■ 65歳以上の高齢者人口(高齢化率20.7%)は世界一
Date: 2006-09-20 (Thu)
■高齢化にともない日本はどんな国に向かうのであろうか。
17日総務省が統計調査結果を公表した。高齢化と少子化がもたらす労働人口の衰退。年金・医療・介護等の社会保障制度のありかたを各省庁間で議論がなされている。世界で誰もが経験したことのない高齢社会。増え続ける社会保障費の抑制と国民の税負担は公平でなくてはいけない。全国で65歳の高齢者人口が全国で2,640万人(昨年より83万人増)に達し全体の20.7%を占める。平均寿命が伸びているなかで75歳以上の占める割合も9.5%で1,432万人(昨年より54万人増)に達している。
増え続ける国民所得の社会保障費の負担割合(現在22%)は、10年後には26.5%と推測されている。地方分権が進み国も地方もシステムが変わりつつある。今後、一番変化が求められているのは実感できる豊かさの実現に向けて個々の年代のライフスタイルなのかもしれない。
□参考資料1:65
歳以上の人口割合
日 本
20.7%(04年)
イタリア
19.5%(04年)
ドイツ
18.6%(04年)
フランス
16.2%(05年)
米 国
12.4%(05年)