神左流域下水道の建設負担金の償還見直しについて。
Date: 2007-01-15 (Mon)
■神通川左岸流域下水道と海竜スポ−ツランド!
平成9年から供用開始された神左流域下水道は旧9市町村(八尾町・婦中町・富山市・下村・大門・小杉・大島・高岡市・新湊市〜合併
後、富山市・射水市・高岡市)にまたがり、計画処理面積5,045f、計画人口面積207,900人である。平成4年5月に事業認可され、県は幹
線、浄化センターを市町村は枝線の建設・管理をしてきた。県は浄化センター等起債により先行投資し整備。建設負担金の1/2を国庫補助
金で、残り1/4づつ県と市(合併後3市)で負担してきた。今まで1トン当たり78円を維持管理費として県に支払っている。県は新たに法律
にかざし受益者負担分を使用量に上乗せしようとしている。ただここで問題にしたいのは迷惑施設(浄化センタ−)を受けた地元は、地
域振興策として海竜スポ−ツランドの建設を要望し平成11.3.24に完成した。完成後起こりうる問題として当時維持管理費の負担割合は
大きな問題であった。年間総額3千万円とし10年で打ち切り補償とする案で、近隣の温水プールの調査研究では維持管理費は5千万を遥か
に超えていたからである。県の下水道課が示した案は、県、神左周辺市町村(合併後3市)、旧新湊市三者が各々1000万円を負担し、当
該市の努力にゆだねられた。結局県にこの案を押しつけられた格好になった。その10年後は平成21年3月である。今の海竜スポーツラン
ドの維持費は年間7000万〜8000万円と見る。