タクシーで向かう途中、深セン市民も、あまり行かない所だと説明があり嫌な予感がしてきた。到着し、ゲートを潜った。付近には施設が豊富になるのだが人影はない。ホテルもあり覗いて見たが、カビ臭く、外国人は泊まれない施設との事であった。Webで確認した時は、深センのリゾート地として紹介されていたのだが････。

目的の温泉に到着する。まずは水着を購入してクアハウスのような施設で着替える。屋外プールのような湯船が沢山あり、日本の温泉とは随分違う。小ぢんまりしているが、滑り台のある湯船では、小さな子供と親が遊んでいたり微笑ましかった。ただし、人は疎らだ。

今日は華南地区にしては寒く、温泉は気持ち良い。温泉で温まった後、遊園地のような所を通るが誰もいない。今日は土曜日、付近の工場は土曜日出勤という事を割り引いて考えても人がいない。遊園地の廃墟のようだ。私はイチゴ狩りを楽しんだが、ここだけは数人の人が楽しんでいた。南国の畑は、ちょっと異国情緒漂って楽しかった。

岩石湖付近を歩く。「恋人橋」という橋を渡って、白亜の建物が並ぶ施設に着く。ロマンチックな名前や施設であるが、完全に廃墟になっていて、建物は荒れるにまかせている。経済発展著しく、何処でも大混雑している中国で、日本のような廃墟があるとは思ってもみなかった。

	まずは岩石湖温泉休暇村の入り口
	普通の畑でイチゴ狩りを楽しむ
	恋人島････できた当時は人気のあったところだったろう。今は恋人どころか、人気がほとんどない。
	お洒落な橋も、いずれ朽ちるだろう
	恋人島内の回廊はヨーロッパ風で素敵だが････
	展望台は廃墟に、看板は朽ちて崩れてしまった
	山にお寺があるのだろうか、ハリボテの大仏が気になった

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