第1回
始まりました、たっきゅん一年と1クールぶりの、連続ドラマ。
キタガワ脚本、さんま共演(ていうか主演はさんまだし!)、ラブサスペンス?!
あらららら・・・・・
たっきゅんたらジャンボカット、っていうかモンチッチだし。
キャスケットが似合うようには思えないし・・・・。
シェフを務めて早6年の男が、「コック見習」って言ってるし。こ・・・・コックて・・・・!しかもその歳で見習いて・・・!
んでも、深津ちゃん、井川遥、森下愛子、柴咲コウ、という女優陣に嫌いな人いないし、何より、たっきゅん自身が何となくいい感じの鼻息なので、いいかなと。観てみようかなと。
・・・どうせ辛くても全部見るんですけどね。泣きながらでも。
鼻息の荒さは、ある仕事への木村の意気込みのバロメーター。ふんっ!て音が聞こえそうな時は要注意。鼻息どころか溜息が聞こえて来そうなら、あぁこりゃだめだ、という感じ。今回は、共演者に対して、ものすごい、大好きっ!という尻尾振りも無く、鼻先が乾くぜ、くらいのローテンションになるような共演者でもないらしく、いい感じでフンフンと楽しそうな鼻息も聞こえ、ま、普通のテンションて言うんですかね、だから、まー本人には心配してなかったです。
しかし。
謎の男、悪い男なのだと聞く。悪い悪いと聞いていた「眠れる森」の直季くんは、結局いい人だったし・・・・同じことやったらどーしよう、とも思う。
結局はいい人、可哀想な青年だったのよ、というのはやめてね。見たことのない顔を見せるというのなら、ちゃんと見せてね。
ということで、さっさと本題に入りましょうか。
ファーストシーンは、完三のもみ消したタバコの吸殻。森下愛子に「完ちゃん」と呼ばれると、さんちゃんに聞こえたりしませんか。
殺人現場で置いてあった彫刻の胸にうれしそうに触る完三を見て、らぶじぇねの哲平ちゃんを思い出してしまった方も多いのでは。
女好きでヘビースモーカーでいいかげんな性格、というのを表したいのね。
次のシーンはパーティーの準備。料理の準備とメイク。ああ、船の上であの格好で演奏をするオーケストラさん、寒いだろうなー・・・指こごえて動きませんわよ。
あんまり楽しくなさそうに仕事する涼が初登場。材料の仕入れに行かされて、道で完三の車とすれ違う。なんでそこでスローモーションでお互い目を合わせるとかいう!なんで、運命の出会いの男女みたいにーっ!(怒)
ユウコ(訳あってカタカナにさせていただきます(笑)ていうか、あたしの名前が!)にせかされつつ、のーんびりと支度をする美羽。なんなんだこのとろさ加減は。この子ちょっと可哀想な子なのかしらと思うくらい。しかも、あんなドレスを着るのに、ストーリー上重要なブレスを唐突に付けるんですって。
ユウコは美羽の元家庭教師。ということは、歳は近くてもユウコのほうが年上なわけで、どうにもそうは見えない二人。お肌の張りとかが違うんですかねー。見えねー。
深津ちゃん、ロンゲのウィッグが似合いますねー。可愛い。ややバタバタしすぎ。バタバタとおっとりを対比させたいのね。しかし美羽、そのブレスはほんとーにどうかと思うのだが。
船へと荷物を運ぼうとすると、招待客に挨拶をしていた美羽の母が、居丈高に涼たちを叱りつけます。・・・ええっ?!お抱えの使用人ならともかく、頼んだレストランの従業員よ?お母様その態度は一体!あんまり見たことないけど、お昼に横山めぐみがやってる真珠夫人の世界みたいじゃありませんこと?なんて失礼な女なんでしょう。しかも、その母、父には頭が上がらず、美羽の教育について叱られたりすると小さくなってるじゃありませんか(これは3話ですけど)
ヤですねぇ、上には弱く、下には強い、母。お手伝いのおばあちゃんにも、あんな重そうな椅子を運べなんて、苛めまがいのことしてるし。うわー感じ悪い。
船上の冷蔵庫はおっそろしくキャパがあり、しかももうすぐパーティが始まろうかというのに、どんどん食材が入れられてっててねー。一体何時間のパーティなんでしょう。
てきとーに息抜きをしている涼の目に、椅子を運ぶおばあちゃんの姿。思わず手伝ってしまう、涼。
白い服を着て司会をしている男性。雇われ司会者かと思ったら父でした!この父母がどうにも品が今ひとつ・・・・そしてしかも、カシワギナオヤ!婚約者-!大澄ケンヤー!きゃー!いやー!あれ見たら、美羽じゃなくても顔そむけるー!いーやー!(笑)
メインキャストに金かかってて父母にまで力入れられなかったんじゃ(あ)
楽しそうにお嬢さんな友達のアクセサリーで遊ぶユウコ。それはいかんだろう。カギがかかってないからって勝手に入ってくる涼。どっちもいやー。不自然に粗雑なユウコも不自然〜。
おてつだいのカヨさんには親切だけど他の人にはクールにする涼。
おっそろしく寒そうな海風の吹き荒れる中でワルツを演奏するオーケストラと、おっそろしく寒そうな服で踊る人たち。大変ですよ、来てください、と呼んだところがこれなのね。わからない。シーンのつなぎ目が雑過ぎませんか!誰が見ても明らかに嫌そう〜〜〜な態度で逃げまくる美羽と、追うケンヤ!あんなに嫌そうにされたら追いかけたくなるのもわかるわー!
コックの控え室か、キッチンの片隅かと思われた、椅子の置き場所。でもカヨさんいるし、使用人の控え室か、と思ったけどやっぱりキッチンじゃーん。しかしなぜ覗き込まない、美羽。おにぎりなんてそんなもん、フランス料理を用意してるキッチンでぱぱぱっと作れるわけないじゃん!そんなに腹が減ってんのかー!
なんで掴む!
なんで覗き込んで顔を見ない!
なんで手を掴まれて平気でいるー!
おーかーしーいー!
絶対おかしい!
出演者、気がつかんか!
おかしい!
そんなに嫌なら、自分の船室に帰ってカギをかけちゃえばいいのにー。
逃げまくる美羽を捕まえたケンヤですが、そんな、他の出席者がいるところで「ガメてきた」って言っちゃう人が、チンピラと言われていきなり激怒するのはおかしいです。ホントにチンピラのやることじゃないですか。しかもその何とかくん、おじょうさんがキレイだから見てみたい、って言ってたのに、そのお嬢さんの前でそんなこと。
おーかーしーいー!!!
しかも涼に一言言われたら引っ込んじゃうくせに。
おかしいー!
普通、売り物にしてる娘の、大事な誕生日パーティでこんな喧嘩があったことなんか、隠したくなる筈なのに平然としてる美羽父。花火があるから上に行きましょうとか、変だ、おかしい!
登場人物全員おかしい!筋書きのためにしゃべるな!筋書きを動かすために動くな!
おかしい!
おかしすぎる!
しかも、あの怖い、手首を掴んで顔を見せなかった人のことを、つかまれた感触で覚えていた美羽、おかしい!
おかしいって絶対おかしい!
変だ、変だ変だ変だ!
花火バックにしてちゅうするなー!
あ、でもしてくれてもいいんですけどっ。(笑)
全員が楽しそうに上層階で花火を見てるのに、その下の階でも見てるのに、その更に1階下でこんな激しいちゅうシーンを展開してる人がいるなんて!(笑)
それに涼は手首フェチ(笑)
・・・・いいんですけど。
ちゅうシーンが長いけど。長すぎるけど、それは別にあたしの中ではいいんですけど。いいんです、それは(笑)OKですー。木村の本格的なラブシーンの数々は、どうぞお願いしますって感じで。
ここ数年、というのは、私が木村からSMAPファンになってからずっとなのだが、ある疑問があった。木村イコールラブストーリー、木村がドラマで恋愛をする姿なんて何回見たかわからないんだけど、片思いだったり振られたり振ったり、両思いだったり付き合ってたり、いろいろあるけど、大体は、ちゅうしたら次のシーンは朝、というのばかり。なぜ彼にはキレイなベッドシーンとか、せめてもうちょっとその前の直前くらいとか、そーいうのが無いんだろうと。
アイドルだから?・・・・違う。
SMAP内ベッドシーン開拓者ゴローさまを皮切りに、あの照れ屋の中居リーダーにだって、兄妹と言われた常盤ちゃんとの美しくも可愛らしいベッドシーンがあったじゃないですか。
それとも、そういうイメージあり過ぎて、わざわざそーいうシーンを描く必要が無いくらい、木村はそーいうイメージなのかしらー。
SMAP内での役割分業?
出べそだから?(笑)
なぜだ。
そー言えばあったなぁ、と思うのは、大体が、木村が押し倒されちゃうとかそーいう感じの。「Gift」でも、見知らぬ女に好きなようにあつかわれてたなぁ、とか、ねむ森でも本上まなみに襲われてた、とかね。
今度のドラマ、この感じだと、ついに綺麗で官能的なうっとりするようなラブシーンがたくさん展開されるんじゃあ、と・・・。
よかったわー。(涙)
ながらく待った甲斐がありました。
殺人事件の被害者の写真。最初に被害者が。次に、容疑者がアップで映るので、上に映ってた柴咲コウに気付きませんでした、初回は。これはあたしだけか。
美羽と涼のデート。あのちゅうの後、二人は電話番号でも交換したのでしょうか。謎!ほんとにそんなことしたんでしょうか。したんでしょうね。美羽の眼前ではちょっといい人っぽくしてみせる涼。
犯行現場に入って何事か調べる完三。・・・・なんだ、いいかげんな刑事じゃないんじゃん。仕事熱心なんじゃん。現場のあれこれを指差し確認する完三。デジカメでいろんなものを撮り始める。もう捜査は終わったからなのか、カーテンはレースのものだけを引いてある、現場。捜査終わったのに、簡単に完三が入れる、現場。不思議。マンションの1階に警備の警察官がいて、合鍵をもらったのかしらね。
ビデオの順番は、倒しちゃう前と一緒だったのね。
すごい違和感があるのは、この殺人事件がドラマの発端というか、キーポイントなのに、殺された女子大生については何にも語られないから、「殺人」の重みがわかりにくいですね。
美羽は、涼が直してくれたブレスレットのチャームの順番が、おんなじなのに気付いた。だから次の花持ってるシーンはそれを確認しにいくのかと思ったら、八百屋の母ちゃんに見舞いの花(笑)
そして、金を用意して涼を試す美羽。恐いわ。そんなこと出来ないわ。恐いわそんな、試すなんてー。・・・と思ったらもっと恐かった涼。いきなり海飛び込みました。
何が恐いって、親が入院してるって嘘より、30万用意してきてばらまく行為のほうがもっと恐いんですけど。そして、同じ毛布に包まれて簡単に嬉しくなってしまう美羽と、後ろで醒めた目をしてる涼。
車のナンバーは、「・・38(ミワ)」
一話終了。
気になるのは、エルヴィス・コステロの主題歌が途中でフェイドアウトすることー!(笑)
感じ悪いー。
せっかくの歌なのにちゃんと終わるような、ドラマように1番だけテイクを撮ってもらうとかそーいうことは出来なかったんですかねー。
次回予告が終わり、この日この後放送のスマ1グランプリのために待機中のスマップさんたち!
「あ〜ベッドシーンだぁ」と色っぽく(笑)つぶやく中居さん、激烈らぶりー!
その隣で神妙な面持ちの木村。
みんな可愛いー!
普通で可愛いね!
このドラマの不自然な、筋書き動かすためにしゃべってる人たちに比べて、なんて自然なんだろうSMAPの皆さん〜(笑)
いやぁ・・・・・・
筋書きのためにしゃべるなー!
不自然なことを不自然と思えー!
しかし。
見てる最中は、キャスケットかぶった涼ちゃんが意外と可愛くて、負けそうでした。(戦うな。だけど、だって戦いなんだもんよ、木村と俺との!)
携帯メールで「可愛い〜負けそう」と言ってたような、言ってなかったような。
最初一回目見てるときは、あんまり不自然とは思わなかったのは、やっぱり木村の顔を見ていたからか?(笑)
見返してみるとぼろぼろですわ。最初見た時のほうが200倍くらい印象がよかったな。
見直すもんじゃないのかもね。
どうやらサスペンスと一言で言ってしまうもんじゃないようなので・・・
涼の表情の切り替えあたりがつぼなんでしょうかね。口に出してることと、思ってることが違うのか。そもそも何も思ってないのか。人の見てないところでくすり、と笑う顔はいつもシニカルで、「やり過ごす」っていう感じ?
ただやり過ごすだけの生活なら、コックなんて選ばなくてもいいのにね。なんだろうね。