雑記帳

1998年11月

◆なんだ?この記事(11/30)
    坪井にライバル心/阪神4位 部坂
     部坂(へさか)俊之投手(24=東芝府中)が29日、東京都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金8000万円、年棒1200万円で仮契約を結んだ。(中略)坪井(青学大)とは東都大リーグのライバルでもあった。「さすがだなって思いながら今年を見ていました。自分とは比べてはいけないと思います」も早くもライバル心を見せていた。
    (日刊スポーツ 1998年11月30日(月)2頁より)
     これ書いた記者、何が何でも「ライバル心を見せていた」って書きたかったのかなあ。
     いくら何でも強引すぎないか?
     これでは、マスコミ不信になるスポーツ選手がいても仕方ないと思う。

◆河豚は危険な食べ物 2(11/30)
     河豚の毒について、松虫さんから以下のコメントをいただいた。
    あ、そうそう、河豚の鍋が温まるのは白身の中にもごく微量のテトロドトキシンが入ってるからだとテレビでいってました> くりりんさん
     げげげげ、本当だったんですね(大汗)。ありがとうございます松虫さん。
     てなわけで、本日さっそく同僚にお詫び。

     くりりん「疑ってごめん(汗)」
     同僚A 「うんうん。わたしも確かテレビで見たんだと思う」
     くりりん「それにしても、微量でも毒が含まれてるってことはさ、フグって食べ過ぎるとやばいのかな」
     同僚A 「らしいよー(笑)」
     くりりん「そうなんだ。…いったいどれくらい食べたら中毒になるんだろ」
     同僚A 「どうだろ?でもまあ、中毒になるほど食べれるような(値段の)魚じゃないから大丈夫だよ(笑)」

     いやまあ、そりゃ全くその通りなんだけどさあ。気になるです。
     最高に贅沢な中毒かも(笑)。

◆河豚は危険な食べ物(11/26)
     職場にて

     同僚A「ふぐちり鍋ってさ、あったまるよねー」
     同僚B「うん」
     同僚A「あれって、ふぐに毒が少し残ってて、それが効いて暖まるんだってね」
     同僚B「え(^_^;)?」

     それはちがうだろー(汗)。

◆勘違い(11/24)
     小学生の頃、リポビタンDのCMコピーは、「肉体疲労の栄養補給に!」であると信じていた。そんな話をVANに書いたことがありますが、似たような勘違いを、もう一つしていたことを思い出しました。

     サザンオールスターズ「勝手にシンドバット」の歌い出し。「砂混じりの血が咲き」だと思っていたんですよ。やはり小学生の頃。
     意味はさっぱりわからないけど、まあきっと詩的な表現って奴なんだろうと考えてました。

     「茅ヶ崎」なんて地名は知らなかったからなあ(当時、福岡県在住)。

◆ゲームが変わる!64が変える!(11/17)
    ゲーム機を音声で操作
    話しかけたら「ピカチュウ」がお辞儀
    任天堂がソフト開発

     任天堂は世界で初めて、音声で操作できる家庭用ゲーム機ソフトを十二月十二日に発売する。(略)付属のマイクで声を入力すると画面上のキャラクターが反応する。ゲーム機の操作はこれまでスティックやキーボードなど手を使う方法に限られていたが、音声認識技術の採用でゲームのやり方は一変しそうだ。
    (日本経済新聞 1998年11月17日(火)夕刊3頁より)
     性能は段違いかもしれないけど、その機能…、初代ファミコンの頃からあったような。

◆エヴァンゲリオンとは如何なる作品だったのか(11/13)
     なんだか面白そうだったので、各紙をあたってみました。

    『エヴァンゲリオン』製作会社
    5億8000万円を脱税

    約15億円所得隠し東京地検に告発

    「新世紀エヴァ−」は巨大人型ロボットを操縦する主人公が宇宙からやってくる正体不明の生命体と対戦するというSFアニメ。
    (東京新聞 1998年11月12日(木)夕刊11頁より)
     やっぱり宇宙からやってくることになってます。
     新聞業界では、そーゆーことになっているんでしょうか?


    「エヴァンゲリオン」国税に屈服
    制作会社15億所得隠し 修正申告応じる

     新世紀エヴァンゲリオンは、二十一世紀の地球を舞台に、主人公の少年少女が操作するロボット「エヴァンゲリオン」が人類の敵と戦うSFアニメ。宗教性も盛り込み、生命や自我、親子の葛藤などが、精密な構成で描かれている。テレビ・アニメ部門で、多くの賞を受賞した。十代だけでなく、二十−三十歳世代にも熱烈なブームを巻き起こし、しかもエヴァンゲリオンの正体や結末も解明されないまま物語が終わることから、結末の是非をめぐって、雑誌などで論争が起き、研究本なども売れた。
    (讀賣新聞 1998年11月12日(木)夕刊19頁より)
     こちらはまた違った味わい。
     いったいガイナックスの脱税記事に、ここまで「エヴァの説明」を盛り込む必要があるのでしょうか?この記事を書いた人エヴァファンなんじゃないの?とにかくエヴァについて書きたかったんじゃないの?なんて思ってしまいました(それとも単にこの日ニュースが少なかったのか?)

     加えて、説明に力が入っている割には、なんとなくピントがずれているような…。

    ・是非は別として、エヴァンゲリオンの構成は精密だったか?
    ・多くの賞っていったいなんだろう?(「多く」なんて表現するほど「テレビ・アニメ部門の賞」ってあったけか?)

    おまけ>
    ・「結末も解明されないまま物語が終わることから、結末の是非をめぐって、雑誌などで論争が起き」って、何となく日本語がおかしいような気がするのは私だけ?

◆使徒襲来(11/12)
     今日の日経。

    「エヴァンゲリオン」製作会社が脱税
    (中略)
     エヴァンゲリオンは近未来の地球で、宇宙からやってくる正体不明の敵と戦う若者たちを描いたSFアニメ。

    (日本経済新聞 1998年11月12日(木)夕刊19頁より)

     宇宙からやってくる?

◆久保田利伸ニューヨークに死す(11/11)
     こんなメールが届いた。

    ★サイバーニュースと発表資料★
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    ◇日生、ドイツ銀と提携――資産運用で英に合弁、投信
    相互販売も
    ◇自民、「自自連立」へ本格協議――きょう幹事長会談で選挙協力も
    ◇米カーギル、コンチネンタル・グレインの穀物部門買収
    ◇歌手久保田利伸さん、
    NYにて自動車事故死
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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    「ブリッジに乗用車激突、5人死傷」

    「米国東部時間8日午前2
    時すぎ、ニューヨーク州ブルックリン市内の
    ブルックリン橋登り道路で、若者5人が乗った
    乗用車が道路わきの鋼鉄製橋脚補強柱に激突。
    運転していた黒人男性(29)と、
    同乗していた静岡県出身で歌手の久保田利伸さん(32)
    東京都江東区、広告会社社員沢村一太郎さん(34)、の
    3人が全身を強く打って死亡したほか、残りの2人も重軽傷を負った。
    ブルックリン港湾警察は運転していた男性のハンドル操作の誤りが
    原因とみており、飲酒や麻薬の使用がなかったか司法解剖を行なう方針。
    調べによると、現場は深夜でも比較的交通量が多いブルックリン・ブリッジ直前の道
    路。
    乗用車は180メートル手前で他の乗用車を追い越して猛スピードで
    反対車線に飛び出し、対向車を避けようと急に右ハンドルを切ったため、
    回転して鋼鉄製橋脚補強柱に激突したらしい。

    5人は久保田さんが主催するバンド仲間で、この日午後零時ごろから
    車に乗っていた。

    助かった1人は「現場近くでライトを消した車に追いかけられた。マンハッタン
    (ニューヨーク市内)に急いで戻ろうと思った」などと
    話しているという。」(時事)

    デマらしいのだが、なかなかよくできている。職場でちょっとした騒ぎになった。

◆ゴジラ松井(11/9)
     スポーツ報知のジャイアンツ情報ページに行ったら、"ゴジラ"がバットを振っていた。なんだかなあ。すっかり定着しているよなあ。

    2年前のこんな話↓
    #2898/4151 SFは雑談だ!
    ★タイトル (CFN50075) 96/ 8/14 3: 0 ( 16)
    ちゃんとしたニックネーム        くりりん
    ★内容
    13日付けの日刊スポーツによると、巨人球団首脳(誰だ?)が
    松井について、「そろそろちゃんとしたニックネームをつけてや
    りたい」とか「いつまでたってもゴジラじゃかわいそう」などと
    語っているらしいのですが・・・、いったい「ゴジラ松井」のど
    のあたりがちゃんとしていないのでしょう(笑)。

                           ☆くりりん☆
     わすれているんだろうなあ。
     マジで募集しようとしてたんですよ。

◆平成ウルトラシリーズと小学生(11/9)
    「宇宙船」最新号の「ガイアスタッフインタビュー」を面白く読みました。

     幼児と大人(元ウルトラファン)には人気があったけど、小学生を引き込むことができなかったティガ(幼児はウルトラマンと怪獣が出てくれば、それで嬉しいのでしょうか?)。それを踏まえ、小学生視聴者を獲得するために、わかりやすいストーリー作りを目指したダイナ。ところがダイナのわかりやすさは、小学生を引き込むことができず、逆に年長の視聴者離れによる視聴率低下を招いてしまう。
     そんなわけで最新作のガイアでは、ダイナとは一転、大きく方針を変更したらしいのですね。小学生を引き込むためハードなストーリー作り。ちょっと矛盾している様にも思えますが、子供たちをウルトラから卒業させないというスタッフの言葉を読むと思わず納得です。
     加えて、なぜ怪獣が暴れているのかという点だけはわかるようにしなければならないと、子供が怪獣モノを楽しむポイントをキッチリ押さえているところがまた素晴らしい。

     そしていま、ガイアの視聴率はスタート時点でダイナを越え、さらに上がり続けているそうだ。
     大人も子供も幼児も楽しめるウルトラマン。今後のガイアに大いに期待。

◆サザエさんの謎(その2)(11/6)
    気になることがあって、調査中。

    ■わかっていること
    1.放映開始日:1969年10月5日
    2.ミニ改変 :1984年/Bパートの後に、新聞4コマ風のミニコーナー設置
    3.大改変  :1985年3月(スタッフの入れ替え等)
    4.大改変前の脚本陣:辻真先、城山昇、雪室俊一他
    5.現在の脚本陣:城山昇、雪室俊一他
    6.大改変後のED:原作風の絵に変更

    ■よくわからないこと/はっきりしないこと
    7.改変後の脚本陣:たしか辻氏と雪室氏が降板。代わりに数名のライターが入ったはず。雪室氏はいつの間に復帰したのでしょうか?
    8.アニメ誌の予告欄:上記の疑問を解決すべく昔のアニメ誌を繰っていて気付いたのですが、サザエさんって、84年頃まではアニメ誌の当月放映リストに掲載されてなかったんですね(姉妹社の許可が下りなかったのかな?)。いつの間に掲載されるようになったのでしょう?
    9.予告後の「ふんがふふ」がなくなった真の理由

    で、あちこち探していたら、↓のページがHITしました。
    日本マイナー倶楽部 14
    なるほどねえ。これで9番は解決。
    三平さんが郷里に帰った理由も訂正しなきゃなりませんね。
    後日、纏めてみます。

    サザエさん情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報下さい。

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