ここでは当園の様子や、栽培品種・方法などをお見せします。
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北海道における果樹栽培の始まり
享保年間に大野町にナシ(当然和なし)が植えられた。
品種(もちなし、文月なし、はかりなしなどとよばれた。
在来品種
洋種果樹の導入は、明治元年プロシア(ドイツ)人ガルトネル。現在の七飯町
内訳(リンゴ68本、梨282本、すもも71本、桜桃6本、ブドウ6本、カーランツ十九株、グースベリ2株)品種名は定かではない。
定着はしていない。
ヨーロッパの夏乾の気候とは違い、半ば夏湿の風土には適しなかった。
間もなくアメリカから導入された品種に取って代わられた。
道内の果樹栽培の実質的な発達は、開拓史が顧問ケプロン将軍の献策に基づき、主としてアメリカから各種果樹を導入してから。
明治5年〜14年にアメリカ及び清国から導入された果樹品種
品 種 | 品種数 | 主 な 品 種 名 |
リンゴ | 75 | 国光、紅玉、祝、紅魁など |
洋梨 | 53 | バートレッド、ブランデーワイン、日緬紅、ウインターネリス |
桜桃 | 25 | ナポレオン、日の出、黄玉、大紫、高砂 |
李 (スモモ・プラム) | 14 | |
杏 | 4 | |
桃 | 4 | |
油桃(ネクタリン) | 5 | |
ぶどう | 30 | デラウェア・コンコード |
グースベリ | 8 | |
カーランツ(かりんず) | 10 | |
ブラックベリー | 5 | |
ラズベリー | 13 | |
その他 | 1 |
輸入苗木はまず、東京青山に設けられた官園に裁植、試作を行うとともに多量に苗木を養成してこれを北海道に送付し、また府県の一般希望者にも払い下げた。
以上 北海道果樹百年史より 発行 北海道果樹百年事業会
仁木町リンゴの発祥
明治13年 仁木町の開祖仁木竹吉が開拓使から数十本の苗木を下付され村内希望者に分けて裁植を始めた