00.5.18「七色インコ」を観に行ったレポ
今回のバトルは、3月に行われた。お仲間の一人が入っているとある会員向けのチケット優先予約にて、ゴロ様が主演される「七色インコ」の前売りがあったのだ。
休日の夜という半端な時間、私は折悪しくブラバンの練習で、その日はトレーナーさんが来てくれる大事な練習。でもしかし、ちょっと用事がと言って抜け出して、電話の前でトライするがいっこうに繋がらず。あんまり練習を抜けたままにも出来ないので、早々に断念して練習へと復帰した。
今回もやってくれたのは我らがココロの母・Oさん。ありがとうOさん、彼女は、千秋楽こそダメだったものの、その前の日曜日をなんと8枚取ってくれたのである。行きたかった人数より多い。感謝。
しかしその日はどうやらブラバンのほうの、本番1週間前でゲネプロ(ゲネラル・プローベ、総練習。リハーサルみたいなもん)なのであった・・・!そこを救ってくれたのがJYさん。彼女が他の日をゲットしていて、私はそこに混ぜていただくことにした。ありがとね。
当日はど平日だったが、せっかくJYさんが久々の東京、うちにも来てもらおうと大掃除を敢行する。つまり、2日間休んじゃったわけです。なのに、しばらく前に引いていた風邪が悪化し、前日は昼過ぎまで寝てから活動開始したため、掃除が終わって風呂入ってマニキュア塗り終わったらもう4時!(笑)
当日は、東京駅でJYさんをお迎えしたあと、中野に行き、前から同僚お薦めであった「中野ブロードウェイセンター」というかなり濃いぃ空間へと出かけた。それは、中野駅前のサンモールというアーケード付き商店街を抜けたところにある、4階建ての雑居ビルである。中は所狭しと店が並んでいる。とにかく店店店。凄い数だ。それも、税理士事務所の向かい側がサンリオショップだったり、床屋の隣にアニメソフトの店があったり滅茶苦茶だ。北海道産の滅茶苦茶うまいソフトクリームを売る店もあったりする。
基本的にはおたく系の店が多い。コイン、テレカ、アニメ、ポスター、漫画。まんだらけという漫画専門店をご存じですか、あれが、恐ろしく細かい分類のもと、10店以上に細分化されて、各階に配置されているのも凄いが、テレカショップもコインショップも得意分野ごとに数店舗あるのがもっと恐い。更に、我々には垂涎のポスターが所狭しと並んでいる店もあり、かなり、かーなーり、時間をつぶせる。
たぶん、SMAP好きな皆さんなら、昼頃行って、半日遊べるでしょうね。昔のレアなのから最新のまで、ポスター見るだけでも面白いですし、テレカとかはかなり貴重なのもありますぜ。
SMAPの昔のコンサートパンフなんかは数万ですものね。
さて。今日の目的を忘れそうになります。うちに来ていただいて、ざーっと懐かしいビデオとかも復習しつつ、お昼を食べて、赤坂入り。禁煙が素晴らしいスターバックスで待ち合わせてYUKIさんTakakoさんと合流し、目指すACTシアターはすぐ、ホントすぐそこでした。ブリッツの前と言ったらわかるかしら。とにかく、駅出てTBSのすぐ隣です。
まずは中でお花の鑑賞。誰から誰にお花が?とチェックし(当然のことながら、メンバーからはたとえお花が来ていても楽屋に置いてあるんでしょうね)それからトイレに行って、パンフを買う。パンフは2千円です。台本が1500円。私はパンフのみ購入。
席は、前から10列目で、舞台に向かって右側のほうでした。かなりステージが近いんだけど、前のほうは傾斜がないので、前の列の人の頭がかなり邪魔!それはちょっとだけ見づらかったです。
さて。開演直前、まだ客席の灯りが落ちないうちに、悲鳴のようなさざめきがあちこちから。慎吾でした。慎吾、髪は金のふわふわで、オレンジっぽい服を着てめっちゃ目立ってます。真ん中あたりの、舞台に向かって左寄りの通路側の席に座りました。最初、ちょんと座ったんだけど、「慎吾だ!」と周りの女の子がかなり立ち上がっていたので、思い直してちょっとだけ腰を浮かせて後ろの方に軽く手を振っていました。いい感じ!
可愛くてかっこよくて、とってもいい感じ。慎吾好感度アーップ!
すぐに客席の灯りが消えて、お芝居が始まりました。
今まで、SMAPのメンバーが出るお芝居で私が見たのは、つかさんプロデュースのものが多かったせいか、台詞があふれ出るというか湧いて出るというか、打ち上げ花火のようなそりゃまぁもの凄い膨大な台詞を聞かなくちゃならなくて、私なんて難聴なのでかなり苦労していたわけですよ。でも、漫画原作というのもあるのかな、台詞が聞き取りやすかったです。ゴローの滑舌も進歩してるのかしら。
颯爽と登場し、口上を述べるゴローはかっこよかったです。ゴロー様!
私にとって意外だったのが、宮沢りえの好演。台詞もわかるし演技に意味が通っていて、いい感じでした。うまかったと思う。役と役者が合っていたのだろうとも思うんだけど。目鼻立ちがはっきりしているので舞台向きのお顔なのかな。立ち姿が可憐で、それでいてあんまり貧弱ではなくて、劇中劇でのドレス姿が可憐で、とても似合っていた。はい、好演でした。
ゴロー様は、とてもお茶目でキュートで、持ち味が出てたんじゃないかしら。「広島〜」とかもいいんだけど、台詞を機関銃のように撃ちだしていると、ゴローあまりに早口で何を言っているかわからなくなるんですもの。これくらいの台詞量で、余裕を持ってしゃべると、ゴローの魅力、「可愛げ」が出て、とてもいいです。
他の役者さんが小柄な人が多かったのか、ゴローが意外と背が高く見えて、うーん、最近筋肉もついたのかなぁ、立派でした。かっこよかったよ。
お話はわりと単純で、筋書きで予想外の楽しみというのはあんまり無いんだけど、まとまりやすいんだろうと思います、破綻が無くて、素直に見られました。ただ、最後、え・・・これで終わり?!と思ってしまったのは私だけ?!ちょっと唐突な感じがしなくもなかったです。(お陰で、慎吾が退席するのを見逃した!(笑))
私的には、つか舞台よりもわかりやすくて良かったかな。初日からあんまり日が経っていなかったけれど、冷や冷やするようなところは無かったし、面白くて単純に楽しめました。手塚治虫ですからね、テーマはいくらでも深く読めるけれど、単純なテーマとしても受け取ることが出来ます。本当の自分探し、というのかしら。お互い、片や故意に、片や不慮のことでそれぞれ本当の自分ではない姿でお互いの前に現れた二人が、真の姿で向き合うまでのお話。え、それだけ?というテーマでもあり、だからこそ考える余地がたくさんあるテーマでもあり。こういうテーマで感想文を書かせると、先生は面白いと思います。たぶん、いろんなことを考えると思うよ、生徒は。私は、こういう単純でフクザツなお話の感想文を書くのが好きな生徒でした(笑)そして今に至る。
舞台中にも大きな咳をたくさんしてしまいました。不摂生の致すところです、ごめんなさい、ゴロー。ご一緒した皆さんにもうつってしまったんじゃないかと・・・。
終演後は、赤坂見附に近い方の飲み屋でお話をしましたが、だんだん体調が落ちていく中、ご迷惑をおかけしました。なんかねぇ、もうあの時点で次の日の失敗は目に見えていたような・・・・次の日。電車の中で子供に靴を踏まれ、身体を捻った途端に背中に激痛が走り、そのまま電車を降りて1時間そのままの姿勢で休み、結局家に帰って寝ていた、金曜日でございました。
さて。3月のBLエキストラで木村、こないだ「いいとも」で中居、今日は慎吾とゴロー。生SMAPはこれで4人!うふふ、剛以外全員だわ!と自慢していたら、鋭い友人に指摘されました。そうでした、2月に「蒲田行進曲」にて、剛をたっぷり見たのでした・・・・ごめん剛。それに、その1週間後、TFMスペイン坂スタジオで生慎吾の鼻ほじりも見たくせに。ごめん慎吾。とにかく生SMAPづいている私。夏コン無い分、楽しんでおきたいと思いますー。
あー、なんだか全然観劇レポにはなってない!殆ど中野ブロードウェイの宣伝のようだ!(笑)でも、面白いところなので、皆さんも機会があったらぜひ行ってみて下さい。江別ファームのソフトクリームは未挑戦なので、次回ぜひ食べたいと思います!
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