◆栄螺さんを観た(10/18)
数年ぶりに栄螺さんを視聴。
あ、なんだか漢字で表記するとえらく妖しいな。
それはともかく、富永みーな版のカツオくんの声を初めて耳にしたのですが、意外と違和感がありませんでした。ちょっと吃驚。以前のカツオくんは、もう少し元気だったような気もするけど、まあ聞いている内に慣れるのでしょう。素敵な3代目(初代は大山のぶ代)が見つかって良かったというのが正直な感想です。ちょっと寂しいけどねえ。
不謹慎な話かもしれませんが、他の声優さんについても、代役の選定ってのは行われているのでしょうか。前もって進めていた方が良いと私は思います。それか似た声の人を捜してきて、影武者として育成するとか。ルパンを引き受けた当初の栗貫じゃないけど、「サザエでございまーす」だけ上手い声優は、やっぱり不可ですよね。スポンサーとしては「●芝がお送りいたしまーす」だけ上手ければ良いのかもしれないけど。まあ、個人的には予告後の「ふんがふふ」が上手ければ良いなと思う。あ、そういや「ふんがふふ」は馬鹿視聴者の”品がない”とかいうトンマなクレームのおかげで消されたんだった。何故だー。
ところでサザエさんを観ていて、ふと気付いたこと。お話の作りが、いつの間にか昔のスタイルに戻ってるような気がしたんですけど、気のせいでしょうか?
話毎の題材(スポーツとか芸術とか)に合った原作を大量に拾ってきて、それをがんがん繋げていく作りに戻ったように思います(今回たまたまそうだったのかな?)。
一時期の話の作りは、そうじゃなかったんですよね。辻真先さん他ベテラン脚本家がごそっと抜けた後、原作をあまり使わずに、アニメオリジナルなエピソードの比重を高めていた時期があったんです。しかもそれが、妙にしんみりしてたりして。まあ、好みもあるんでしょうけど、私はその変化を機にサザエさんを観るのをやめた口です。はっきり言っちゃうと、笑えなくなっちゃったんですよ。あ、これは言っておきたいんですが、サザエさんって昔は笑えたんですよ。兄妹3人で爆笑してましたもの。それが、ある日突然笑えなくなった、番組の雰囲気ががらりと変わった、何故だ?と調べてみると、脚本陣が変わっていた。そりゃ驚きました。
この時の変化は本当に顕著で、確かアニメージュでも取り上げられていた程です。
もしも昔の作りに戻っているのなら、ちょっと嬉しいな。
■以下余談
おそらく、旧脚本陣が最期に担当した回にあたると思うんですけど、雰囲気が変わる前の週のサザエさんはとんでもないものでした。
10年後のイソノ家が登場したり、みんなで大阪万博に行った想い出を語り合った後、「あれから10年以上経つのに、タラちゃん全然変わらないね」なんて台詞の後で、一同大笑いしたり。
俺、最終回かと思ったもの。
いやきっと脚本家にとっては、あれが最終回だったに違いない。
ところで、サザエさん世界で起きた事件の順番を私は次のように記憶しているんですけど、合ってますでしょうか?
詳しい方いらっしゃいますか?
・イササカさん(初代)転居、代わりに浜さんが引っ越してくる
↓
・三河屋の三平さん、家業を継ぐために北国の実家に帰る
↓
・皆で三平さんの実家に遊びに行く
↓
・脚本陣、大幅入れ替え
↓
・浜さん転居、代わりにイササカさん(2代目)が引っ越してくる
注)初代と2代目のイササカさんは別人です
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