【暫定公開】1999-09-11

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【アイオーデータ PK-MXP/98の解析】
アイオーデータ製CPUアクセラレータPK-MXPシリーズには、使われているCPUがIntel MMX Pentiumの200MHzと233MHzの2種類がありますが、ゲタにも複数の種類があるかどうかは、今のところ確認できていません。
今回入手したゲタは、CPUの下にディップスイッチが隠されていて、両方に対応できるようになっていたので、とりあえず解析してみました。
写真1が「PX-MXP2xx/98」に使われているゲタです。CPUや電源ケーブルは外した状態です。
なお、このゲタの裏面には「PK-MX/98 VER1.0」とシルク印刷されていました。

ゲタ←写真1◆PK-MXP/98のゲタ

シルク←写真2◆ゲタの裏面

ゲタからCPUを外すと、CPUソケットの内側に8連のディップスイッチが見えます。このうち、スイッチ1、2、3はクロック倍率の設定、スイッチ7、8はCPUコア電圧の設定で、スイッチ4、5、6の機能は不明です。

クロック倍率の設定については、以下のようになります。SW3はBF2に対応しますが、Intel MMX PentiumではBF2は未使用です。

BF0  BF1
SW1  SW2
on   off  x2.0
off  off  x2.5
off  on   x3.0
on   on   x3.5

スイッチ7、8の電圧の設定については、以下のとおりになります。

SW7  SW8
ON   ON   1.8V
OFF  ON   2.2V
ON   OFF  2.8V (デフォルト設定)
OFF  OFF  設定禁止(ゲタが壊れます)

(ここまで)