【暫定公開】1999-02-24

暫定公開です、まだたいした情報はありません。
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【アイオーデータ PK-MII、PK-K6の解析】
アイオーデータ製CPUアクセラレータPK-MII、PK-K6シリーズには、ロットによって使われているゲタに2種類あります。今回、PK-K6H333/98の「外形図2」の方のゲタを入手することができたので、解析をしてみました。
写真1が「外形図2」のゲタです。CPUや電源ケーブルは外してあります。

ゲタ←写真1◆外形図2のゲタ

ゲタからCPUを外すと、CPUソケットの内側に6連のディップスイッチがあります。このうち、スイッチ1、2はCPUコア電圧の変更、スイッチ3、4、5はクロック倍率の変更、スイッチ6は今のところ機能は不明ですが、未使用ではないようです。おそらく、A20マスク機能に関係する物だと思います。
スイッチ1、2の電圧の設定については、まだ解析が進んでいないので、具体的に何Vになるか、わかりません。また、電圧を可変にする改造については研究中です。

クロック倍率の設定については、以下のとおりになります。この一覧表はAMD K6シリーズに対応しています。

BF0  BF1  BF2
SW3  SW4  SW5
ON   OFF  OFF  x2.0 (旧コア)
ON   ON   OFF  x2.5
OFF  ON   OFF  x3.0
OFF  OFF  OFF  x3.5
ON   OFF  ON   x4.0
ON   ON   ON   x4.5
OFF  ON   ON   x5.0
OFF  OFF  ON   x5.5
ON   OFF  OFF  x6.0 (新コア)


【今後の予定】
・スイッチ1、2(電圧設定)の解析


今のところ、ここまで。