日本語 人民広場・南京東路 (上海)
中国語 人民广场・南京东路(上海)
国名 中華人民共和国
・2010年2月13日 作成
訪れた日 2008年9月7日
 

ひとりで歩行者天国を歩いていると、女の子が近づいてきた。「日本人ですか?」と、声をかけられ、そうだと答えると「私たち日本語を勉強したいんです。コーヒーでも・・・」と言い出した。駐在員から、女の子に声をかけられてもついていってはダメと注意されていたので、断ったが、しつこくついてくる。最後は逃げるように方向転換した。ひとりで、繁華街を歩いているとこういうケースは本当に多い。ついていったら最後、巻き上げられると言われている(実験した事は無いが・・・)。

交通の要所でもある人民広場。政治色の濃い大広場を想像していたが、実際には開放的な大きな公園(総面積14万平米)で、政治色はあまり感じない。地下のショッピングモールは若者で賑わい、ゲームセンターも流行っている。大きな建物もいくつかあり、その中でも有名なのが上海博物館である。駐在員に薦められているが行った事はない。人民公園に入ると、中高年の夫婦が写真を持って大集団を形成していた。これが「青空見合い」と呼ばれているものだが、本人は来ていない。お見合いしているのは当事者の両親である。中国の結婚は両親の意見が尊重されるそうだ。

人民公園を抜け、歩行者天国で有名な「南京東路」に出る。レストラン、土産物屋が立ち並び観光客も多い繁華街である。一方でスリも多いし、観光客から巻き上げようとする冒頭の輩も多い。基本的には声をかけられても無視するに限る。歩行者天国といっても、豆列車の路面版ともいうべき観光電動車が走り回っており注意していないと危険である。非常に乗りたかったが大人の男が独りで乗るものではなく、まだ乗車を果せていない。

人民広場から、南京東路を抜け、夜景で有名な外灘へ行くのが上海観光の王道であろう。中国の繁栄と活気を感じる事が出来る事は間違いない。これが近代的な上海の表の顔である。しかし、一歩路地裏に入ると昔ながらの上海を知る事が出来る。庶民の生活の場で観光客はまず来ない。路地裏の露店商店街も覗く事が出来る。私にはそちらの方が興味深い。


地下鉄出口付近のショッピング街
上海博物館
保存してある蒸気機関車。かなり朽ちていて、半年後に訪れた時は姿が無かった
人民公園内のミニ遊園地
これが青空お見合い
南京東路と観光電動車

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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