「お泊まりのカルテ」秋田大館樹海ドーム
始まりました、「SMAP CONCERT'99 BIRDMAN」、ついに!
大変だった、前日のハイジャック事件の後、手荷物検査がかなり厳しいかと思ったが、いつもと同じ、荷物をX線検査、自分は金属探知という2つで終わり。特に中身を開けさせられたりということもないし、警備の人数が多かったという気もしない。まぁ、それはそうですね、犯人は捕まっているし、組織犯罪でもないわけですから。
空港でメモ帳を購入。昔っからある、コクヨのCampusブランドのやつだった。これでメモは取れるが、せっかくひろちゃん(モバイル)を連れてきているのだからと、取り出してロビーで入力してみる。しかし、何だか気恥ずかしくてすぐにやめちゃった。ホテルでこっそりやろうっと。
ごく淡々と機内へと移動。今日の往きはANAで、機内販売のカタログにはポケモン関係がたくさん。今度遠くに引っ越してしまう友達の子供に、何か無いかぱらぱらめくる。ポケモンカードのANAオリジナルバージョンがあり、応募者全員にカード2枚がもらえるというので、同行の友人の半券をもらうことにした。2枚で一口なので。
何の問題もなく、いや、出発が使用機の遅れで1時間ほど遅れたため、きっかり1時間分ほど遅れて青森空港に到着。腹が減っている。予約してあったレンタカーを借り、Makiさんの運転で弘前のホテルに向かった。
青森、リンゴだらけだ。リンゴの木が並ぶ畑?を延々と見ながら進む。ガードレールの模様、東京都は銀杏だけれど(横須賀の観音崎のは、一個一個が灯台の形をしている。ムーミンのにょろにょろみたいなのだ)、ここ青森のはリンゴだ、もちろん!
弘前市内には、「○○リンゴ袋店」というのがたくさんある。きっと(断言は出来ないが)リンゴの成長過程でかける、紙の袋を作っているのね?これを見るまで私、あの袋は農家の方の手作りだと思ってましたが。やっぱり、需要のあるところに供給はあるのねぇ。驚きましたわ。
私は自分の車がある関係で、いつも運転、ナビは人にお任せという人間だ。だから、常に目印や障害に気を配りながら地図を的確に読んでタイムリーな指示を与える、ナビの役はとっても苦手。複雑な道じゃないからよかったけれど。運転するより緊張するのだ!
往きは、昨夜一生懸命作った「BIRDMAN」テープ。120分におもて裏、余った10分にお気に入りの「idea」と「逢いたくなって」(A面)、「Fly」シングルバージョンと「End of Time」を。そう、覚えなければ!なのだ。
青森、木村だらけだ。知ってはいたけれど、青森には「木村」姓が多いらしい。(それと、「工藤」さんね。)木村工務店、木村医院。いちばん好きなのは、「木村冷蔵庫」!いいっ。どんな冷蔵庫でしょうねぇ。外側も熱いけど、ハートはもっと燃えたぎってて、どんなモンいれてもほどよい焼き色を付けて返してくれるのか?それは冷蔵庫じゃない。木村さんと冷蔵庫。共通点は何でしょう?
レンタカーで行くと決めていたので、ローソンのロッピーでシャトルバス送迎付き駐車券というのを買っておいた。場所は「大館市公設総合卸売市場駐車場」。弘前から南下してきた幹線沿いに、案内板が立っていて、それに従って進む。進む。どんどん・・・遠いっ!遠いのだっ!
しかも、大きなその市場の、奥へ奥へどんどん進み、もうすぐ線路〜というあたりの砂利敷きの空き地まで進まないといけなかった。シャトルバス乗り場まで徒歩4分はかかるぞ。明日はどうしようと、検討が始まってしまった。
シャトルバス、往きはちゃんと、席が埋まると出発してくれた。立ち席は取り敢えず作らないらしい。バスで7〜8分くらいかしら、ドームが見えてきます。ドーム前には池とも言えない浅い水が張ってあるエリアがあって、ちょっといい感じだった。バスはぐぐぐぐーっと奥まで進み、降車場に着いた。今回!機材運搬トラックがカッコえぇ!BIRDMANロゴ、でかでかとサイドに入ってます。全身が黒くて、BIRDMANの文字がカッコえぇです!それが、ぐあーっと何台も並んでます。めちゃかっこいい!トラックの前で記念撮影をしている人もいましたね。
ついたのがかなり遅かったので、グッズ売場の前は行列が。Makiさん、Oさん、Sさん、黒の4人で分担を決め、目的のコーナーへ向かった。取り敢えずコンサ前に買っておくべきものとして、うちわ(木村さんのと、中居さんの)、忘れてきたペンライト(羽の形で可愛い!)を購入した。S嬢は全員のうちわを買った模様。しかし振るのは中居さんの。Makiさんは当然木村。Oさんは、一押し木村、以前までの同率1位慎吾を抑えて、3枚のうちから中居さんを選択!黒は「半分になるように」とのご指示によって、木村うちわを振ることになった。
グッズ売場の並びをしているときに、元木さんと怪獣ちゃんに遭遇。newぼでぃーのさんたろうにも逢えた!おお、爽やかな感触、夏向きボディー!元木さんが他の方に見せてらした、パンフの中の木村さんのどあっぷに、思わず悲鳴を上げる!可愛いー!!!
中に入って、トイレ待ちの列にtomomiさんを発見。
どうせ待ち合わせなんてしなくたって、皆さんと、きっとどこかで会えるんですねー。
公演終了後、再びグッズ売場へ。買い足しをして、それからシャトルバスの乗車場所に。たくさん待機していたし、駐車場が広いのでさほど混乱も無かったみたい。偉いぞ。
バスに向かう途中、いわしくんを発見。宿のお風呂が10時までだから死ぬほど急いでいるらしくて、だーっと行ってしまった。
バスには座れた。駐車場まで、かなりの距離をバスで移動。この距離に、不安を抱く。明日の飛行機は青森発20:30の最終便。コレに乗り遅れたら、どうやっても東京には帰れない。どうしても乗りたい。そのために、どうしたらいいのか。タクシーを予約して駐車場まで送って貰うという手もあるが・・・・。
あれこれ悩みながら帰った。
宿泊は弘前。帰りは私の運転で。大館から弘前はやたら道が簡単で、片側1車線の幹線をずーっと走っていれば着く。だが、途中から平行して高速が、東北自動車道が走っている。青森空港まではそれに乗った方がいいので(往きは、弘前のホテルに立ち寄ったので高速に乗っていない)、練習のためと、弘前の先何kmくらいなのかを確認するために、高速を使ってみた。碇ヶ関というところだ。右折で入る高速!うちのほうにもあるけど、恐いですよね〜。まぁ通行量が少ないのでそうでもないけれど。高速はちゃんと片側2車線あった。人様の大事な娘さんや奥さんをお預かりしてるので、丁寧に運転。いつもの私じゃ考えられないわ。
ところが。無いのだ、その先の「どこどこ何km」という表示が。仕方ない、出口で係員のおじさんに聞いた。東北自動車道、標識はめちゃくちゃ少ない!不親切だ!
弘前に辿り着いたらもう11時過ぎてたんですが、お腹が死ぬほど空いていて、道路沿いのラーメン屋に入った。本当なら、この日は土用の丑の日で、うなぎでも食べたかったところだが。
このラーメン屋は、結構美味しかったが、何しろ「なべラーメン」とは?という疑問も氷解する、丸底の鍋に入っていた。めちゃ大量。とん、とコップで置かれた水が美味しくて、さすが東北、とか思う。
ホテルの駐車場は、満杯だった・・・!じゃあホテルの正面玄関脇に停めて良い、と言われたが、駐車場からホテル玄関までは、一方通行の逆方向だったため、そのまま素直には行けず、次に曲がれるところを回って帰ってこようと、したら・・・次の角で曲がってみたら、そこは魔の巣窟だった・・・!
一本曲がった途端、そこはススキ野もかくやという、一大歓楽街だった・・・!一つのビルの一つのフロアに、10軒くらいのクラブだかバーだかの名前が並び、それが7階建てくらいになってて、1階の入り口にその看板がずらーーーーっと並んでる、そういうビルがたくさん。時間が遅いこともあったけれど、走っているのはタクシーばかり。
そして渋滞している!!
弘前と大館なんていう、町と町を結ぶ幹線道路でさえ渋滞していなかったのに、このぎっしり並ぶタクシーはどこへ行くのだ?!
ちょっと回ってホテルの前へ、と思っていたため、ナビ役のMakiさん、後ろに乗っていたOさんは降りてしまっていた。後ろには、もう一人乗っていたS嬢が。この配置はまるでタクシー。「わ」ナンバーのよそ者車が、怪しい歓楽街に迷い込んでしまい・・・・逃れたくてもう一回曲がったら、まだ歓楽街なのだ!ひ、弘前って、そんなに大きな町なの?!・・・
幸い、あたりをつけてもう1回曲がった道がホテルの前の一方通行の道だったので、なんとか帰ってこられた私達。待っていた2人も、「これから峠を攻めるぜ」みたいなヤンキー車の視線を浴びちゃって、待っててくれるのは大変だったらしい。弘前恐るべし。恐かった、夜は。
つづく
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