資料提供:企画部情報企画課
(担当:kagatani 2001.10.25)

地籍調査について

 

 

1 最近の情勢

  国においては、昨年5月に、第5次国土調査事業十箇年計画を閣議決定し、今後20年を目途に、国土の8割の調査を完了することとしている。

  また、昨年11月には、平成17年度までに全都道府県において着手率が30%以上向上する目標を設定したところである。

  県においても、昨年度から地籍調査を促進するため、市町村に対し、研修会の開催、啓発用リーフレットの作成、市町村幹部への巡回等を通じて働きかけを行っており、複数の市町村において早期実施に向け検討が始められている。

 

2 進捗状況(平成13年3月末現在)

 

富山県

 

調査対象面積
(ku)

調査実施面積
(ku)

残面積
(ku)

進捗率
(%)

市街地

329

73

256

22.2

農用地

900

613

287

68.1

林 地

1,829

105

1,724

5.7

 

3,058

 

791

 

2,267

 

25.9

(全国29位)

(全 国)

286,200

123,653

162,547

43.2

 ※ 調査実施面積には、国土調査法第19条第5項指定(土地改良事業・土地区画整理事業)を含む。

 

3 市町村別の実施状況(平成13年度)

完了

実施中

休止

未着手

砺波市

氷見市

富山市

大山町

大門町

福光町

魚津市

舟橋村

上市町

高岡市

立山町

城端町

福岡町

婦中町

下村

 

新湊市

宇奈月町

上平村

 

細入村

 

 

滑川市

入善町

利賀村

 

小杉町

 

 

黒部市

朝日町

庄川町

 

大島町

 

 

小矢部市

八尾町

井波町

 

平村

 

 

大沢野町

山田村

福野町

 

井口村

計 3

計 2

計 23

計 7

着手率80%(全国平均74%、全国24位)

 

 

 

 

 

4 最近の実施状況                    

年 度

9年度

氷見市、大山町、山田村、利賀村

10年度

氷見市、大山町、山田村、利賀村

11年度

氷見市、大山町、山田村、利賀村、上市町

12年度

氷見市、山田村、利賀村

13年度

氷見市、上市町

 

5 先進地について

  県内では、氷見市が昭和47年度から着手している。地籍調査係(7人体制)を設け、強力に進めており、事業規模においても他の市町村と比較にならない。

  県外では、北海道石狩市、岡山県津山市などで地籍を基図としたGIS(地理情報システム)が構築されているとともに、長崎県諫早市、山口県豊田町、岐阜県古川町などが先進地として著名である。

 




上記資料は富山県生活環境部(水雪土地対策課)にメ−ルで
調査依頼した返信資料です。 tamio 2001.10.21


 

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