洛中洛外図屏風(模本) 神輿渡御

   [年代] 室町時代
   [法量] 紙本淡彩 11枚 右隻部分 160.3p 横62.1p
   [作者] 狩野元信同門画人筆
   [所蔵] 東京国立博物館蔵
   [解説] 洛中洛外図屏風(模本)。神輿渡御。
         折しも祇園祭の神輿神幸(6月7日で賑わっている。三基の神輿が祇園
         社を出発し、四条橋横の仮橋を渡って、烏丸高辻北の大政所御旅所に
         向かう所である。
      

絵図:日本の美術121/洛中洛外図より

 北野天神絵巻 北野宮祭礼(下巻)

   [年代] 室町時代 応永26年(1419)
   [法量] 
   [作者] 不詳
   [所蔵] 三重県 杉谷神社蔵
   [解説] 北野天神絵巻(杉谷本)
         北野天神絵巻は菅原道真を祭り学問の神様として広く朝野の信仰を集
         め全国有数の神社である。絵巻の内容は菅原公は優れた才能によって
         異例の出世を遂げ、右大臣として国政の中枢に参画する。突然えん罪
         に陥らされ太宰府に左遷され配流先で甍ずる。菅公は死後怨霊となっ
         て猛威を振るい、やがて北野神社に祭られるに至るその由縁と信不信
         に対する天神の霊験利益の数々を綴っている。此の絵はは、北野社で
         行われる8月の祭礼のさまを表す。拝殿に向かって獅子を伴い進む御
         輿の行列が描かれている。北野祭礼段の絵は室町以降の諸本に多い。
         素人絵風な素朴な描写である。【拡大】


絵図:日本の美術/北野天神縁起より

 洛中洛外図屏風 祇園会の神輿渡御

   [年代] 桃山時代 天正元年(1573)
   [法量] 金地著色 六曲一双屏風(町田屏風・東博模本)
        右隻部分 縦159.4p 横363.3p
   [作者] 狩野永徳筆
   [所蔵] 山形 上杉隆憲蔵
   [解説] 洛中洛外図屏風。祇園会の神輿渡御。(上杉本)
         此の屏風は、天正2年3月、浅井・朝倉を滅ぼし、将軍義昭を追放して
         一息ついた信長が、残る強敵の上杉謙信に、微妙な政治的挨拶をこめ
         て送ったとされる。

絵図:日本の美術121/洛中洛外図より

 年中行事絵巻(巻9) 獅子舞と神輿渡御

   [年代] 江戸前期模写:平安時代 末期 承安元年(1171)
   [法量] 
   [作者] 不詳
   [所蔵] 伏見稲荷大社蔵
   [解説] 年中行事絵巻。祇園後霊会蔵(巻9)獅子舞が先導し神輿が進む。
         此の絵巻は、長慶元年(1163)に成った後白河法皇の蓮華王院蔵に収め
         られていた絵巻を細かく絵画化し年中行事絵巻として60巻まとめられ
         た。江戸前期に焼失し即模写され現在16巻が残っている。当時、疫病
         流行で、非業の死を遂げた人の怨霊のため、これを鎮める行事として
         行われていたが、12世紀には年中行事として一般化し世人の一種の
         ”法楽”の場とした。   
【拡大】

絵図:日本の美術185/行道面と獅子頭より

 年中行事絵巻・稲荷祭 神輿渡御

   [年代] 江戸前期模写:平安時代 末期 承安元年(1171)
   [法量] 16巻(平安期60巻)
   [作者] 不詳
   [所蔵] 
   [解説] 年中行事絵巻(巻12)・稲荷祭。
         行列の先頭に烏帽子直衣の騎馬が、顔に白い布をかけ胸に鼻の高い面
         をかけた姿を描き、獅子は数頭となり神輿の露払いをしている。

絵図:日本の美術185/行道面と獅子頭より

 年中行事絵巻 神輿渡御

   [年代] 江戸時代 17世紀
   [法量] 金地著色 六曲一双
   [作者] 不詳
   [所蔵] 東京 田中親美蔵 模本
   [解説] 年中行事絵巻 神輿渡御。

絵図:日本の美術/絵巻物より

 洛中洛外図屏風 神輿渡御

   [年代] 江戸時代
   [法量] 金地著色 六曲一双 縦159.1p 横362.8p
   [作者] 土佐派系絵師筆
   [所蔵] 岡山美術館蔵(池田氏旧蔵)
   [解説] 洛中洛外図屏風 神輿渡御。
         天守閣は寛永初期(1624〜26)に改造された以前の二条城天守閣が描か
         れてる。城前を祇園会の神輿が南下する。大手門など城内などからも
         見物する人が描かれている。元和偃武来後(応仁の乱以後の大阪夏の
         陣1615迄)の京都の繁栄ぶりがうかがえる。

絵図:原色日本の美術/屏風画より

 洛中洛外図屏風 神輿渡御

   [年代] 江戸時代 慶長17〜19年(1612〜14)
   [法量] 金地著色 六曲一双 縦155.0p 横348.4p
   [作者] 狩野孝信(1571〜1618)の周辺の画人筆。信の夫人は富山城主
        ・佐々成政の娘。
   [所蔵] 高岡市 勝興寺蔵(山岡本に酷似)
   [解説] 洛中洛外図屏風 神輿渡御。
         一双そろった洛中洛外図屏風としては四番目に古い。此の図は、
         二条城正面の前を通って神泉苑へ向かう祇園会の神輿渡御を描い
         ています。

絵図:原色日本の美術/屏風画より

 祇園祭礼図

   [年代] 江戸時代 明暦年間(1655〜58)
   [法量] 金地著色 六曲一双
   [作者] 海北友雪筆
   [所蔵] 京都八幡山保存会蔵
   [解説] 祇園祭礼図。
         京都三条にさしかかり、武者行列のあとに馬が続く、神輿還幸の姿や
         町並みが描かれているえる。

絵図:原色日本の美術/屏風画より

 祇園祭礼図

   [年代] 江戸時代 明暦年間(1655〜58)
   [法量] 金地著色 六曲一双
   [作者] 海北友雪筆
   [所蔵] 滋賀 西村家蔵
   [解説] 日吉山王祭礼図(猿鳥屏風)。
         4月、申の日、日吉山王祭礼と酉の日の賀茂競馬を一双の両隻に描
         き分けるため、猿鳥屏風とよばれている。日吉山王祭礼図では日吉
         大社から琵琶湖畔に待機する神輿舟に向かって7社の神輿が殺到する
         ところ。

絵図:原色日本の美術/屏風画より

絵図:原色日本の美術/屏風画より
御輿の御渡(琵琶湖畔)

 西浦町 藤森神社の御神輿と武者行列風景

   [年代] 江戸時代
   [法量] 
   [作者] 
   [所蔵] 京都西浦町 藤森神社蔵
   [解説] 御神輿と武者行列風景
藤森神社HPにリンク

絵図:西浦町の藤森神社HPより掲載絵図:西浦町の藤森神社HPより掲載
 藤森神社(西浦町):提供

 富士浅間神社祭礼絵巻 三嶋神社との比較 

   [年代] 江戸時代 元治元年(1864)
   [法量] 
   [作者] 浮世絵師の菊川英山筆
   [所蔵] 群馬県藤岡市蔵
   [解説] 富士浅間神社祭礼絵巻 
三嶋神社HPにリンク
         この絵巻に描かれた神輿の渡御行列は、太鼓を先頭に榊・鉾・猿田
         彦・宇津女が神輿を先導しています。

絵図:藤岡市教育委員会(文化財保護課)HPより掲載絵図:藤岡市教育委員会(文化財保護課)HPより掲載
 藤岡市教育委員会(藤岡市):提供

 誉田宗廟縁起(こんだそうびょうえんぎ) 神輿渡御 

   [年代] 室町時代 永享5年(1433)
   [法量] 
   [作者] 土佐派筆
   [所蔵] 大阪府羽曳野市 誉田八幡宮蔵
   [解説] 誉田宗廟縁起 
誉田八幡宮HPにリンク

絵図:誉田八幡宮宝物紹介HPより掲載
 誉田八幡宮(羽曳野市):提供

 伊曽乃大社祭禮絵巻 神輿渡御 

   [年代] 江戸時代 天保年間(1840頃)
   [法量] 
   [作者] 不詳
   [所蔵] 愛媛県西条市 伊曽乃神社蔵
   [解説] 伊曽乃大社祭禮絵巻 
伊曽乃大社HPにリンク

絵図:伊曽乃大社宝物館HPより掲載絵図:伊曽乃大社宝物館HPより掲載
 伊曽乃大社(西条市):提供

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