曲目解説

「もののけ姫」メドレー(久石 譲/星出 尚志 編)

 アシタカせっ記〜出会い〜もののけ姫〜エボシタタラうた〜アシタカとサン〜アシタカせっ記

 1997年、空前の大ヒットアニメ宮崎駿監督の「もののけ姫」からメロディーの美しい曲のメドレーをお送りします。どの曲も大陸的な雄大さと共に、日本的な情緒を映し出す繊細さを兼ね備えているメロディーばかりです。

『アシタカせっ記』…せっ記とは記録に残らず、耳から耳へと語り継がれた話という意味です。これから物語が始まるといった感じで曲が始まります。
『出会い』…主人公のアシタカとサンの出会いのシーンに流れる曲です。このメロディーには、メインテーマの『もののけ姫』の一部が使われています。
『もののけ姫』…このアニメのメインタイトルです。オリジナルは米良良一のカウンターテナーがあまりにも有名になってしまいましたが、ホルンとトランペットが唄います。
『エボシタタラうた』…タタラとは足で踏んで空気を送り込むふいごのことです。アニメでは、製鉄所のタタラを踏む女達の労働歌として歌われています。
『アシタカとサン』…ドラマの終盤近くに流れる、情緒溢れる美しい曲です。オリジナルはピアノをメインにした曲ですが、よりシンフォニックなアレンジになっています。

(使用楽譜:ヤマハ・ミュージック・メディア)

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