02.1.19「人にやさしく」のエキストラに行ってきましたレポ

先週土曜日、19日なんですが、女優として月9でびゅうを果たしてきましたっ。ま、以前に「ビューティフルライフ」で日曜劇場でびゅうを果たしているわけですが、月9となればそれはまた感慨ひとしお。
今回は、またまたOさんが誘ってくれたんです。慎吾月9初主演ドラマ「人にやさしく」のエキストラレポ、既に記憶曖昧ですが、書いてみましたー。
あの明るい前ちゃんのドラマで、何故紺地に白文字?!と疑問の方には、ふふふ、この色には意味があるんですよう。最後まで読んでいただけたら(あたしが最後まで書けたら、だな・汗)わかると思いますー。

当日、集合は、8時までに小田急線鶴川下車そこからバス、という、とある幼稚園に行くのです。福祉施設のお祭りを見に来たお客さんというのが、あたしたちの役どころ。「冬らしい恰好をしてきて下さい」というのが、服装に関する唯一の指示でした。
集合が8時までに町田のほう。どう考えても4路線は使わないと到達できないのです。4つ乗り換えるというイメージの割には距離がそんなにあるわけじゃないんですが。でもねぇ、久々、仕事じゃない日にあれだけ早起きしましたぜ。起床4時半!「冬の恰好をしてきて下さい」という指示だったため、ずっと外かも、というおそれのもと、防寒対策で時間を使って、あれこれしてて寝たのが1時半とかで。睡眠3時間。そして外は真っ暗(笑)。冬の4時半はきついっすー。
無事に起きるために、携帯にセットしたタイマー時刻は5段階。2〜3分置きに鳴らすのを4回、その後、二度寝しちゃった時のために、20分後にもう1回。最後のはいちばん心臓に悪い、アラーム音ってヤツをセット。あとは、TVね。オンタイマー、これは1回だけしか使えないので、4時半ちょうどに、ばかでかい音で電源入るようにセット。
そしてどうやらちゃんと起きられた模様。布団が恋しいこんな季節の、寝坊したくないときには、美味しい朝ご飯を用意しておくのは結構効果的かも。あたしにはそうです。炊き込みご飯とかね!それだけの余裕が無かったので、スリーエフのタラコのおにぎり(好物)を買って置いたのでした。好きな食べ物は、目が覚めます。

最近どうにも、寝る前にお風呂に入れなくて、朝なんです、お湯ためて、朝入ってます。その日もちゃんと朝入浴。シャンプーも朝です。忙しそうでしょ?そうでもないんです。ご飯食べてる間にお湯を張ります。ちょうどいい感じにお湯がたまります。今、入浴剤は(何書いてんでしょうねだらだらと。読んでる人は早く慎吾の様子が知りたいのに)クナイプのワコルダー(杜松)の香り。腰痛と疲労回復に効くそうです。薬くさいのが好きなあたしにはたまりません、これは色もオレンジで好き。
さて、ぼーっとしてお風呂に入って少しすっきりし、着替えて出発。迷った挙げ句、パンツではなくロングスカートにした。タイツ穿いて、アンクル丈のブーツ。ちょっと後ろに行っても慎吾が見えるようにと、ぺたんこヒールはやめてみた。それに、町中でこれで寒かったことはない強力保温効果のあるジャケットを着て、マフラー手袋を持って。ホントに熱いくらいに保温されるジャケットなので、中は薄手のセーター1枚。
外は寒い。土曜日って、寒くなる寒くなるってさんざん言われた日だったんですよねぇ。出発したときはほんのり暗かった。駅着いても暗かった。電車乗っても・・・・。ようやく明るくなってきたのが、南武線に乗ったあたりかな。武蔵溝ノ口でOさんと合流し、目的地を目指しました。合流までの間に乗り換え駅で余裕があったので化粧を直し、映る気満々のあたし。(バカ)

目的地、小田急線鶴川の駅で全員合流して、ここでスタッフさんが出欠取ってます。「人にやさしく」エキストラご一行様とか書いてあるわけじゃなく、「フジテレビクラブ・●●(ギャラの出るエキストラさん(演技をする)の派遣元)」って書いた紙を持ったお兄さんとお姉さんが立ってました。今日のエキストラ、全部で200人とか言ってた。すごーい。名前を言って人数揃ったのを確認してもらって、バス待ちの列に。駅から目的のところまでは、バスをチャーターしてあって、ピストン輸送してます。
ちょうどバスが行ったばかりだったみたいで、結構待たされ、それからぞろぞろと駅のロータリーを半周して向こうに停めてあった神奈中バスに乗り込む(笑)。神奈中ってのは、神奈川県民(町田は東京都だけど、地形的に神奈川県に突き刺さっている)にはお馴染みの神奈川中央交通ってヤツですね。
どうも余計なことばっかり書いてますが、バスはとろとろと10分も走ったかどうかという感じで急な坂を上り始め、くるくると曲がって行った。ここで何かがあってバスをおろされたら絶対一人じゃ駅には帰れない!・・・いや、下ればいつかはどこかに着くか。
バス停でおろされて、ちょっと歩く。目指す幼稚園はすぐそこなんだけど、正面じゃなくて裏手から入るため、ぐるっと半周します。建物の無いところは背の高い木が生け垣になっていて、恰好の目隠しになってます。ロケしやすそうだねぇ、と話しながら行きました。
バスとかが出入りするんでしょう、広い門があってそこから入ると、中はもう、とりどりの出店が並ぶ懐かしい風景。文化祭みたーい。そしてそして、既に撮影は始まっていたのでした。ここら辺で待っていろと言われたあたりに、同じバスで来た数十人と共にたたずむ。早いバスで来た人たちが、もう「通行人」となって歩いてました。とにかく人が多い!園庭も広いんだけど、出店も多いんだけど、何しろ人が多い。通行人をやってる人だって数十人とかいるんですよ、既に。もしかしてもうあたしたちは要らないんじゃあ?と心配になったくらいです。ま、それは杞憂であって、たっぷり仕事はさせてもらえたんですが。
しばらくぼーっと、テストとか本番とかを見ている。通行人に、「ここからあそこまで歩いて」とか指示を出してる人は複数名います。最初は、カメラがどこにいるのか、どのアングルで撮ってるのかさえわからず、挙動不審に見回すあたし。Oさんは天性の勘なのか慎吾ラブの気合いが違うのか、目が真剣。カメラも状況も把握してくれてるので、助かりましたわ。
一緒に来た友達同士、数人ずつで固まって立っていると、指示出しをしてる複数のディレクターさんが、「ここからここ・・・こっち来て下さい」と引っ張っていき、いろんなところにスタンバイさせていきます。
なんか、出番待ちの女郎さんみたい。(笑)1/47の松雪さんみたいな。ぼーっとしてると、連れていかれて、演技したりして、出番終わるとまたぼーっとして。もちろん、どこに本物の役者さんがいるか、お目当ての慎吾がいるかわからないから、油断は出来ないんですが。

そのうち、通行人じゃなくて、出店を見ているお客として出番が来た。あんまり映りそうにないアングルでカメラが構えてるけど、「用意、はい!」の声ですっかり女優モードに。
何回か、そういうシーンを繰り返す。

建物とセットは大体こんな感じ。
園庭は長方形というよりは正方形に近い感じで、私達が入ってきたほうが裏門。そこに立ってみると、その反対側に、正門というか、正面入り口があります。正面入り口を囲むように建物があって、裏門からその建物の間の外側は全部、背の高い生け垣。正面の教室は今日はあまり使っていない様子。右手の一階を出演者控え室にしていて黒いビニールでガラス窓を覆ってあります。右手建物にいちばん近い正面建物の1階がトイレ。トイレの手前に、水を抜いた子供用プール。右手建物の手前の脇のほうに、セットに隠れて外遊びの遊具がいくつか。左手の手前のほうにもブランコとかありました。
園庭の中央に、スノーボード教室をやるステージ(盆踊りの舞台みたいね、真ん中で)。裏門にいちばん近いほうから逆時計回りに、救護所、ステージ、Tシャツ販売、お弁当販売、リサイクル家具販売、アメリカンドッグの車、手作りコーヒーカップ売場、メイクアップ教室、メキシカンデリバリー。
Tシャツ販売が、トイレの前のプールの前、あたりです。
この構成を覚えて置いて下さい。

ここで初めて確認したタレントさんは、なんとT3。いいともの、です。3人揃って、出店のところで客引きとかしてます。
さて。こっちで見てる感じで、と言われたTシャツ販売のほうに行ってうろうろしながら雰囲気作りをしていると、そこから近い、出演者控え室の前に、綺麗な女優さんが。りょうでした。ストールを羽織ってたかな、細いから寒そう。それから、明くん。可愛い。小さい!ほんと、小さい。
そしてそして、8時40分くらいかな、慎吾登場。気付いたときは控え室に入っていくところだったんだけど、周りはずっと撮影してるし、人が多くて見晴らしはよくないしで、気付かれてきゃあきゃあとか、そういうことは無かったです。ま、ギャラリーじゃなくてこっちも出演者なわけですしね、協力しないと。
慎吾、ひっじょーに眠そうで。目が開いてないっていうか、顔が死んでるていうか。つい1分前まで寝てただろ、という顔。いや、今も寝てるのかも。控え室の中に入ったんだけど、入り口が開いたままだったのでちょっと観察してました。それからすぐ閉まったので、また女優に戻るあたしたち。
えっとですね、物凄く寒いんです。風も吹いてるし、気温自体が低いので、どんどん熱を奪われる感じでした。太陽出てるけど、まだ朝の陽なので、あったかくならないんですよね。そんな中、ぎりぎりまでガマンしようとしてた携帯カイロを出す。貼るタイプじゃなくて、ちっちゃくて手のひらに入る感じの。手に持つだけでだいぶ違うんだけど、それにしても寒い。早くも、スカートで来たことを後悔。
だけど、慎吾は可愛くて美人で、しかも眠そうで、とても目にごちそう。来てよかったわー。

イベントを見るところとかをやりながら、慎吾はどこの店のシーンに出るのかと考え始めます。どうせなら近くにいたいし、今日のOさんの目標は「慎吾と同じ画面に出る!」なので、どんどん、前に前に、積極的に出ていかないといけません。私もまぁ、どうせみきれるなら、慎吾と同じ画面、と思ってたので、Oさん出るならあたしも後ろから着いてくわ、と思ってました。Tシャツを売るんじゃないか、だったらここから離れないほうがいい、とか、アウトドアショップ主催のスノーボード教室だから真ん中に行っておいたほうが、とか。
そのうち、有無を言わせずあたしたちはコーヒーカップ売場とメイクアップ教室の間あたりに連れていかれました。で、立ってたんですが、コーヒーカップは、つぐみ園の子供達(プラス、明)が作ったということで、明と園の子供、それに、りょうと小西真奈美が近くに来たんです。そこに陣内さんが。明と子供たちが作ったカップを買ってくれるようで、しゃがみこんで子供の目線に合わせる陣内さん。近くで見たらかっこいいです。明は相変わらずプリティ。りょう、綺麗。小西真奈美、顔が小さい。
あたしたちは、椅子に座っているように言われました。椅子も冷たいし(涙)、座ってても立ってても寒さは変わらないんだけど、これでちょっと気分が変わる。そしたらなんと、慎吾が登場。こちらのカップ売場に立ちました!慎吾の衣装は、今までにも本編や雑誌でお馴染みの、黒いキャスケットと黒いコート。パンツもダークカラーでした。マフラーは無し。撮影直前までしていた厚い手袋は外して演技してました。で、星野真里も登場。明と園児と4人でカップ売場に立ちます。星野真里、微妙に普通っぽいです。普通の女の子って感じで、りょうとか小西真奈美に比べるとオーラ少な目。普通っぽい。でも、帽子が無いところに風が吹いてるので、カットの声がかかるたびにメイクさんが髪を整えてました。りょうはトップの髪を後ろでラフにまとめてるスタイルだったし、小西真奈美は結んでて、慎吾は帽子、明はショート。星野真里だけ髪を丁寧に直してましたねー。・・・・そう言えば、陣内さんも手は入れてなかったな、髪、固めてるからな(笑)。

さて慎吾、カップを並べた台のところに星野真里と立ち、横には明と施設の男の子。陣内さんが立ち寄って、子供の目線にしゃがみ込み、明たちのカップを買ってくれるというシーン。陣内さんを取るカット。慎吾たち(立ってるから、明と同じカメラでは撮れません)を撮るカット。あれこれ、方向を変えて撮ってました。あたしたちが座っていたのは、カップコーナーのお客さんが立つ位置に立って左手。慎吾のほうから見ると右手。ほんと風が強くて、のぼりが立ってるんだけど突風で倒れたりしてました。慎吾を直撃しそうになったこともあって、危なかったです。でもそういうとき、出演者のタレントさん、誰も怒ったりしなくていい感じでしたよ。そう、スタッフも割と感じが良かった気がするなぁ。TV作ってる人ってやっぱり明るいのかなぁ。と、少し思った。
あたしたち、どこに行けとも言われずに座ったまま。慎吾がすぐ近く(数メートルです)で演技を繰り返しているのを見てました。明くんとかもう一人の子役の子が台詞を言うのをじっと聞いたり。こうやって近くで聞くと、すごい棒読みっぽくて、なんか学芸会みたいだなぁ・・・なんて思いましたけど、画面を通すと、イイんだよね。「陣内さんが、明たちが作ったカップを買う」というだけのシーンを、何回もアングルを変えて撮っていくTVドラマ。演技っていうのも、演者に負わないところがありそうです。明の名演は、疑う余地が無いですけどね。でも、こういう短いカット短いカットでつなげていくときって、「演技」までは行かないままに撮り終わってて、はいじゃあ次のアングルで、とかなってしまうこともあり、ま、この場面が特にアングル切り替えが激しかったのかもしれませんけど。
陣内さんを撮ったあと、明と子役の子の会話を撮ったりして、次が、同じシーンでの、慎吾と星野真里との絡み。その前に明と子役が「将来の夢」みたいな話をしてるんだけど、慎吾、じゃない、前くんが「夢かぁ・・・」ってつぶやき、おもむろに先生の手を掴んでその場からどこかに連れていく、という流れでした。それ、慎吾の右手に来るんですよ。ということは、そうなのよ、慎吾がこっちに向かって演技しながら近づいてくるというそういうシチュエーション〜!きゃあきゃあ慎吾がっ!星野先生の手を取り、「ちょっと来て」とかなんとか言いながら、全然納得してない先生を引っ張ってきます。で、すぐにフレームアウトしてしまうので、数歩あるいて終わりなんだけど、その数歩で、私達のもうごく近くまで来ちゃいます。本番のときだったかテストだったか、慎吾が最大接近したのは、Oさん(いちばん慎吾に近い側に、慎吾に背中を向けて座らされてました)の頭上数センチに慎吾の顔がっ!というのがありました。その次に近かったあたしとかも、数十センチ?たしか1mは無いだろう、という距離まで接近!!
きゃあー!
たぶん、そのカットを撮ったときには、カメラの位置からしてあたしたちは映ってないと思うんですが、でも数センチ〜数十センチですよぉ?!ね、ちょっとびっくりでしょう?!
ぶつかりそうな勢いで先生を連れてきた慎吾ですが、そこでこのシーンは撮り終わってしまったので、これがどんな意味のあるシーンなのか全然わかりませんでした。
大体、どのシーンも、どういう意味があるのか、まったく教えてもらえなかったの。

大体逆時計回りにセットを廻ってるぽくて、次は、八百屋の出店。元気がない売り子ちゃんたちに「ダメだそんなんじゃ!『らっしゃいらっしゃい、安いよ安いよ!』ってやるんだ」と指導します。元気な声が響いてます。マジで観客ではなくてエキストラなので、慎吾が騒いでも可愛いことをやってもいまいち反応は少なかったですね。
八百屋の売り子の青少年は、慎吾に言われて声を出せ、元気よく!と言われても、沈んだ声。それを慎吾がどんどん明るくしていくのです。それをずっと撮ってました。ちょっとわざとらしく聞こえる「元気無いのが元気になっていく」という芝居なんだけど、これはTVで見たときにはちょうどよく見えるのかもしれないね。
慎吾は休憩のときにだけはめている手袋を、八百屋の木箱の上に置いて、次のセットに移動。「これ、慎吾忘れないかなぁ?」と心配しつつ、戻ってきて詳しい場所を忘れてたら教えてあげようくらいの勢いで、慎吾の手袋守り係に。他の人にチェックされないようにガードしつつ、「戻ってくる前にふところに入れて温めておこう」「誉めて貰えるかもっ!」などと言いつつ。
次のシーンは、真ん中のスノーボード教室のところで、慎吾が陣内さんにばったり会って会話をするところ。本物T3が踊る「うきうきウォッチング」に合わせて、タモさんの偽物が登場するといういいともオープニングをやってるんです。タモさん役は、ギャラの発生するエキストラなのか役者なのか、という感じの人。タモさんに似てるから呼ばれたのかしら。それにしては、その場で「誰か、タモさんのサングラスみたいなのを持ってる人、貸して下さい!」と声をかけて、借りてました。その後、「ジャケット貸してくれる人!」とも呼びかけをして。ギャラエキストラの若いお兄ちゃんが、コートの下にスーツのジャケットを着てたのを、脱いで渡してました。コート、ジャケットの下はなんと半袖のワイシャツ!寒そう!細身の男の子だったし、タモさん役はセーターを着ていたので、借りたジャケットはパツパツで、笑っちゃうくらいでした。で、本物ダンスと偽タモさんをバックに、明たちが作ったカップを陣内さんが買ってくれたのがわかって慎吾が「買ってくれたんですね」と礼を言い、陣内さんが言葉少なく答える、みたいなところ。バックでは、元気に踊る(薄着で超寒そうだった)T3と、偽タモさん。タモさんたら、マイクの代わりに人参とかをもってました。




昨日(2/2)のサタスマで、TVの裏側見せますツアーをやってましたが、あのとき行った2カ所目のロケ地が、あたしたちが行ったつぐみ園でございます。ただし、あたしたちが行ったのは1月19日土曜日。そんなものは微塵もありませんでしたので、中居さんご一行様がいらしたのは、20日の日曜日なのでしょう!(涙)
ショックショック。エキストラ楽しかったし貴重なことだったんだけど、中居さん見たかったなぁ。


続きは必ず近日中に!




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