中国訪問記 



その前に外国に行った(笑)のが、96年11月のスイス・イタリア旅行。その年は夏に印度の出張もあって、珍しく1年に2回も海外に出かけた訳ですが、それ以来さっぱりどこにも行かなくなった私。大体、個人旅行で海外に行くには今の私はそれ以外(っていうかSMAP)に金がかかりすぎてるしな。
で、今回の中国行きは、もちろん出張な訳です。と言っても視察であり、直接の商談ではないんですが・・・
その話、言われたのは確か9月も終わりになってからだったような。これまで数回、我が事業部では若手の視察団を中国市場視察に派遣していたんですが、不況の影響でちょっとお休みしていたんですね。で、ちょっと回復してきたところで、復活第1弾。印度に行っていたために他の人に先に行って貰っていた私にもその話が回ってきたということです。
今回は各部から1名ずつで、団長(偉い人です)含め計14名。合わせてみたら、女子は私しかいなかった!
まぁいいんだけど。

目的地は、北京、西安、上海。それぞれ数社ずつの会社訪問と、見聞を広めるための国内視察(いわゆる観光?)があります。
スーツケースとかは持ってるし、夏コンモードの延長でお泊まりセットは難なく揃えられるし、後はパスポート。96年に申請したのだからまだ期限は・・・・あぁっその前だったのか申請は!てっきり期限が残っていると思っていたパスポートは、完全にアウトで、再発行が必要となり慌てて申請に行ったのでした。妖怪塗り壁のような恐ろしい社員証の写真でパスポートは作られた。
ばたばたしてるうちにもう出発。あまりに可愛かった「優駿」の背表紙を切り取り、Myojoの歯磨き中居さんも連れて旅立ったのでした。直前にJYさんが送ってくれた最近のSMAPらぶりー画面のビデプリももちろん一緒にね!

現地では、中国内ずっと同行してくれる現地人のガイドさんが。日本語堪能な彼女は、たぶん20代後半の女性で、Hさん。マイクロバスで市内へ。そのままホテルにチェックイン。
あれこれ安心だろうというので、団長のご指示の元、泊まるホテルは全部5ツ星。中では北京がいちばん広い部屋だったな。ドアを開けたら、大体両側にバスルームとクロゼットがあるでしょう?廊下みたいになってて。その廊下が、ドアの倍の幅くらいあったんです。日頃ビジネスホテルに泊まり慣れてる身としては感動モノでした。部屋はツインか、大人4人くらい寝られそうなダブル。部屋の中も広かったよぉ。大体中国のこういったホテルはどこもそうなのか、三カ所ともTVは各国のBS放送が入るようになってて、BS1とBS2が見られました。おはよう日本とか見ちゃって、一応日本で大事件が起きてたらチェックできる仕組み。でも、SMAP情報とは隔離されてるんだなぁ。

スーツに着替えて、某社北京事務所へご挨拶と説明を受けに行く。その後夕食。これが最大の危機でしたね、視察団の。
訪問先の人たちと一緒の食事だったんだけど、現地採用の若くて可愛い女性(永作博美似)が酒は強いわ気は強いわ、飲ませるわ食わせるわ殴るわ潰すわ。この1次会だけでいったい何人の男性がトイレで吐き、何人が涙ながらにホテルに引き上げたことか・・・。アルコール度数56度という小瓶に入った魔の液体。首の後ろを押さえつけられてこれを注ぎ込まれ、死者続出。酒に弱い人や偉いおじさまには襲いかからなかったため、私は無事だったんだけど、中にはトイレで何度も吐いて水道から水をがぶ飲みしたために、次の日にお腹を壊して苦しむ人もいたみたい。
2次会はカラオケ。これが、腰まで(腿までじゃありません)スリットの入ったチャイナドレスのねーちゃんが一人に一人ずつ付いてくれるようなお店で、曲メニューに新しい曲もなかったので、取り敢えず帰ることに。飲めないヤツと潰されたヤツとでホテルまで帰った。

北京のホテルで、いつだったかな、TVを付けたらBS−1で京劇をやってて、その日見に行ったばかりだったのでちょっと流したままにしていたら、宝塚北京公演の生中継ですって。京劇と似ているところが随分あるという説明のVTRを幕間に流していたところだったらしい。劇部分が終わって、次はレビューでした。ホントに生中継なんですって!・・・・ということは、北京から東京に衛星を使って送ったモノを東京から放送して、それを衛星でまた北京でキャッチしたのを北京のホテルで見てるってことか(笑)。衛星の無駄遣い〜!(笑)しかし、これが宝塚だからそれで済むけどね、もしSMAP北京公演とかあったらさー、チケット欲しいでしょう?で、チケット無いけど行くだけ行ってみようとか言って、来るわけですよ北京まで。そんで、衛星の無駄遣いしながらSMAP北京公演をホテルで見る・・・泣けるねぇ。そういう宝塚ファンはいたのでしょうか。
だから北京、おばさま団体日本人が多かったのかな。万里の長城にいた関西の女の子達も、宝塚を追いかけて来ていたのかしら。幕が下りた後のタカラジェンヌの皆さんは、次の日万里の長城に行くって言ってました。惜しかったな、一緒に上れたかも知れないのに!(笑)

そう、行ってきましたよ、万里の長城。写真で見ると、ただだらーっと長い壁が延々続いているように見えるけれど、実際ねー、凄いですよ。大体あんな山の中にうすっぺらい壁作ってどうする?!と思うでしょう?案外高さがあるし、飛び道具を使うための穴なんかも開いていて、城とか廊下とか壁と言うよりは要塞というのがいちばんふさわしいように見えましたね。それに、勾配の厳しいこと。坂タイプと階段タイプの2種類が限りなく続いているんだけど、坂のほうなんか、掴まっていないと落ちていってしまいそうなんです。階段は1段が大きかったり細かすぎたりだし。たぶん、一気に走り抜けられないようにあれこれバラエティに富んだ造りになってるんだろうなぁ。
ある程度高いところまで行くと、見晴らしはそりゃもうすばらしいです。往復1時間分くらいしか登らなかったけど、それでも、風景はちょっと半端じゃない。慎吾になっちゃうけど、ホント、今回は、半端じゃないって。一生に一度は登ってみることをお勧めします。

北京の気候は、東京よりは寒いです。でも、耐えられないほどじゃあない。天安門広場で吹きっさらしだったときとか、万里の長城を登り始める前とか、かなり寒かったけど、それ以外は、ちょっと生地の厚いウールのスーツにストールを羽織って手袋をしていた感じです。

天気はいい。というか、殆ど雨が降らないらしいです。年間数百ミリですって。乾燥してて埃っぽいので、喉はかなり痛かったです。乾燥してると猫っ毛の私は凄く髪の調子がいいんだけど(ゴロ仲間)、お肌は最悪だね〜。日本から持っていったパックはあっという間に終わってしまった(笑)。マジで、これから中国に行かれる方、お肌の乾燥対策には十分お気をつけ下さいませね!ホントに天気がいいの。雲を見たという記憶がないものね。ただ、スモッグは凄いみたいです。中国と言えば自転車、という印象はあって、確かにもの凄い台数がかっ飛ばしてるんだけど、それ以上に車もとんでもない数です。歩行者も半端じゃなく多い。歩行者、自転車、車、それぞれがお互いを思いやることなく、信じる道を信じるとおりに突き進んでいく様は、最初はいつ事故が起きるかと貧血を起こしそうになるし、私なんかバスの中で右足に力入っちゃって。いや、ブレーキを踏む足ですよ。ブレーキ踏みたかった〜!

北京のねーちゃんはみんな綺麗でお洒落でした。日本人の感覚で行ってもお洒落だと思うな。2年前くらいに視察団で中国を訪れた同僚は、「みんな可愛いけどタイツが大きいらしくて、足首でたるんでた」って言ってたの。だけど、今はサイズも豊富になったみたいよ。パンツが多かったってのもあるけど。ホント、パンツが多いです。特に訪問先企業の働く女性は、99.9パーセントがパンツでした。私はロングスカートのスーツだったんですけどね。マジで、膝を出してる女の子にほっとんど合わなかったなー。

日本語が通じることにはどこでも驚いた。訪問先の企業の人、観光客相手の土産物屋の店員、レストランの従業員。誰もが、自分の仕事に必要な分だけの日本語を使えるんです。
そして熱心。あるレストランの20歳だという女性は、同僚が持っていた日本語と中国語が対になってる会話集を貸して欲しいって言って、私たちが食事をしている間、一生懸命書き写してました。食べ物の名前とかをメモっていたみたい。

最初の日の夜、夜店を冷やかしに行った。
小さいレコード屋さんで日本語のCDを発見。酒井法子のポスター(彼女はホントに知られてるね)が貼ってあるその店で、Kinki、V6、ウタダ、C&A、TRF等を発見。SMAPが無いので仕方なく?KinkiとV6を購入。それぞれ18元(1元が13.5円くらい。つまり1枚日本円で243円だ!安い!)。ここで、SMAPファンであることがメンバーにバレる(笑)。しかし頼みやすくなるわけだ。SMAP見かけたら教えてね、とお願いした。とても気が楽になった(笑)

つづく



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