ここでは、栽培方法や無駄な知識・勝手な思いこみを説明しています
お気に召して「買ってみようかな」と言う方はHP直売所へどうぞ
とうきび(とうもろこし・スイートコーン) | |
面積 | 14年度は合計5・5ヘクタール 毎日の草取りで死んでます |
栽培方法 | 基本的に無農薬・無除草剤による、家族みんなの腰が痛くなります栽培 例年、炎天下の草取りで家族とアルバイトが脱水症状になる 14年度より除草剤一部使用。除草作業に追われ、年々仕事に遅れが出てきたためと、除草が遅れて発育障害(雑草に肥料が吸われ、トウキビが大きくならないなど)が出て、店頭にトウキビが並ばない時期が目立ってきたため。 |
肥料 | 堆肥 1アール当たり今年は2トン(堆肥の生産が追いつかない。安いバーク、どっかにないですか) 化学肥料 1アール当たり窒素量で13kg。化成肥料使用(とうきびは窒素を多量に必要とする植物のため) 追肥 発育が悪いときのみ硫酸アンモニウム(硫安)使用。10アールに50kgくらい 16年度より、礼肥を硝安から硫安に換えました。 |
病害虫対策 | ハーブの抽出液(エキス。一応オーガニック関係の商社で売っています)により、アブラムシを忌避。 木酢液はダイオキシンに不安があるため、去年より使用は見合わせ(一晩ほっとくと良いらしい) それでも付く場合、クコの抽出液(やっぱりオーガニック関連商品)で、弱らせる それでも減らない場合、天に祈る 最後には諦めて安売りする(殆どは大丈夫) 13年度は「ネキリムシ」が異常発生したため、6月以降に播種した畑には、殺虫剤を使いました。 14年度は、消石灰による殺虫法が成功しているのか、または発生が少ないためか、餌型の殺虫剤を一カ所の畑に使っただけで、使用の必然性は感じていません。(6月上旬現在) 15年度以降も、根切り虫による若芽が喰われてしまう被害が年々酷くなってきたため、播種時期によっては殺虫剤を使わざるをえません。明らかに、地球温暖化の影響は出てきています。 |
品種名 | 経歴・特性 |
ゴールデン クロスバンタム (昔とうきび) |
当園では30年以上前から継続して栽培 戦後アメリカから入ってきたスイートコーン品種の生き残り(一代交配種) 現在主流のスーパースイート系(ハニーバンタム・ピーターコーンなど)に比較して甘みは少ない スーパースイート系に比べると、もちもちした食感(もちキビとも言う) スーパースイート系に比べると、皮が厚めで上手に喰わないと皮が歯に挟まる 味落ちし易い(日持ちしない) 背丈が高く、倒れやすい(作りにくい) 現在の主流品種に比べて野生動物が好む(食害を受けやすい) 甘み以外の旨味成分が豊富(昔ながらの本物の味) |
黒もちキビ | 経歴不明。戦前からあったらしい 自家採種による栽培のため、種苗業者の種とは味が違う (黒いトウモロコシの種は売っていますが、今まで当園で探した種は不味かった・・)) 当園では問い合わせが多いため、種を探して平成10年頃から販売 黒(一見すると紫)と言う色のため、知らない人は美味いと思わない (はっきり言って不気味に見えるのか?) かなりもちもちした食感 分けつが多いため、芽欠きなどに手間がかかる 発芽率が低い とにかく手間がかかる上、(とうきびの大きさが)小さい 注文が多くて、次年度の種確保が大変(自慢かい!) 白もちキビも作ってみたが、淡泊な味で、黒の方が美味いと感じた |
八列キビ | 経歴不明。やっぱり戦前からあったらしい とうきびの種が八列に並ぶため、この名がある(えらくストレート) うるキビとも言ったらしい(もち米に対するうるち米から来ているのか?) 同じく自家採種による栽培のため、種苗業者にも種はない やはり問い合わせが多かったので、探しまくって5年前より栽培 背丈がえらく高く、ますます倒れやすい。強風が吹くと悲しい 植間を広く取らないと良い物が出来ない(面積当たりの栽培本数が少ない) めちゃくちゃでかい(ピーターコーンの2倍近くになる) スイートコーン(未成熟とうもろこし。野菜の分類)よりもフリントコーン(成熟とうもろこし。穀物の分類。トルティーヤなどにしてメキシカンは食する)に近い品種 ゆでるより、塩味で焼いて喰う方が美味い(ポップコーンのような味。単純だが食い始めると止まらない) やっぱり野生動物が喰いまくる(気を付けないと一晩で20アールくらい全滅) |