「ジュブナイル」をやっと見てきましたの感想


 大した内容じゃないんですが、これからご覧になる方もいらっしゃることでしょうし、別ページにしました。短いよ!
 ジュブナイル。本当なら、初日舞台挨拶のときに見ていたはずだったんですが、遅刻して「今からでは間に合わない」と言われ、すごすごと引き下がったのです。それで、見逃してる友達と見てきました。
 場所は、3人の自宅場所を考えて、渋谷に。渋東シネタワーってところです。私は、初日に行こうとしていたので前売り券を持ってたんですが、チケット発売所はすごい混雑。ミッション・インポシブル2をやってたんですねー。今からでは自由席では座ってご覧になれませんと盛んに言ってました。ジュブナイルのほうはそういうことは無くて、無事地下の上映館へ。丁度前回が終わるところで、次回の入りを待っている列は、ほっとんどが親子連れだ!小学生とその親、という感じ。特に「親が慎吾ファン」というふうでもない。たぶん、本当にまっとうな子の映画のターゲットなんだろうな。夏休みに子供に見せる映画としてちょうどいい感じなのかなぁ。
とても見やすい席でした。椅子も座りやすくていい感じであった。
そだ、麻木さんが出てるんだ、と思い出したのは、彼女の顔が正面で映ってからでした。誰だろ、細い女優さん、と思ってたのでした。
主役(ですよね)のゆうすけの子が可愛くて、目が大きくて弱気で優しくて。でも子供4人とも可愛かったわ。杏ちゃん可愛い。トシも、ロンゲのせいもあるけど、インディアン坊やみたいな感じが木村っぽくて、性格も目立ちたがりで正義感強くて義理堅い感じがね。顔が似てるわけじゃないけど、ちょっとトシを応援したくなってました。
慎吾は、いかんいかん、先にスマスマのコントでパロディを見てしまったおかげで、どうも途中まで、コントっぽく見えてねぇ。コメディっぽくしてるところでも、コメディを通り越してコントに見えてしまい、参りましたわ。
テトラは評判どおりとっても可愛かった。ちょこまかと自分で身体の一部を作ったりロボットを作ったり。特に、トラックでロボットの研究所に入り、資材をいただいちゃうところなんて、もうすっごいらぶりー!トラック運転してるテトラちゃん!
敵にやられちゃってダメになっちゃったあたりでは、思わずうるっと来かけましたよ。
でも、せっかくうるうるしていたのに、最後では笑わせてもらった。それは、やつらの二十年後の姿だ!あんなに可愛かったゆうすけは「なぁに言ってんだか!」の吉岡秀隆になってるし、木村みたいだったトシはどこぞの若手お笑い(え、この役者誰ですか?私も知ってる人かしら?)みたいになってるし。そして、そしてー!役名忘れたが、あの3枚目の子!なんで川平慈英に?!あーこれ笑えるー!!!最後まで顔を見せないでおいて、いきなり現れたのが川平慈英だもん、笑うでしょう!慎吾がボボさんみたいな変なあごひげつけてロンゲになってるのはさらりと流し、川平慈英でオトす監督よ!凄いわ。(笑)
慎吾のあごひげの不気味さも忘れたよ。ふっとんじゃった。テトラのことも、杏ちゃんも、ストーリーも。
緒川環が杏ちゃんの二十年後をやっていて、意外なほど杏ちゃんと違和感なくてびっくり。似てるのかな、この二人は。

映画って、画面が美しくていいですね。CGも慎吾言ってたけど綺麗でした。これが「すごい」のかどうかは、CGの現在の技術がわからないので評価できないですが。

ところで、敵役の宇宙人が乳酸菌が苦手だったという設定。最初、TVで地球語を覚えようとしていた宇宙人が見ていたドラマには確かに乳酸菌で死んでしまう宇宙人が出てたけど、それはドラマの話であって、本当の宇宙人もそうだったっていうのは、偶然の一致なのか?それとも・・・・TVで放送されていた宇宙人の話は、今回の敵役のやつらが過去にどこか地球上に攻め入ってきたのを知っている人がドラマ化したとでも・・・?そうだったら恐くて面白いけど、たぶん違うだろうなー。
慎吾とか酒井美紀は、大事な個所で敵に繭の中に入れられていて役に立たず、殆どはテトラと子供たちが敵をやっつけたことになってます。
これは伏線か?!と思われるシーンが最後まで筋に結びついてこなかったり、細かく描いたところが必ずしも本線のストーリーではなかったり、作りが粗い感じはありましたが、映像が綺麗なのと子供たちの演技が上手で生き生きしていたことで、結構思っていたよりは楽しめた感がありましたね。
少なくとも、「受信料を払っていないナイルという少年が・・・・」という慎吾の説明で想像していたよりはとても面白かったと思います。
私なんか、子供は真剣に見てるんだろうなと思って、あんまり変なところで笑わないようにしようとは思ったんだけど、どうしても川平慈英にはかなわなかったわー!

以上、感想でした。
もしかしたらあるかも?!と実はひそかに楽しみにしていたテトラの携帯ストラップは無かったのでした。もしかして試写会の特典だったのでしょうか。
homeへ