セントラルの船乗り場で離島航路を待っていたが高揚感が無い。これから向かう坪洲は最初から何もない事がわかっている。しかし、離島ファンとしては訪ねる事を義務的に感じていた。

坪洲はランタオ島の横にある小さな島で、徒歩でも充分廻れる。と、いっても船を降りて、目の前の広場には人影が少ない。ちょっと路地に入ると、小さな商店があったりして生活観がある。日本の離島と同ように狭い所にゴチャっとしている。観光地でない普通の海外の離島を巡る機会は貴重だと思う。

とにかく高い所に登り、景色を見ようと思ったが、思ったより視界が開けない。観光客の姿も無いがそれも想定されていた。港に戻り、海を見ながらビールを飲んで帰りの船を待つ。帰りの船は高速船ではなく、ノンビリ船旅を楽しむ事が出来た。香港には２３６もの離島がある。こうした観光地でない島を巡ってみるのも楽しいと思った。

	船乗り場で見た手作りっぽい案内図に、島の期待が高まる。島の港はは生活観が漂う場所だった。
	港前の広場は何もない････。生活している人は不便だと思うが、車が走っていないのは良い
	港は漁船の姿も無く、いまひとつ活気が無かった。
	路地裏は小さな店があり、港町の雰囲気があった
	眺望という点ではいまひとつ
	改めて、香港は離島が多い事がよくわかる

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