さくらんぼの病気。
カビの仲間で、表皮に飛んできた胞子が付着することによって発生する。
高温多湿の環境を好む。
北海道の乾いた空気の中では休眠状態にあった胞子も、本州の気候の中では一気に増殖することもある。
冷房が利いていない部屋の中で、箱に入ったまま放置されたりすると最悪。
「不在の時には玄関フード内に荷物をおいてって」などと宅配さんに言っている方が、その通りにされても最悪。
半日でくっつきあった果実から果実へ伝染し、夜に食べようとして箱を開けると「ギャ〜!!!」
すぐにお客様から電話が来て、「カビだらけだ!いったい何時に収穫したんだ!」と怒られる羽目になります。
ちなみによっぽどカビたのは論外ですが、無傷な物は食べても全然OKです。
この病気とオウトウミバエがあるから、サクランボの有機栽培をするのが難しい(と言うか無理)なんです。