１３区域であるのは何故？
メドウエイ（一層）の問題点。自分で全ての住民サービスをやりますと言って一層構造にした。今、財政のバランスが困 難になっている。歴史的にいろいろの経緯があって。サービスのダブりがあるが将来統一されるであろう。
◎ウエルカムランチ。昼食を、州議会議員５人も参加し歓談　

1. Kent County Counci
   • セヴノークス
   • ダートフォード
   • グレーヴシャム
   • トンブリッジ・アンド・モーリング
   • メドウェイ　（単一自治体）
   • メイドストーン　(州都)
   • タンブリッジ・ウェルズ
   • スウェール
   • アシュフォード
   • カンタベリー　〜カンタベリー大聖堂・ロチェスター大聖堂・ロチェスター城
   • シェップウェイ
   • サネット
   • ドーバー

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英国・イングランド・ケント(カウンテイ：州郡)

　ロンドンの南東60�qにあり、ケント州 (Kent County Council) とも呼ばれる。州都は｢メイドストーン｣。ケントはイースト・サセックス、サリー、大ロンドンと接し、テームズ川中流にエセックスとのはっきりした境界がある。ケントには英仏海峡トンネルに沿ってフランスと名ばかりの境界が途中まであり、ケントという名前は、ケント王国から来ている。
　1963年のロンドン政府法によりケントの北部地区を加えて1965年に大ロンドンが作られた。1972年の地方政府法は1974年に従来の地方政府制度を廃止しケントを新たな非都市圏州とし、幾つかの区域に分割した。独立色の強かったカンタベリーも新たな州議会の下に置く区となった。1888年の地方政府法でケントに行政上の州が創設され、1889年に独自の議会が設けられた。当初の議会はわずかしかありませんでしたが、次第に教育委員会、郊外の高速道路委員会、保護委員会の機能が加わった。(ウイキぺデアフリー百科より)

　ケント(カウンテイ)には市が2つあり、カンタベリー大主教のいるカンタベリー(人口148,000人)と、ロチェスター主教のいるロチェスター(人口27,000人で単一自治体)である。しかし、地方政府が再編された1998年からロチェスターは行政上の監督のできる市としての権限を失ったが、現在復活に向けた試みが行われている。
その他の町は、上記の一覧表を参照して下さい。
「イングランドの庭園」という渾名のためにケントは絵に描いたような田園州と思われているかも知れないが、農業経営は今も産業である。何世紀以上も他の多くの産業は重要であったし、今も重要なものがある。羊毛製の生地製造、製鉄、製紙、セメント、工学、以上全ては工業分野である。漁業と観光は（特に海岸のリゾート地で）多くの人が従事している。東部ケントの炭田は、20世紀に採掘され、ダンゲネスにダンゲネス発電所がある。それでもサネット地域はイングランド南東部の最貧地区の一つと考えられている。
フェリー港、英仏海峡トンネル、2つの自動車道は、ヨーロッパ大陸と結んでいる。マンストンとロチェスターに空港が、ヘッドコーンとリッドに小規模の飛行場がある。

ケント州評議会でプレゼンテーション

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