日本語名 |
メイプルリーフ号 |
英語名 |
Amtrak Mmaple Leaf |
国名 |
アメリカ合衆国 |
・2003年2月15日 作成
・2009年10月24日 修正 |
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アメリカ初めての鉄道はカナダまで向かう国際列車。ホームがわからず慌てたが、なんとか既に入線していた5両編成の客車に乗り込んだ。期待していたが車両は思ったより汚く、窓も小さく、景色を見るにはいまひとつ。
ニューヨークペンステーションを定刻で発車した列車は凍ったハドソン川を右に眺めながら北上する。まるで北海道の冬のような景色。田舎の小さな駅にはなんともいえない旅情を感じさせ、長い道中を楽しませてくれる。途中で、流線型のディーゼル機関車からゴッツイ、いかにもアメリカ的な機関車に交換されハドソン川から別れる。
8時間30分後、目的地のナイアガラ・フォールス駅に到着。駅といってもホームがある訳でもなく、小さな駅舎があるだけ、まわりも何も無い・・・。あまりの寂しさに呆れてしまう。最初はここから街まで歩こうと思ったが、曇天と寒さと寂しさに負けて、駅員にタクシーを呼んで貰った。
メイプルリーフ号はニューヨークとトロント間870qを走行する国際列車、私が乗車したのはナイアガラ・フォールス駅までの736q。乗客の殆どがずーと眠っていたのが印象的であった。車窓を見て喜んでいるのは私ひとりだった。庶民的な感じがして良かったが、他のアムトラックと比較すると全ての面で数段落ちるような気がした。カナダのナイアガラ・フォールス駅まで乗車すれば、車窓からナイアガラの滝を眺めるという絶景を体験できたのだが、国境越えが面倒な気がしてアメリカ側で降りてしまった。若干後悔している。
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ハドソン川に沿って進む。北上すると川は凍結する |
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途中駅で機関車交換 |
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ナイアガラ・フォールス駅で下車 プラットフォームも無く、あまりに寂しい駅・・・・ |
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駅舎も小さい・・・・ |

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