雑記帳

2000年5月

【2000年5月31日(水)】

■仕事がどんどん増えていくなあ。結局終電。しかも電事故で帰宅は2時過ぎ。でも明日も定時出社だ

【2000年5月30日(火)】

■久々に社内教育で講師を勤めた
▼壇上に立ち、会場を見渡すと隣の職場のMさんがいらっしゃって吃驚。少しばかり緊張した。Mさんと私は、会社で出会うより前に、PC−VANの某SIGで、互いにハンドルネームで出会った間柄。社内でただ一人、「本名の私」よりも「くりりん」の方を知っており、かつ日常的に顔を会わせる方だ(補足:同じ社員同士でも、広島方面の某氏とは一度もお会いしたことがないのですよ)。仕事面でも3年程前から関係を持って来たが、これまで私の仕事振りを直に見ていただいたことはない、そんな間柄である。
 それにしても面白い緊張感だった。この緊張はなんだろうと、講義が終わったあと考えてみたんだけど、やっぱこれって、ネット上では「自分が見せたい自分」しか見せていないが故の緊張なのだろう。いや、面白かった(おかげさまで、Mさんがいらした午前中の講義のほうが巧くいきました)

【2000年5月29日(月)】

■朝っぱらから、役員一同が顔を揃えての大会議
▼この会議で使用する資料の修正業務が割り込んだために、私と先輩はこの土日休出したと言っても過言ではない。▼土日のうちに内容の最終チェックを行い、事務局に資料をメールし、月曜早朝に、会議で資料説明を行うお偉いさんに修正個所を報告し、やれやれとほっと一息。▼ところがだ。本番で使われた資料の中に、肝心の「土日に修正した資料」が入ってなかったらしい(T_T)。お偉いさんも、資料が見当たらないので大慌てしていたとか。後に調べてみたら、事務局が資料の追加を忘れていたとか。俺の土日を返せー。

■最近先輩は、同じ時間に開催されている2つの会議を掛け持つことが多い。胸の高さほどの仕切りをはさんで行われている2つの打ち合わせ、その両方に耳を傾け、自分に関係ある話題の方に参加するのである。やっぱさあ、いままで5人でやっていた仕事を2人でやるなんて無茶だよ。

■終電。何とか会社に泊まらずに済んだ。

【2000年5月28日(日)】

■てなわけで、今日も休出でした。

■そうそう、遂に32歳になりました。イェイ(酔っぱらってます)。32歳の歌ってあったっけ?

■「伝説巨神イデオン」の何が衝撃だったか?ラストで全ての知的生命体が滅びたことよりも、アーシュラの首が吹っ飛んだことよりも何よりも!バッフクランが、彼らの母星を「地球」と読んでいたことの方が、当時小学生だった私にとっては遥かに衝撃だったのです。その一点だけで、イデオンは私にとってSF!なのです。
■因みに僕にとってのガンダムは、「宇宙」を「そら」と呼ぶ、そのセンスがすべて。


【2000年5月27日(土)】

■休日出勤
 作業完了せず。明日も出社じゃ。
■ペリーヌ物語
 ペリーヌの顔を見るたびに、プラナリアを思い出すのは俺だけか?

■ルナシーの真矢って
 あばれはっちゃくの親父に似てるよね

■平井堅って>
 槙原敬之の声+初期久保田利伸の歌い方

■レインボーマン替え歌(その58)
その58 採取時期1980年
採取場所東京都
情報提供 大田康湖様(1970年生 女性)
歌詞  インドの山奥でんでん虫カタツムリンゴは真っかっかあちゃんおこりんぼーくはないちゃた(以下不明)
 「当時の作文に、クラスメイトが面白い替え歌を歌っていた」と書き込んだ記憶があります。この作文が発掘できればもう少しはっきりするかも知れません」とのコメントをいただきました。発掘の折には是非おねがいいたします。
 本歌詞に似た替え歌は、「その7」「その18」「その22」「その24」「その29」「その31」「その40」「その53」など。かなり広い地域で歌われている歌です。


【2000年5月26日(金)】

■レインボーマン替え歌(その57)
その57 採取時期1970年代前半(1971〜1975)
採取場所大分県中津市
情報提供たけさん様(1963年生 男性)
歌詞 インドの山奥でんでんむしかたつむ リカちゃんプレゼン トンボのめがねざルビーはきれい だるまのしりまく リカちゃんプレゼン トンボのめがねざルビーはきれい だるまのしりまく リカちゃんプレゼン トンボのめがねざ……………… る
 大分県より、初の投稿を戴きました。中津出身のお友達から聞いた歌詞ということです。後半歌詞がループする、少し珍しいパターンですね。

(※レインボーマン替え歌は、作業の都合上、今回からまずこちらでご紹介することにしました)


【2000年5月25日(木)】

■新上司>
 某月某日。仕事帰りのT先輩が、京浜東北線・最終電車の車中で私の新上司(T先輩にとっては上司ではない)に出会った。
 T先輩は、新上司に挨拶した。

T先輩「こんばんは、××さん」
新上司「お、T君、こんなところで会うなんて珍しいね。ところでこないだの××コードの件なんだけど」

 そのまま(電車の中で)打ち合わせに突入。
 T先輩は「しまった!声を掛けるんじゃなかった!」と気づいたものの、後の祭り。しかも、二人とも横浜駅乗り換えだったため、駅のホームでも打ち合わせ継続。乗り換えの電車がやってくるまで……。


【2000年5月12日(金)】

■新上司>普通の会話
 先輩は、新上司といまだに仕事以外の会話をしていないらしい。

くり「わたしは、少しだけ普通の会話しましたよ」
先輩「どんな?」
くり「こないだ帰り間際に、『くりりん君は何処に住んでいるの?』って聞かれました。あと終電の時間を聞かれたり」
先輩「おまえ、そりゃ何時まで働かせることができるか知ろうとしてるだけだよ」

ああっ!


【2000年5月24日(水)】

■放送局も決まってないのに、ZUIYO(旧作の製作会社)が「アルプスの少女ハイジ」をリメイクするぞ」とWEBサイト(http://www.heidi-clara.com/index.html)を開設。一部で話題になっている。
▼「ハイジ」に関しては、少し前に別のリメイク話があった。「フランダースの犬」以降、(フジ日曜7時半枠の)名作劇場を製作してきた日本アニメーションが、シリーズ復活第一作として「ハイジ」を作るという話だ(詳細はこちら→http://www.tk.airnet.ne.jp/furcas/hi-toppages/kiji.html )。この話が出たとき、私は不思議に思った。ZUIYOがアニメ化の権利を手放すとは思えなかったからだ。
▼しかし考えてみると、作者が死んでから何十年も経っているハイジの場合、ZUIYOが日本におけるアニメ化権を独占的に有しているとは限らないのかもしれない。
▼もしも、(ZUIYOが絡まない形で)日本アニメーションによるリメイク話が実現していたとしたら、ZUIYOにとって脅威であったろうと想像する。市場に2種類の「ハイジグッズが」出回ることになるからだ。でもその場合、「ヨーゼフ」の縫いぐるみは売り出せないのだな。何故なら、「ヨーゼフ」は原作には登場しない、旧作アニメのオリジナルキャラクターだからだ。
▼これは嫌らしい見方かもしれないけれど、日本アニメーションによるアニメ化を防ぐために、ZUIYOは急遽リメイク企画を立ちあげたんじゃないのかなあ?
▼ちなみに、ZUIYOによるリメイク企画には、しっかり「ヨーゼフ」が登場する(ハイジとクララの顔を旧作と違えたり、ストーリーを一部変えたりと、オリジナル色を出そうとしているにも関わらずだ)。山羊の縫いぐるみだけじゃ、スポンサーの獲得が困難ということだろうか?
▼ところでわたし、ZUIYOにはあまり良い印象を持っていない。思い込みかもしれないのだけれど。
▼というのは、(アニメーターの)森やすじさんが、15年以上前のアニメージュ誌に「ハイジやロッキーチャックが、ZUIYOと一緒にどこかに行ってしまった」というニュアンスのイラストを(自分のエッセイのカットとして)描いていたからだ。ZUIYOの社長が権利を持って、スタッフの手の届かない所に行ってしまったといったような……。あれは具体的にはどんな内容だったかなあ(実家に帰って本棚をひっくり返さないと分からない)。
▼1975年。「フランダースの犬」や「小さなバイキングビッケ」の製作会社が、放映途中でZUIYOから日本アニメーションに移行している。多分、この時期の出来事なんだろうけどね。

■くまの子ジャンキー

■自分が子供の頃に大好きだった絵描きと知り合う機会を得た(WEB上での話にあらず)。そしてその人が馬鹿野郎だということを知った。馬鹿というか、単に迷惑な奴。しかしあまり大きなショックはない。パソコン通信やインターネットが普及したおかげで、(編集者などの)フィルターを介さない有名人の言動を目の当たりにする機会が増えたおかげであろう。
 まあ、作品を作家から切り離して鑑賞できるよーになったのは、良いことかも。

■新上司>復帰した。休暇を取ってパワーアップした気配。とほほ。

【2000年5月23日(火)】

■新上司>二日続けて病欠。やっぱ、無茶なんだよ。


【2000年5月22日(月)】

■マクロス>下忍さんへ
 なるほど、了解です。
 それにしても、下忍さんが、今なおマクロスを好きでいられること、うらやましく思います。なぜなら私は、中学時代の愚行の為に、マクロスのことを忘れるようにしているからです。マクロスのことを思い出すと、必ずある出来事も思い出してしまう。それが嫌なのです。
 何をやらかしたのかと申しますと……、「愛は流れる」を観て衝撃をうけた私(当時中学生)、「マクロスは凄い番組だ!」と学校中に大宣伝をかましちまったのです。しかも、今考えると職権乱用と言われても仕方が無いようなやり方で。それだけでも恥ずかしい思い出なのですが、翌週からあのトホホなお話がスタートしたからたまりません。加えて、あっと驚くような素晴らしい作画も殆ど見られなくなったし……(板野サーカスは影をひそめ、美樹本氏はオーガスの準備に移行したのか作画監督を務めず)。「あちゃあ!紹介するんじゃなかった!」と後悔しても後の祭り。うー、今思い出しても背筋に寒気が走るぞ(笑)。私がマクロスに冷たいのは、この記憶があるからかも(ぜーんぶ、自分が悪いのだ)。

【2000年5月21日(日)】

■「しながわ水族館」のイルカショー
 普通のイルカショーだった。オスとメスの見分け方の説明まであった点に、流石は都の文教施設と感心する。
 八景島の様な、奇妙にショーアップされたイルカショー(お姉さんのダンスが、観客の笑いを誘うのだ>八景島)も味があるけど、俺はしながわ水族館の方が好きだ。

■PHSに、知らない人からメールが届いた。

 「メルトモニ ナリマセンカ?」

 ほう。
 こんな出会いも、面白いかもしれない。
 そう思い返事を出した。

 「31サイ オトコデヨケレバ」

 返事は無かった。
 失礼じゃないか(笑)。君。

【2000年5月20日(土)】

■目が覚めたら15時を過ぎていた。

【2000年5月6日(土)】

■「帰ってきたドラえもん(1998年公開/東宝)」
 内容は、てんとう虫コミックス6巻収録「さようならドラえもん」+7巻収録「帰ってきたドラえもん」。むかーし、正月特番でアニメ化されたときも、この2つの話をくっ付けて一本の話にしていたはずだ。タイトルが「帰ってきたドラえもん」だった点も同じ。
 鑑賞後、大変よく出来ているんだけど、これはやっぱり「帰ってきたドラえもん」であって、「さようならドラえもん」ではないなあと思った。看板に偽りなしだ。象徴的なのは、本編前に収録されている「予告編」の中で、のび太が「ドラえも〜ん、早く帰ってきてよ」などと言ってること。当初は、そんなの「さようならドラえもん」ちゃうわいと叫んで寝込みたくなるほどの衝撃をうけたのだが、考えてみると、この映画はあくまでも「帰ってきたドラえもん」なのだから、腹を立てる方がおかしいのだろう。もしかしたらあの予告編は、「本作は『さようならドラえもん』じゃありませんよ」という、スタッフの宣言だったのかもしれない。
 ドラえもんを完結させるわけにはいかないから、こうするしか無いことはもちろんわかる。でもやっぱり、ただ一度で良いから「さようならドラえもん」を観たいものだ。ドラえもんのいない朝を静かに受け入れて、机を見つめるのび太を観たいと思う。


【2000年5月19日(金)】

■「20世紀アニメ大全」について>下忍さん( 掲示板へのお返事)
 「マクロス」はー、パーツの良さは認めるとしても、特に大きなエポックとなった作品ではないし、あるジャンルの到達点ともいえないし、周囲の流れと関係なく突然出現した傑作というわけでもないから、取り上げなかったんじゃないでしょうか。名作劇場の中から、「赤毛のアン」のみがピックアップされている点から考えても。もし「マクロス」を入れるとなったら、「イデオン」はどうなんだ?「ボトムズ」は?と、収集がつかなくなってしまうわけで(「マジンガーZ」が入ってないのは、流石に今視聴すると辛いっつうことなのかもしれない)。
 もっと多くの作品を取り上げたほうが、本の売上は伸びるだろうに、敢えてこの数に絞り込んだんだろうなと感じられる本書は、私にはなかなか面白い本でした。

■新聞もテレビも「2ちゃんねる」ネタでいっぱい
 重くなるからやめてくれい(笑)。
 それはともかく、記事を読んでいて思うのは、Web掲示板での出来事をネットをやらない人にも分かるように文章で紹介するのは難しいのだろうなということ。一週間ほど前だったかなあ、どこかの新聞にこんなことが書かれていた。

「(ネオ麦茶氏が)、ネコの姿で書き込みをしている相手に対して」

ネコの姿で書き込みって一体何(^^;)????
ネコの着ぐるみを着て、キーボードを叩いているわけじゃないだろうし……。
気になって仕方がなかったので、2チャンネルに行ってみたら、

     ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄(´ー`)<  要するに、こーいうことだった
 UU ̄ ̄ U U  \_____________


 わかんねーよ(笑)。
【2000年5月18日(木)】

■んなわけで、今月分から雑記帳のスタイルを変えてみました。これで少しは更新頻度を上げられるかなと。

■「心の闇は深く暗い」っつう言い回し、いーかげん飽きませんか?新聞社やテレビ局の皆さん。とりあえず、流行語大賞の候補に挙げたい位、使いまくられてるが>「心の闇」

【2000年5月3日(水)】

■塩ラーメン
 新横浜のラーメン博物館へ行き、「支那そばや」で塩ラーメンを食べた。大変美味しかった。デュラム粉と国産強力粉をブレンドして作った麺と、塩味のスープの相性が最高。30分並ぶだけの価値はあると、私は思います。
 それはともかくだ。瑠璃さんの話では、後ろに並んでいたファミリーの会話が面白かったらしい。

「えー、塩ラーメンしかないの?塩だってよー。どうするー?」
(どんなラーメンを出す店かも確認せずに並んだのか?)
「塩ラーメンねえ。サッポロ一番の塩ラーメンならいいけど」
(じゃあ、こんな所に来るなよ)

 あの親子が、食後どんな感想を漏らしたのか、是非聞きたかった。

■西鉄バスハイジャックの日
 家に帰ってテレビをつけたら、西鉄バスが乗っ取られていた。そのまま(確か)朝の4時半まで視聴。
 個人的には、「バスハイジャック」という言い方は好みじゃない。英語としては、それが正しいのだろうと知識としては知っていても、違和感を拭えない。「ハイジャック」=「飛行機乗っ取り」と頭の中で強固に関連付けられているからだろう。「バスハイジャック」って、口にしたときの語感も悪いように感じるし……。要するにだ、「バスジャック」って言葉を使いたくないなら、日本語で「バス乗っ取り」と書けば(云えば)いいじゃないのよと思うのである。「飛行機乗っ取り」は「ハイジャック」、「バス乗っ取り」は「バス乗っ取り」と使い分ければいいんじゃないのかなあ。
 なんつうかな、「バス乗っ取り」という分かりやすい日本語が存在するにも関わらず、無理矢理「正しい英語」を使おうとしているように思えて、それが不快なのだ。「バス乗っ取り」を表現するために、いま「ハイジャック」という英語を使う必要性は、全くないはず。新聞のテレビ欄などに、「バスハイジャック」という表現をみつけると、そこに「この機会に大衆を啓蒙してやろう」という意思が存在するような気がして、それが嫌だってのもある。
【2000年5月17日(水)】

■先輩に連れられて、以前から噂に聞いていた、会社近くの税務署の食堂へ昼飯に行った。本来、税務署職員と、税務署に用事があって来訪した人のための食堂らしいのだが(当たり前だ)、実際には私が勤めている会社の社員が、かなりの数潜り込んで利用しているらしい。そりゃそうだよなあ、うちの会社の社員食堂って、大して美味くも無いのに値が張るもんなあ。そもそも、給料日前になると敬遠される社員食堂って間違ってると思う。「今日は金が無いから、外に食べに行こう」なんて言われる始末だもの。近所に安い食堂があったら、そっちに客が流れるのも当然。

先輩「ここはね、米が美味いんだよ」
くり「確かにー。税務署だけに、年貢米がたくさん集まってるんじゃないですか?」
先輩「そうそう。魚も野菜も、ここの食材は全て貢物でまかなわれているんだよ(笑)」
くり「租庸調ですかい(^_^;)」

 税務署恐るべし。
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■夜は、新松戸で飲み。「和民」→「カラオケ屋」→「カラオケ屋」と梯子酒&梯子カラオケ。気が付けば朝。仮眠をとってそのまま会社へ。しっかし、カラオケってメーカーによっては本当に歌いにくいところがあるなあ。個人的には、演奏に癖があったり、オリジナルのキーが分からないカラオケは苦手。セガカラみたいに、癖が無くて歌いやすいけれど、収録曲がありきたりなカラオケも直ぐ飽きちゃって困るけど。何故、いまだに「ウルトラマンガイア」が入荷されませんか?>セガカラ

■メタルダーの主題歌を久々に歌ってみた。子供の頃はそこそこ好きな歌だったのだが、歌い終わってなんだかむかついている自分に気づいた。「ちっぽけな幸せに妥協」して悪いかよ!ジェームス三木(作詞家)
【2000年5月15日(月)】

■新上司
 この日は4つの社内会議が予定されていたのだが、各参加者から開催時間の変更要請が多数寄せられたらしく、時間調整が大変だったようだ。各位の要請を整理した結果、どーしても定時間内には収まらないことが判明。で、新上司は言った。

 「6時くらいからやろうか」

 その言葉を聞いた瞬間、先輩の目が点になった。何故なら、同日18時から職場の懇親会が開かれることになっていたからだ。先輩は既に会費3000円を支払っていた。ドタキャンして、金が返ってくる保証は無い。その上先輩は貧乏だ。先輩は言った。

 「あの、6時から懇親会が開かれることになってるんですけど」

 新上司は、冷たく言い放った。

 「そんなのどうでもいいから」

 流石は仕事の鬼だ。私はそう思った。



 2時間後。

 突然、新上司は言った。
 「あ!今夜うちら会議できないよ。6時から懇親会があるじゃない」

 おーい。
【2000年5月14日(日)】

 新PHSをゲット。結局、端末代3800円+契約事務手数料2700円+機種変更手数料2000円ちょいで済みました。ふふふふ、3万円に比べたら遥かに安いぜ。これでまた無くしても大丈夫(無くすな!)
 ※個人的な事情があって、実際にはもう少し複雑なことをしたのですが(瑠璃さんに感謝!)、「白ロム」を利用した機種変更方法を分かりやすく文章にするために、その辺りは端折りました。

【2000年5月13日(土)】

■DDIポケットに電話確認
 停止を要求時間後の使用分については、請求されないらしい。助かったー。

▼買いなおさなきゃならないんだけど……
 DDIポケットのPHSは、契約後10ヶ月間は”大枚をはたかないと”機種変更が出来ないことになっている。DDIポケット直営店等へ行き、端末をほぼ定価(量販店で4千円程度で売られている端末の定価は、3〜4万円もするらしい)近い金で買わなければならないのだ。ビッグカメラなどの量販店で、どんなに頭を下げも、「機種変更してよー」と懇願しても、「10ヶ月経ってないからダメ」と断られてしまうのである。じゃあ、俺みたいに紛失したり、盗まれたりした人は、どーすりゃあいいのよ?

その1)量販店で、まったく新規にPHSを購入する。ただし電話番号も新規
その2)DDIポケット直営店へ行って、機種変更してもらう。この場合電話番号は変わらないが、3〜4万円の出費を覚悟しなければならない
その3)あきらめて、10ヶ月が経過するまで、PHSを使わない

 どの選択肢もいまいちだなあ。電話番号を変えたくは無いが、数万も払ってPHSを買いたくもないぞ。何か抜け道は無いの?

▼夜、抜け道を見つけるために、ねっとさーふぃん。結果、「白ロム」なるものを使えば、何とかなるらしいことがわかった(「2ちゃんねる」の情報量に感謝)。「白ロム」とは、電話番号が登録されていない端末のこと。この「白ロム」をDDIポケットの支店に持ち込めば、2千数百円の手数料だけで、機種変更してくれるらしい。今使っている端末が、たとえ契約後10ヶ月以内であっても!
 ただ問題は、「白ロム」をどーやって手に入れるか。
 もちろん、その辺で市販されているものではない。
 通販サイトはあるのだが、そんなに安いものではない(もちろんDDIポケットで買うよりは、かなり安いのだが)
 じゃあ、やっぱり諦めるしかないのか?秋まで待てと言うのか。
 ところがどっこい、道は残されていた。「白ロム」を作ればいいのである(ありがとう「2ちゃんねる」(^^;))。では「白ロム」の作り方をご紹介しよう。

●ステップ1
 量販店に行き、まったく新規にPHSを購入する(電話番号も新規)
 注意:年間契約にしないこと!

●ステップ2
 買ったばかりのPHSを、DDIポケットの支店に持ち込み即効契約を解除する(「白ロム」の完成だ)  注意:ステップ1の時に年間契約にしてると、違約金が発生する

 これだけです。あとは、現在使用中のPHSから「白ロム」へ機種変更の手続きをするだけでOKのはず!これなら、端末代+αで新しい端末を手に入れることが可能のはず!
 さあ、早速あした、某量販店へレッツゴーだ。

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■新上司>会社に忘れ物を取りに行ったら、今日も仕事していた。
【2000年5月12日(金)】

■PHS紛失>
$午後10時
 ふと気づくと、PHSが消えていた。慌てて(自分の)PHS宛てに電話してみたら話中。何度かけても話中。ひじょーにまずい事態である。
 とりあえずDDIポケットに電話し「停止」を要求したが、営業時間外であったため(コンピューター対応だったのである)、実際に電話が止まるのは翌朝らしい。おーい、それじゃ今晩使われた分の電話代はどうなるの?もしかして俺が払うの?盗人の野郎、まさか長距離電話をかけちゃいないだろうな……

$午後11時半
 犯人は、相変わらず電話を使いまくっていた。性質の悪いことに、私の彼女宛てに、無言電話をかけさえするんだよ、この犯人。そりゃ、パスワードでガードしとかなかった俺が悪いんだけどさあ。そんなことすることないじゃんかよぉ。

$午前0時
 使用をやめるように説得しようと、彼女のPHSから犯人宛てに電話をかけてみた。しかし、時々繋がるものの、無言で切られてしまう……。

$午前0時半
 このままだと朝まで使われそうな気がしたので、悔しいけれど泣き落としにかかることにした。犯人宛てにPメールを送信。
 「金が無いからやめて」
 メール送信後、犯人の電話利用が止まった。うー、悔しいなあ。

$午前1時半
 帰宅。
 留守番電話を再生したら、犯人からの無言電話が入っていた。

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■新上司>
 昨日の話の絡みで、「デビルマンのうた」を使い、新上司の替え歌を作れることに気づいた。

 「全てを捨てて働く男ー」

 これは良いネタだと思い、先輩に早速メール。
 新上司の向かいの席に座っている先輩へメールした。
 メールを読んだ先輩は、あやうく爆笑するところだった。
 危険危険(^^;)。  
【2000年5月11日(木)】

■新上司>
 新上司の目の周りの隈に関して、私と先輩の間で新説が浮上した。
 「不動明がデーモンに取り付かれてデビルマンになったように、何かに取り付かれているのではないか」という説だ。うーん説得力がある。

くり「いったい何に取り付かれているんでしょうね?」
先輩「仕事の鬼(笑)」
くり「うまいなあ」

 ほんと、説得力がある。
【2000年5月10日(水)】

■新上司>
 新上司は目の周りが黒い。普通のめがねをかけているのに、「この人は、サングラスを掛けているんだろう」と思っている人も多いくらいだ(実話)。「仕事のし過ぎで、目の周りに隈ができているんだろう」説もあったのだが、それにしては元気いっぱい。なかなか不思議な隈なのである。
 今日は、そんな上司が放った一言がナイスだった。

 「経理部の●●君は、昨日徹夜だったらしいよ。目の周りを真っ黒にしてた」

 ご、ご自身の目の周りには……、気づいていないのかもしれない。
【2000年5月9日(火)】

■新上司>
 新上司は毎晩終電近くまで仕事をしている。昼休みも仕事しているようだし、朝も早い。土日も出勤している。いったいこれでどうして体が持つんだろうと気になったので、尋ねてみた。

くり「夕飯はどうしてらっしゃるんですか?」
上司「遅くなると、食べないことが多いねえ」
くり「朝は?」
上司「朝は食べるよ。どうして?」
くり「いや、殆ど休んでらっしゃらないし、昼も働いていらっしゃるから大丈夫なのかなと」
上司「……。んー、もうどこからどこまでが仕事で、どこまでがプライベートなのかわからないねえ」

 あぶないよ、この人。でも、傍から見る分には、しごく元気そうに見えるから不思議。
【2000年5月8日(月)】

■新上司>
 新上司は電話も好きだ。電話で話し出すと止まらなくなる。雑談抜きで、仕事の話だけを2時間続けられるんだからたいしたものである。でも相手するほうはたまらない。
 私が前の部署に居た頃、帰宅しようと机を片付けていた先輩宛てに、新上司から電話がかかってきたことがある。それから2時間ぶっとーしで、翌日の会議のための根回し電話。そんなに話することがあるんなら、来ればいいじゃんか(^^;)>新上司。同じビル内なんだからさあ。
 新上司の長電話のおかげで、会議の開催時間ががずれ込んだこともある。1時半からの会議なのに、みんな待っているのに、新上司は2時過ぎまでずっと電話。
 不思議な人である。

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