ここでは当園の様子や、栽培品種・方法などをお見せします。
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うちの果樹の来歴について

りんご
当園では昭和40年より栽培開始
当初はデリシャス系が主でしたが、現在は「つがる」「ハックナイン」を中心に、レッドゴールド・王林・旭・紅玉・印度・国光・緋の衣など、最新品種から懐かしい昔の品種まで、いろいろ作っています
作付け面積 更新したので幼木中心 30アール
    
さくらんぼ
栽培開始は同じく昭和40年より、経済栽培はずっと遅く、昭和50年代半ばより
佐藤錦・南陽・水門・ゴールドキング(仁木町特有の品種)を中心に、さがえ・ナポレオン・大紫・天香錦ほか多種
作付け面積 幼木を入れて1.3ヘクタールほど
雨よけハウス42アール
経済栽培は昭和50年中頃より
和梨では千両(身知らず)・豊水・北甘・二十世紀など、洋梨ではバートレッド・マックスレッドパート・ブランデーワイン・スタークリムゾン・マリゲットマリーラ・オーロラ・エルドラド・カリフォルニア・バラードなど
プルーン・プラム
経済栽培は昭和五十年代より。(自家用としては以前より有りました)
     プルーン狩り、準備中(開始は5年後予定) 
 
プルーン
 サン・シュガー・プレジデント・スタンレー・パープルアイ・オパール・スィートワン・マジョリースシードリンク・エルカミーノ・ニューシュガー・トレジディ・ジョーク・マドンナブライト・レッドキュー・ツアー・バーバンクグランドプライズ
プラム
 大石早生・大石中生・サンタローザ・秋姫・太陽・貴陽・紫峰・紅りょうぜん他
(サクランボを含め核果類は、自家不和合性といい、同じ品種ばかりでは結実しにくい性質があるため、多数の品種を混植します)
その他小果樹類
ブルーベリー・ブラックベリー・グズベリー・カリンズ(レッドカラント)・カシスベリー・ラズベリー・俵グミ・ハスカップなど
さくらんぼの栽培と同時期に、果樹園の囲い代わりに裁植しました。 
いずれも5〜50本と少しずつですが、さくらんぼ狩りの彩りになっています。 



北海道における果樹栽培の始まり

享保年間に大野町にナシ(当然和なし)が植えられた。
品種(もちなし、文月なし、はかりなしなどとよばれた。

在来品種
洋種果樹の導入は、明治元年プロシア(ドイツ)人ガルトネル。現在の七飯町
内訳(リンゴ68本、梨282本、すもも71本、桜桃6本、ブドウ6本、カーランツ十九株、グースベリ2株)品種名は定かではない。
定着はしていない。
ヨーロッパの夏乾の気候とは違い、半ば夏湿の風土には適しなかった。
間もなくアメリカから導入された品種に取って代わられた。
道内の果樹栽培の実質的な発達は、開拓史が顧問ケプロン将軍の献策に基づき、主としてアメリカから各種果樹を導入してから。
明治5年〜14年にアメリカ及び清国から導入された果樹品種

品  種 品種数 主 な 品 種 名
リンゴ 75 国光、紅玉、祝、紅魁など
洋梨 53 バートレッド、ブランデーワイン、日緬紅、ウインターネリス
桜桃 25 ナポレオン、日の出、黄玉、大紫、高砂
李 (スモモ・プラム) 14  
 
 
油桃(ネクタリン)  
ぶどう 30 デラウェア・コンコード
グースベリ  
カーランツ(かりんず) 10  
ブラックベリー  
ラズベリー 13  
その他  

輸入苗木はまず、東京青山に設けられた官園に裁植、試作を行うとともに多量に苗木を養成してこれを北海道に送付し、また府県の一般希望者にも払い下げた。

以上 北海道果樹百年史より  発行 北海道果樹百年事業会


仁木町リンゴの発祥
 明治13年 仁木町の開祖仁木竹吉が開拓使から数十本の苗木を下付され村内希望者に分けて裁植を始めた