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【万里の長城】 北京市内
創建は、BC214年に中国最初の皇帝である秦の始皇帝が着手し１５〜１６世紀（明代）にかけて広範囲に再
建された。世界最大の建造物で、月から目に見える唯一の人口建造物である。黄海から北京の北方の辺境に
２４００qにわたって延びている。万里の長城は外敵の遊牧民の侵入を防ぐため、全長６３５０qにも及ぶ
、高さ９ｍ、壁の上部幅４．５ｍの大防壁である。現在一般公開されているのは司馬台・金山領・八達領・
慕田峪の長城である。
1999.5.13
- 北京の歴史的建造物
- 万里の長城（八達領・司馬台・金山領・慕田峪〜全長6350q）
- 天安門広場（総面積約４４万uで世界最大の広場〜天安門・人民英雄記念碑・中国歴史博物館・中国革命博物館人民大会堂・毛主席記念堂・天安門城桜）
- 故宮博物院（東西0.7q×東西1.0q〜敷地７２万u、宮殿建築と家屋9000棟。５００年にわたる明・清朝の居城に故宮宝物展示）
- 天壇公園（五穀豊穣〜明・清時代の祭壇建築物）
- 明の１３陵（北京から北西５０q。３代永楽帝の長陵・１４代万暦帝の定陵が公開されている）
- 竜門石窟（盧舎那仏〜中国３大石窟）
【 天 壇 】 北京市内
天壇公園は、敷地２７３万と北京旧城部の３分の１を占め。全体の構成は中国の"天円地方思想"により、
南側は四角、北側は丸く造られている。「祈年殿」・「圜丘」・「皇窮宇」が配置されている。
"天壇"は皇帝が天に五穀豊穣を祈願した。現存する中国最大の祭祀建造物で１４２１年に造られ、１９９
８年に世界遺産に登録されている。 "祈年殿"は皇帝が祈願するところで、天壇の中でも最も荘厳で丸い瑠璃瓦の屋根が美しい。３層の屋根
を２８本の木の柱だけで支え、梁も釘も一切使用していない。
【 紫禁城 】 北京市内
明・清朝の宮殿であった北京の紫禁城は、東西0.7q、東西1.0qの敷地約７２万uを堀と高い城壁でかこみ南
を正面とし中央に午門（ごもん）を開き、北壁中央の神武門まで、主要な殿門を中軸線上に宮殿建築と家屋
9000棟を配置している。正面の午門の高さは１２ｍの巨大な濃紅色の壁に圧倒される。午門をくぐり抜けると太
和門が目をひく。そして紫禁城の正殿である太和殿・中和殿・保和殿と続く。この３殿は天子の公用として利用
された。保和殿の後方は内廷として乾清門・乾清宮・交泰殿・坤寧宮の３棟は皇帝、皇后の居住に用いられてい
た。
紫禁城（午門から太和門・太和殿へ） tamio 1999.5.13
故宮博物院へリンク
太和殿の基壇の鶴亀具足 tamio 1999.5.13
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