雑記帳

1999年5月

    ◆(/)

◆「僕はおたくじゃないもん」(5/27)
    こちらの5月26日分を読んで……。
     んー、昔は「おたく」なんだろうなあと思っていたんだけれど、ここ数年の間に、「おたく」をずいぶん大層なものとして定義する動きがあったもんで、「おたく」を自認することが辛くなってきたというか。俺は単なる「マニア」でいいよ、みたいな。
     「おたく」の定義については、「オタク学入門(岡田斗司夫 著)」の「オタクの正体」に詳しく書かれているので、興味があったら読むといいかもです(WEB上で全文読めます)。

    PS.秀樹が好きなのと、あの歌が好きなのと、両方かなあ。聞いているうちに段々好きになってきた。

◆朝っぱらからガッチャマン(5/26)
     朝、テレビをつけたら、ガッチャマンを放送していた(テレビ東京/AM5:30〜)。観た。観て思ったこと。昔好きだった作品を久しぶりに観るときは、回を選んでみた方が良い……。下手な回にあたると、頭の中で美化されているイメージとの落差に苦しむから崩れてしまうから。
     なんつうか、要するに間抜けだったんですよぉ、ガッチャマン。
     今回、ギャラクターが遂行した作戦は次の通り。

    1)月にムカデ型メカを送り込む。
    2)ムカデメカ、月面の岩石をガリガリ食べる。
    3)ムカデメカ、食した岩を、お尻の穴から地球に向けてガンガン発射!
    4)大量の隕石が地球上に落下。

     月から地球に向けて岩を射出するって、確かどっかで聞いたことのある戦法ですが、まあそれは良いでしょう。問題は射出後の隕石の動き……。遅いのです。「こんなので、どうして月の引力を振り切ることが出来るんだ?」と云いたくなるほど遅いのです。発車直後からふわふわと、まるで風船みたいに飛んでゆく岩。この絵を作った人は、月面は無重力だと思っていたに違いない。
     昭和40年代に作られたSF色の強いアニメって、結構SF作家がシナリオ書いてたりするけど、思ったような絵が上がってこなくて、頭を抱えることが多かったのではないかなあ、なんて思ったり。

     岩の動き以外にも、幾つか気になるシーンがあったなあ。
     ゴッドフェニックスは宇宙を飛んじゃうし(大丈夫なのか?)
     水着姿から、直接ガッチャマンに変身しちゃうし(普段着ているあの服が、スーツに変化するはずでは?)

     イヤ本当に選んで観たい物であります。
    関連事項>ガッチャマンのファンサイトをみつけました
    ガッチャマン三日月珊瑚礁DB
     こちらによると、私が観たのは第9話「月よりの悪魔」だった模様。また、ギャラクターが月に送り込んだメカは、ムカデではなく、サソリらしい。
    ・同サイト内で紹介されている「ガッチャマンひみつ50」に面白い記述があった。以下の内容は、いちおう公式設定みたいなんだけど……。
    39.ゴッドフェニックスは月までいけるの?

    とてもむずかしいね。宇宙空(かんママ)を飛行するにはゴッドフェニックスの燃料ではだめなんだよ。それに酸素のない大気圏を飛ぶには、科学忍者隊五人の装備や機内の完全装置が必要なのさ。
    ガッチャマンひみつ50」より
     行ったよ!目の前まで!俺観たもん!(爆笑)
     大体、酸素のない大気圏ってなんだよ(トホホ)

◆詐欺師関連>感想のメールを戴きました(5/25)
     5月7日、都内在住の会社員のSさんから、詐欺師関連の記事に関して感想のメールを戴きました(ありがとうございます)。この方のところにも、「マネジメントリサーチ」から電話が数回かかってきたそうです。ただ、私と違い上手くかわしていらっしゃる様ですね。その方法について書かれた箇所を、ちょっと引用させていただきます。

    「『こういうお電話は一切お断りしておりますので、お断りします。』とか言って、話を全部聞かずにすぐ電話を切ってしまっています。」

     いや全くその通りです。私のように、とりあえずある程度話を聞いてからなんとかしようってのは、やめた方がいいみたいですね。彼らは、とにかく話し続けることで、騙す糸口をつかもうとするらしいですから。

     ただ私の場合、たまたま中途でほったらかしにしている通信講座があるがために、「あなたが受講している講座に関して、これこれの手続きが必要だ」などと云われると、「もしも本当の連絡だったらどーしよー」と不安を感じてしまい、つい最後まで聞きたくなってしまうんですよ。でもそれがいけない。話を聞こうとした段階で、既に詐欺師の罠にはまりかかっている。たとえ思い当たることを云われたとしても、「かまをかけているな」と考え(実際、「え?教育なんて受講してませんよ」と云ったら、簡単に引き下がった場合も)て、問答無用でガンガンぶった切るべきでなのでしょう(本当に自分が応じなければならない電話かもと不安に思うなら、叩ききった後に、契約した会社に問い合わせすれば良いわけだし)。

     また、この方からは他にも、
    「時々直ちに電話をかけなおす奴がいますが、同じ手で何度も対応しています。せいぜい20回くらいで、向こうがあきらめますよ。」
    というアドバイスも戴きました。
     いましたいました、そういう奴。途中からドスの効いた声で脅してきた奴もいました。
     私の場合、失敗だったのは、その様に対応すべき場面で頭に血が上ってしまったことです。数秒おきにかかってくる外線を、内容を聞かずに全て叩き切っていたら、見かねた上司に受話器を取られてしまいました。「仕事の電話だったらどうするんじゃ」とは云われませんでしたけれど、まあ、そゆことですね。冷静に対処したいものです。

     リストがいろんな詐欺師の間を回っているんじゃないかという説については、私もその通りだと思います。

◆赤犬&納豆関連(5/21)

◆中古車屋と御中(5/14)
     えーと、買ったのは新車ではありません>むらたけさん
     昭和62年式のカリーナEDです(車両価格9万円)。先月まで乗っていたシビックよ り、年式が古くなっているところが、ちょっとお茶目。
     それはともかく……。必要書類(車庫証明等)一式を中古車屋に送る際に、思ったことがひとつ。
     中古車屋が用意してくれた封筒に、あらかじめ先方の住所・宛名が書かれておりまして、それ自体はありがたいんですけれど、ご丁寧なことに「御中」まで書いてあったんですね。
     これってどうなんでしょ?私は、「『御中』書くことくらい知っとるわい」と、少々ムッとしたんですけど。

     そーいや、昔、「アニメック」って雑誌が、凄いことやってたなあ。
     「最近の若者は、団体宛の手紙に『御中』を付けることも知らない」と嘆いた編集長が、いったい何をやったか。
     なんと、雑誌添付のアンケートはがきの宛名に、「御中」と印刷しちゃったんですね〜(「編集部行」の「行」を棒線で消し、その下に「御中」と印刷)。あれには驚いたものです。

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