その2(97年5月)


    さて、本日午前中、またしても例の詐欺師から電話かかかって参りました。これで三度目になります。一応社名を変えていましたが、声と喋りが同じだからすぐ分かります。ちっとは考えろよ。

    で、今回の手口。

    >詐欺師 「今回、労働省の〜により〜、余剰人員の救済措置として〜、あなたがその対象に〜(云々。まくし立てるように話すので良くわからない。)」
    >私   「あー、わたしそーいう話でしたら、必要ありませんから。」

         (詐欺師説教をはじめる)

    >詐欺師 「くりりんさん、あなた何か誤解されているのかもしれませんが、私ども何かの売り込みをしようとしているわけではございませんよ。」
    >私   「いや、そう言う話は結構ですから。」
    >詐欺師 「話もまともに聞かずにその態度は何ですか。お断りになるということは、会社を退職することを了承したことになりますがそれでよろしいんですね。」
    >私   「なんですかそれ。私が会社をやめるってことですか。」
    >詐欺師 「そうです。その救済措置として〜(云々)。」

             ガチャン

    ここで電話を一方的に切ったところ、数分後に再度電話がかかってきた。うっとうしいので、電話を受けた人にお願いして居留守を使う。

    この時、詐欺師が残していった伝言が素晴らしい。

    >詐欺師 「電話を一方的に切るなんて、あなたのところのくりりんさんって人は幼稚園児ですか。」

    詐欺師にそんなことは言われたくないぞ(苦笑)。

    >詐欺師 「あなたの会社の役員に報告して、かたをつけますから。」

    おいおい。
    てなわけで、私、詐欺師の手に掛かって会社をやめさせられる模様です。うーむ。


もどる