■タロウ>さっき気づいたのですが……(95/10/10)
 子供の頃から耳に馴染んでいたためか、今まで気づかなかったのですが、「ウルトラマンタロウ」ってのは何とも凄いネーミングセンスですよね(笑)。
 普通思いつかないよなあ。

 例えば「宇宙刑事タロウ」とか「仮面ライダータロウ」なんて書いてみると、その「普通じゃなさ」が良くわかる。

 しかし子供の頃新番組紹介を見た時は、何とも思わなかったんですよね。
 まあ幼稚園児なんてそんなものか。

■新マン>ジャックってのは(95/10/13)
 ちょっと生理的に受け入れがたいものがあります。「アメリカ中西部のサボテンの花咲く田舎街で、野良仕事に勤しむウルトラマン」。そんな図を思い浮かべるのは私だけでしょうか。私だけですね。(いや、要するに人間くささが加えられるのがいやだったわけです。)

> そう言えば、子供の頃は長ったらしい名前を言うのが面倒くさかったの
>で、「初代マン」に「新マン」と呼び分けていたっけか。

 私もその呼び分けでした。宇宙船あたりを読むようになって「帰りマン」という略称もあることを知ったのですが、ちょっとこれは語呂が悪い。一般においても、やはり新マンという呼称が定着していたように記憶しています。
 で、ちょっと確認しようと思いまして資料を漁ってみたのですが、ちと面白いものを見つけました(笑)。「ザ・ウルトラマン(内山まもる)」等の漫画の中でも彼は「新マン」と呼ばれているんですね(笑)。しかも他のウルトラ兄弟から面と向かって。なんだか……可哀想な人(^^;)。

 「帰ってきたウルトラマン」というタイトルそのものは、初代ウルトラマンが本当に帰ってくるはずだった初期企画のなごりではないでしょうか?

■怪獣列伝>バキシム(97/ 4/ 5)
 怪獣列伝と言いつつ、いきなり超獣です。申し訳ありません。

 私は子どもの頃、ウルトラマンAが大好きでした。今でもシリーズの中からリメイクしてほしい作品をひとつ選ぶなら、私はAをあげるでしょう。
 なんていうかAには、「傑作になりうる要素が満ち溢れていながら力及ばず(もしくは諸般の理由により)未完成に終わった作品」という印象があるのです。なぜ南夕子を月に返したーー。遊び難くても、ウルトラタッチの方が見ててはらはらして面白かったんだぞーー(子どもの頃の意見)。

 それはさておき、例えば超獣にはもう少し超獣としてのデザインの統一感があれば良かったのになあとかって思うわけです。良く云われますが、あれでは単なるケバイ怪獣。そんな超獣が多い中、デザイン的にも超獣を感じさせる一体がバキシムです。生物をベースにしながら、生物感を排除した見事なデザイン。生物感のない怪獣。あの路線で行ってくれれば良かったのになあ。

 バキシムが空間の割れ目から現れるシーンを、ガラスのように空が割れていく特撮で表現した、映像センスにも脱帽。


 なんか、すげえドッグファイトやってましたね>今日のティガ。

■怪獣列伝>オイルドリンカー(97/ 4/12)
 タロウ第一話でアストロモンスにやられる超獣。
 「超獣よりも強い怪獣が現れた」という、強引な設定に説得力を持たせる為だけに登場させられたような悲しい奴です。

 私は子どもの頃、こいつのことがどうにも気になって仕方がありませんでした。一言で云えば、「いったいどこが超獣なのだ」っつうことです。

 ヤプールが作ったわけでもなく、色がケバイわけでもなく、特殊能力があるわけでもなく、ただオイルを飲むだけ。
オイルを飲むだけで超獣なら、タッコングだって超獣だ。

 どっちかというと、タロウに登場したモチロンなんかを怪獣と呼ぶ方が無理があると思うのは私だけでしょうか。あれこそ超獣と呼ぶに相応しい(爆笑)。

■怪獣列伝>バキシム・ブロッケン>Sさん(97/ 4/15)
 むう、そんなシーンがあるんですね。
 いや実は私、恥ずかしながらバキシムの回ってストーリーに関してはほとんど知らないんですよ。なんせ子どもの頃に見たきりなもので。ただ、バキシムが空から顔を覗かせたあの映像だけはやけに鮮明に覚えているんですね。よほどインパクトが強かったのでしょう。

 もしかすると、「バキシム=いもむし」というのも、作品中で説明されているのでしょうか?実は私(こればっか(汗))そのことを知ったのはつい最近でして、知ったときには大いに驚いたものです。いもむしをモチーフに恐竜型の怪獣を作ろうとした、その発想だけでも拍手ものですね。ああ、もう一度見てみようかなあ。でもその前にビデオデッキを修理にださなきゃ(おかげでティガもときどきしか見れない)。

 あとAで印象に残っている映像をあげるとしたら、ブロッケンに乗り移られた父親(小林昭二)の手を開くとそこに目玉があった……というシーンを一押しします。ホントにあれは恐かった。あの話を見た後、暫く父の手を見ることができなかったものです。

■怪獣列伝>ザザーン その特徴と武器(97/ 4/15)
 ファンコレの怪獣リストによると、ザザーンの特徴と武器は
1)口から炭酸ガス
2)全身のヘドロ海草

 だそうです。
 口からそんなもの出してましたっけ?これは私も記憶にありません。ビデオをチェックしなくちゃ(って、壊れて居るんだよお(涙))。全身のびらびらが、実は海草だったってのも知らなかったですねえ。てっきり体の一部だと思ってました。

 ところで、ザザーンって私の中では結構メジャーな怪獣だという印象があります。何故だろうとあれこれ考えてみて、ふと思い出したんですが、こいつ「怪獣音頭」に登場してませんでしたっけ?(うー、歌詞カードは九州の実家。確認できず。)

 子どもの頃、「怪獣音頭」の絵本を持っていたんですが、その中に見開き2頁まるまるザザーンのイラストという頁があったように記憶しています。この印象が強いのかも知れません。

 ただ、酷い歌われようだったよな記憶がありますけどね。
 「何にも出来ないお人好し」
 だっけかな。