眠れる森のカルテ


12月25日(0:54am)
★終わりました。
見終わった視聴者がしばらく立ち上がれないと、野沢尚は言った。私はまんまとその通りになった。
それから、脚本集を読んだ。プロデューサーの話と、脚本家の話とを。脚本家のメモによると、直季の最後をああいう形にしたいと言ったのは木村であると。主役ではなく、二番手だからこそ出来ることがしたい、直季は死ねないかと。
私は、キッチンのTVで最終回を見て、そのまま風呂に直行して、湯船に浸かりながら考えてた。直季が死ぬのはあんまりだ。直季が死なない最後を書こう。直季は寝過ごしたんだ。そして、終点に父親と実那子が迎えに来てる。もしくは・・・中の森で降りた実那子の子役の女の子は、実那子の子供。彼女は中の森で結婚して子供を産んだ。相手は・・・実は姉弟ではなかった直季で。1998年の直季は、頭を打った事件のせいで夢を見て、実那子の待つ中の森への旅の途中で、未来の自分の娘と出会う。そんな体験のせいで寝過ごしてしまう。直季は深い眠りに就き、再び目覚めたときには過去の記憶はなかった。過去の記憶は、育ての父直巳によって作られた偽物の記憶。そして直季は、直季ではない男として実那子と出会い直し、恋に落ちて、結ばれて・・・・
と考えていた。風呂を出て脚本集を読み、木村の提案によって直季の死が決まったことを知って、考えを変えた。ごめん直季、木村、やっぱり直季の死を私はちゃんと受け止めるよ。
★そんなふうに今、ひどく真面目にこの時間を過ごしてます。深読みしすぎてたなぁ、とか、それが楽しかったんだよなぁ、とか。いろんなことを思い出すわ。見終わった直後に、一人で損してると思って悲しかった直季の運命も、悲しがるだけじゃなくて、考えてみようかなぁなんて思ったりして。
★脚本家も、プロデューサーも、木村を褒めてくれてる。喜多Pの「類い希な才能と美貌を“盾”にせず、それを“枷”として受け止めている」って、すごい誉め言葉だと思う。嬉しい。そして、野沢氏は木村が「化学の先生みたい」と言った意味が未だにわからないと、言った!嬉しい(笑)。それはもの凄く木村を理解してると、思うのだ(笑)。
あぁよかった、「(笑)」って使えたよ。うんうん。見終わった直後の気持ちから、こんなに浮上できてよかったよ。脚本集、ぜひ読んでいただきたいです。ぜひ。
世のアンチキムタクの人々は「眠れる森」を見ても、「やっぱりキムタク」って言うだろう。ふふん言ってろ言ってろ。
なんか、嬉しくなってきた。また、愛を痛感してしまう。
★止まらないので、ひとまず今夜はこの辺で。

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12月10日(11:48pm)
★由理、死す。直季を最高潮に持っていっての死。ずるいなぁ。可哀想だけど、ずるいよ。あんな場面で死ぬなんて。翻弄されっ子ちゃん、流され小僧の直季には、あれ以上はない形での、忘れられない死だよ。
そして次回は敬太が・・・。たぶん・・・。これで、「オープニングにヒントが」という木村発言が証明されて来ましたね。タイトルバックで、由理は仰向けに倒れ、敬太は木から落ちてるんですもの。あとは、しゃがみこむ輝一郎というのが、どういう形になるのか。そして、目覚めたときにすれ違って会えない主人公達は・・・。やはり、最後の記憶を取り戻したとき、実那子と直季はお互いを覚えていないのかしら。新しい人間として出会って最初から始める、のかなぁ。
由理が屋上で出会ったサンタは、誰?あの夜、輝一郎は実那子とマンションにいたし、国府の連絡先を由理が知っているとは思えない。由理が知っている人ということになる。誰?
私は、春絵じゃないかと思ったんです、一瞬。だけど、由理は春絵を知っていましたっけ?そこで行き詰まるんですよね。
★春絵と実那子の姉は同い年。偶然の一致でしょうか?まさかね。何か、あるんでしょう?川でおぼれて森田パパに見殺しにされた子の家に飾ってあった賞状の年齢がお姉ちゃんと同じっていうのも妙な一致。パパに恨みを持っていたのは、姉のほうでは?実那子が恨みを持っていたと直季たちに思わせるために、交換日記とかを細工したのでは?敬太が飛び降りてしまう(んですよね?)のは、頼りにしていた黒幕が、最愛の由理を殺したから。かなぁ。と思ってます。黒幕は、姉と輝一郎の二人。とかね。
★やっぱりね、期待込みで、直季と実那子は姉弟ではないと思うの。どうかしら。直巳が、息子が執着する実那子と血が繋がっていたら、もっと息子の行動を止めると思うし、その息子が、初恋の人が姉だと知ったことがわかったらもっと済まないと思うだろうし態度にも出るでしょう。
だから、直季は亡き妻の連れ子だったということにしたわ、私は。
★それにしても・・・・直季は見事に綺麗だ。美しい。はぁ・・・・・
★エラリィ・クイーンの「エジプト十字架の秘密」、解決編に入りました。思ったとおりの犯人でした。まだ、最後の最後までは読んでいないけど。
一見、ねむ森とはなんにも共通点がないように見えます。でも、もしかするとあるかもしれない。
3人の被害者がいて、全員国籍が違う他人だと思っていたのに、実は兄弟だったんです。で、最初の被害者だと思われていた人が、実は真犯人だったという話。その3兄弟を復讐のために付け狙っていた男も、兄弟の一人である真犯人の犠牲になっていた。
ね、ちょっと興味深いでしょう?

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12月7日(11:21pm)
★実那子が中の森にいるときに本屋さんで買っていた「エジプト十字架の謎」byエラリー・クイーン。ハヤカワ文庫で、「エジプト十字架の秘密」というタイトルで出てるんですね。
今日、うっかり携帯の電源を切らずに置いたら、仕事中に電話が入りました。後輩(私に最初にSMAPのライブビデオを貸して背中を押してくれたヤツだ)からでした。終業後、かけ直したら、その文庫本を買おうか迷っているという用事だったのですわ。で、私もあったら買おうと思って3軒目で発見、購入しました。皆様ご覧になってますか?クリスマスイブの夜に起きた猟奇殺人が発端の話なんですね。もしかして何かヒントが、と思って読むことにしました。
★土曜日にやっていたダイジェスト放送。あれが結構好評でした。何回か見逃したという同僚も、「あれを見たからもう大丈夫」とまた見る気になってくれたみたい。効果的な時期にやりましたね。出演者インタビューとか余計なナレーションが入らず、ただダイジェストだったのがよかったかも。木村さんのわけわかんないインタビューも見たかったけどね!

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12月3日(11:56pm)
★直季と直巳、名前が親子っぽくてそれが怪しい、とか、めぐちゃんの正体は誰、とか、書く前に、私はもう、今日の直季の美しさ悲しさ哀れさ脆さにめろめろさ。
ロケットを首に付ける前の、俯いたお顔の美しさ。美しいなんて言葉で言いたくないっ!埋められて、だんだん土をかけられていくときの美しさ・・・・吐く息が真っ白で、寒そうで、風邪は大丈夫なのか木村?!と思いつつ、ヒサンになればなるほど美しさが凄みを増してくるから、行くトコまで行っちゃって、とも思ったりする。
妹が、めぐちゃんは、生き残ったキミコ(字が・・・(笑))じゃないかと言うんです。獄中結婚って、不自然過ぎるって。確かに、キミコをあれだけ思っていた国府が、ね。でも、その説を支持しようと思いつつも、めぐちゃんの幸薄そうな顔を見ると、国府は彼女を利用してるだけのようにも思える。幸せと縁遠かっためぐちゃんをたぶらかして、「積極的に幸せになろうとしている」ことをアピールして仮出所のポイント稼ぎをしてる、と想像もできるし。
★ついに直季、パパに真相を問い質しに行きました。実の父が、愛する実那子の実の父で、自分と、15年間思い続けた女が異母姉弟だということ(現時点ではね)。直季はただ、酷い原因で失恋したばかりの痛々しい男だったんだよね、彼の心境としては。それだけでも弱々しくなって酷い振り方した女に逆戻りしそうになる弱い普通の男なのに、パパが殺人犯だなんて。
直季を責めてはいけないわ。彼の立場に立ったら、きっと誰でも弱々になって、どうでもよくても昔の女によろめいちゃうでしょうから。しかし、本上まなみは背が高いらしい。さすが痩健美茶。膝を折っても木村さんと身長一緒だ。そしてそれを見る滂沱の涙、敬太。背中のkillの文字も恐いぞ。
★そして予告編。直季には新たな傷が?サンタさんは誰?船上結婚式って?

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11月20日(11:13pm)
★「可哀想大王」は、実那子から直季に譲り渡されるのか。
直季は一人でタイムカプセルを開け、一人で真実を知り、一人で危ない運転をして、一人で「そういうことだったのか」と納得している。ここで真実の血の絆が明らかになるにはまだ早いので、今視聴者の前に提示されようとしていることはカムフラージュなのだろう。ストレートに行けば、実那子が埋めたロケットの写真は、直季のパパという線が濃厚だ。しかし・・・。
もしも実那子が直季パパの子だったとして、直季も直季パパの子だったとしたら・・・?直季パパは、直季が実那子を恋愛感情を持ってつけ回しているのを知っている。二人とも自分の子なら、さすがにもっとマジで直季を止めるだろうと思うのです。姉弟で恋愛はまずいからね。だから、直季もやっぱりどこか別のところの子。考えられるのは、輝一郎との異母または異父兄弟。
★今までのストーリーでどこも怪しくないのは、輝一郎パパだけ。その分、この人が後半になってどれだけ怪しくなってくれるか、楽しみでもあります。
★直季はどんどん、おバカで可哀想路線に入りつつあります。由理に流され過ぎ。いたいけな子犬のようなしおれた木村は大歓迎だけど、甘える相手は由理じゃない。違うっ!
★その由理ですが、なんで・・・どうして由理ってば、赤ちゃんの話なんか・・・?!なぜ?考えたくないけど・・・・その展開だけは、いやだぞ!
★私や周囲の友達は、直季も何らかの記憶操作を受けてると思っているんだけど、直季にはフラッシュバックがないですよね。どうしてだろう。
★福島での、実那子と一緒にお風呂に入った同級生役、中島ひろ子さんは、前夜「タブロイド」で美人銀行員と書かれた横領銀行員をやってました。いい感じでした。

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11月14日(0:58am)
★さて、衝撃の第6幕から一夜明けての感想を。
何を考えていたのか全部ぶっ飛んでしまった、直季の逆ギレ襲撃シーン(なんか全然適切でない表現かも)。脱ぎながらキレる。恐くて綺麗で。美しい事後の横たわりショット。普通は逆でしょう、男子が、起き上がって服を着てるそばで女子が横たわってるものです。でも、直季の寂しさ悲しさ虚ろさは、とても相手に顔を見せられないくらいだからね。逆光の瞳が、暗い中なのに、滲んだ涙で光を帯びていて美しい。美しいなんて一般的な言葉で言いたくないけど、美しいというのがふさわしいと思える、あの映像、あの木村だった。
直季って、昨日の圭太への告白が本物だとすると、10歳の頃から実那子をずっと追い続けていて、実は女性にはあまり慣れてない人なのかもしれない。遊び人風だけど、一途で純情で。今のところはね。直季の記憶もどうやら不確かだから、一概にそうとも言えないけど。
★直季のこと。純情で一途で素直な性格だということがどんどんはっきりして来れば来るほど、何らかの操作をされて記憶がねじ曲げられている気がしますね。今日Makiさんと話していたのは、輝一郎が実那子を追っていたなら、それに直季が気付かない訳がないってこと。
★国府の内縁の妻、めぐちゃん(役名なんだっけ)。誰か訪ねてきてもうそを付けと言われたのに、殆ど全部しゃべってる。いくら塀の外と内で離れて暮らしていても、夫婦となる相手だもの、すぐに口を割る女かどうかなんて、わかるはず。だから、訪ねてきたやつにしゃべるだろう、というのは計算済みなんじゃないか。もしかすると、それを見越しての、計算尽くの結婚話なんじゃないだろうか。幸薄い女に惚れさせて、そこを訪ねてくるであろう誰かに、わざと足跡をわからせる。ううむ、考えすぎ?国府が追ってくるヤツを想定していたとすれば、それは誰?輝一郎かしら。それとも・・・?
★由理は、シロ?由理こそ、輝一郎に送り込まれたんだっていう説もある。
★直季が実那子に、「生まれて来たときに最初に見たヤツを、たとえハイエナだとしても親だと思う」と言っていたのは、誰のことだったんだろうか。実那子を助けたおじさんか。それとも、何らかの過去がある直季の親として現れた直巳?
会社の子が聞き込んだところによると、市会議員一家殺害事件の2日前に、交通事故で一家全員死亡、長男だけ生き残る、というのがあったそうです。実那子が図書館で調べたときに画像として出てきたそうですが。その生き残りが、直季なのでは。そして、誰かが何かの目的で直巳の所に連れていき、ウソの記憶を与えて息子として引き取った。
あぁ、最初に人物相関図を見たときに、直巳の息子で直季かぁ、親子って感じで安易なネーミング!と思ったのを、今思い出す。それは視聴者へのカムフラージュかもしれないですね。そうやって煙に巻いて、直巳と直季が親子じゃないんじゃないかという推理を遠ざけてる気がしてきた。
★最初はそうでもなかったのに、今はもう、ねむ森のことを推理していると、恐くてトイレに行けない(笑)。お風呂も、明日にしようかなって感じ(笑)。恐いの、苦手です。

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11月7日(7:28pm)
★タイトルバックで、直季と輝一郎の映像に原田美枝子の名前が被る、と書いたけれど、毎回そうではなかったみたい。「意味が隠されてる」と言われ続けているタイトルバックですが、深読みしすぎたか。

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11月6日(10:36pm)
★今も眠れる森に夢中な我が妹と、4幕と5幕のビデオを見ながら復習をした。昨日のカルテで、3人の母親がほぼ同時に亡くなった、と書きました。今日彼女に言われるまで気付かなかったんですが(笑)、5幕では、直季パパが「お母さんの命日を忘れてしまった」と語り、直季も忘れていたと答えているけれど。輝一郎と実那子が輝一郎ママのお墓参りに行くと、誰かが花を供えていた。それは、母親の命日に墓参りをした直季のやったことではなかったのかしら。輝一郎にとって、ママの命日は、出て行ってから7年目のクリスマスイブ。でも実際は、命日は11月なんじゃないのかしら!輝一郎は、花を意外だと思う。それは、命日でもないのに家族以外が花を供えたから。でも、直季にとっては、命日に花を供えるのは当然のこと。中学時代の恩師にいまだに誕生日プレゼントを欠かさない心細やかかつ暖かい家庭に飢えていた直季なら自然のことでは。
これ(直季のママイコール輝一郎のママ、だから花が供えてあった)はひとつの可能性。もう一つの可能性は、国府が、何らかの関係のあった濱崎麻紀子の墓前に花を供えたということ。
どちらもありそうですわ。

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11月6日(0:25am)
★タイトルバックで一つ、気付いたことが。メインキャストは、その人物の映像の上に名前が出るでしょう?そして、夏八木さんや岡田さんは、それぞれの息子の映像の上に名前が出てる。ところが、原田美枝子の名前は、直季と輝一郎両方の映像にかかって、出て来るんです。これはもしや・・・・。今日判ったことを含めて言うと、直季の母が死んだとされる時期は、実那子が治療をしていた直前。輝一郎の母が失踪7年で死亡宣告をされたのが、事件が起きたクリスマスイブ。つまり、直季の母も輝一郎の母も実那子の母も、同じ日あるいは同じ時期に死んでいることになります。ほら、凄いでしょう?
★もう一つ、今日のチェックポイント。前回のカルテ(↓)で、ロミジュリの話を書きました。今日の、お互いベランダ同士で直季と実那子が語り合うシーン、ジュリエットがバルコニーにいて、ロミオと語り合うあの有名なシーンのようじゃなかったですか?
★直季は、冒頭で実那子と輝一郎がパパに会った時から、(正確に言うと、前回暴行未遂(笑)を起こしてから、か)やけにしおらしく、シュンとしてしまって、可愛らしくなってしまった。もはや不気味な男には戻れない感じになっている。不気味インディケーターは、輝一郎のほうに大きく振れている。ベランダの直季の、可愛かったコトと言ったら・・・!いやぁ、にやけが止まりません。
★今のところ、岡田真澄、じゃなかった輝一郎パパは、不気味さのかけらもないですね。それから、直季パパも、学会から追われたと言うよりは、学会に相手にされてないという感じ。追われた原因となった大きな事件が、過去にあったのがまだ伏せられているのでしょうか。それは、酒瓶持って姿を消した(=アル中?)の輝一郎ママと、関係ないのかしら。アルコール依存症の治療を受けるために知り合った、患者である輝一郎ママと医師である直季パパとの間に出来た子が直季。あら、それは出来過ぎかしら。
★国府の、地獄を見せたい相手は誰?やっぱり同級生の輝一郎?
★横山めぐみは、相変わらず、スマスマとは別人のように若くすれていない感じ。メイクでそうなるのかなぁ。なんか、北の国からって感じですねぇ。来週はいよいよ、拓ちゃんとメグちゃんがご対面だ。SmartyOneアイスクリームの売れっ子ミントさんと店長の拓ちゃんだ!

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10月24日(10:47pm)
★我が愚妹が、ねむ森の推理を楽しんでいる。昨日は、夜二人で語り合った。彼女は暇なときに、1〜3幕目のビデオを巻き戻して、新聞記事の切り抜き部分だけを一時停止で見たそうだ。そして、その中で、「またもや痴情のもつれか」というのを発見した。また、なのだ。連続して、同じような事件が起こっていたらしいのだ。だからどう、というのはわからないけれど・・・
★その愚妹との会話より。
直季たちが大学で演劇をやっていた時の、ロミオとジュリエット上演の思い出を、2幕目で語ってましたよね。ロミオとジュリエット・・・・これが、ストーリーを暗示してたりしてということです。ロミオは、薬で仮死状態になっているのを知らずに、本当に死んでしまったと思ってジュリエットの前で死んでしまうでしょう?そして、ジュリエットが目覚めた時にはロミオの死骸がそこにあるという。タイトルバックの最後で、直季が実那子の眠るハンモックに駆けつけるたら実那子は消えていて、逆に実那子がハンモックから降りると、直季がいない。これって、お互いが本当の自分になったとき、相手には巡り会えないってことなのかしら、それが、ロミジュリであらわされてたんじゃないかって。
★御倉市で起きた市会議員殺人事件を映した映像の中、隣の教会で、飛び出そうとして神父さんに止められる男の子は、私は直季だと思ったのだけれど、妹は、直季にしては小さすぎるって。直季は当時10歳。そして、もし、輝一郎のママが失踪した当時に子供を産んでいたとしたら、その子は事件当時7歳になっていたはずで、それが飛び出そうとした子じゃないかって。見物人の中にママを見つけて、飛び出そうとしたんじゃないか、神父さんは何もかもを知っていて、だからこそその子を止めたんじゃないかって言うんです。ママの失踪の原因を、不倫の結果の子供を産むためだと言うんですよ。
★サタスマ直前スペシャルの録画を見てます。拓ちゃんが、ねむ森の秘密を語ってくれます、というコーナー。「結構ね・・・・重要なポイントなんですよ」としゃべった次のカットが、医師が漢方を治療に取り入れているというCM。漢方が重要なのかと、マジ思った(笑)。

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10月11日(11:30pm)
★さっき、「Major通信」様の「沙夜子の部屋」にて、「眠れる森」の書き込みを読んでいた。
「眠れる森の美女」は、直季がフランスの童話、と言っていた原作と、バレエと、ディズニーの映画が有名ですね。
ディズニーの映画は、原作と、バレエの楽しいところをいいとこどりしてる感じかなぁ。
ディズニー版は、音楽も、チャイコフスキーのバレエ音楽を使って、歌詞を付けてますよね。ドーシードー、ラシドーラシーレミー#ドレーというワルツが、ステキにアレンジされてますよね。あの曲、好き!
前にチャイコの交響曲を演奏したとき、アンコールでそのワルツをやりました。ワルツは、日本人には難しいリズムだ・・・・
話がそれました。何が言いたかったかというと、原作童話と、バレエと、ディズニーは、むちゃくちゃ違う話だということですわ。
原作(の日本語訳)は、恐くて、なのにユーモアもあって、それがブラックな感じで。例えば、いばらを切り倒して城の奥深くに進んだ王子は、姫を目覚めさせて求婚するけれど、何しろ100年前の衣装を着ていますから、「ああ、おばあさまみたいな服だなぁ」と思ったりするのです。ね、ブラックでしょう?
★ヨーロッパの童話は、原作を読むとかなり恐いですね。民間伝承から取ってるからなのか。それに、ヨーロッパの「森」は、日本のとはものすごーく、イメージも役割も影響度も、違う物。ドラマの「眠れる森」を見ながら、実那子が森に入っていくところで「あ、トトロの森!」とか思ってる私は、ヒントが読み解けないかもしれないし、そういう感想を視聴者に持たせてしまうのは、演出上狙ったことなのか計算外なのか。気になります。
だって、どうしたって日本の話だから、「森」に、原作のようなイメージを持たせることは不可能ですものね。
★そしていきなり思いついた。「森」って、どういう森をさしてるんだろう。輝一郎が実那子に言っていた、人間の脳の中はものすごいものが集約されてる(という表現ではなかったが)というのは、もしかして、人間の脳は森のようなもの、実那子あるいは直季その他の登場人物は、自分の脳の中ですら道に迷っているのかしら・・・・
眠れる森、は、記憶を思い出せない脳のこと・・・?

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10月9日(0:10am)
★「眠れる森」スタートです。
見終わりましたわ。Sleeping Beautyな直季、しょっぱなから嫌なヤツで、いい感じですね。
群馬と福島か。近い、ですかね。一家惨殺と、交通事故。福島と、群馬。遊び友達と、遠くから見てた子。犯人と婚約者が同い年。婚約者の母親が失踪して7年目に死亡扱いになったときは、今から15年前。何でも知っている男と、あいまいになってしまった女。
私、結構恐いモノが苦手。それも、あからさまに恐いモノより、偶然の一致とか、そういうふとした怖さが大の苦手。TVぴあを見ながら、輝一郎の母親が死亡扱いになったのが15年前、と計算した直後、涙が出てしまった。こわくて。
★本当は、誰が殺したんでしょうね、家族を。あ、また涙出てきた。恐いよう。一人でお風呂に入れないよう。
★恐いよう。直季ぃ。
★夏八木パパのこと、私、直季のパパだからパパと呼んだけど、信長でも親子だったんですねぇ。忘れてた。今日気が付いた。
★木村さん、お肌の調子が悪そうで。照明の加減でしょうけど、さすがミステリー、下から当てることが多いのかしら、ざらざらしてるのがもろわかり。うむむむ。半身浴にいそしんでるのも、このためか。木村なりに肌に気を遣っていると言うことか。だったらたばこやめれば?海をもうちょっと控えるとか・・・・・
いろんな木村が見られる、ドラマはそりゃーうれしいけど、一度くらい、タバコ吸わない人の役が見てみたい。おもむろに劇中の木村が座った時、あ、たばこ取り出しそう、と思ってやっぱり取り出すと、ちょっと正直がっかりする。それだけは、予想できてしまうから。もっともっともっと、驚かせてほしい。
★目覚めるのは誰なんだろう。森に眠ってるのは誰なんだろう。もしかして、直季?とか思いますが、思った以上に、ヒロイン中山、共演木村、という感じですね。並び立つんじゃなくて、ヒロインにからむ男という感じ。あまり、直季のみに気を取られないようにして、ストーリーを楽しみたいと思います。
★ふ・・・・案外、というか、結構マジメになっちゃったよ。もっときゃあきゃあ言いたいんだけど、アタシは恐いのだ。
★めざましTV、ワイドショーにいいとも。全然チェック出来てないです。いいともを除き、録画は出来てると思うんだけど・・・・

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