日本語名 山塘街
中国語名 山塘街
国名 中華人民共和国
・2012年3月25日 作成
訪れた日 2011年5月8日

山塘街から虎丘までの船に乗り、水路沿いに立ち並ぶ家を眺める。蘇州で運河をボートで行くのは初めての体験。佐原(千葉)の舟めぐり以来の舟めぐりである。あちらは小川であるが、こちらは生活感のある運河である。船は定期的に出ている訳ではなく、人数が集まったら出航する。丁度、付近を回遊する手漕ぎボートを待つ客がいて、そちらに誘われたが、私は虎岡に行きたいので断って、虎岡に向かう人を待ち続けた。この交渉が少々面倒である。

船に乗る前に、この古い街並みを歩いてみた。高層ビルのない街を歩くのはいい。しかし、観光化されていて、博物館も少々俗化された感じは否めない。また、土産物屋も多く、何処も賑わっていた。シルクが有名なので、シルクのシャツを購入した。観光地化されている事は否定できないが、日曜日にも関わらず落ち着きがあり、上海近辺の観光地化した水郷とは異なる。今回、歩かなかったが、全く観光地化されていない地区もあるとか・・・。

山塘街を出航した船はエンジン船。乗客は多かったが、若い旅行者のグループのようだ。大きな船なので、小さな運河には入らないが、それでも水郷の雰囲気を充分に味わえる。運河に面した出入り口もあったりするのが、この運河がまだ生活運河であった事を物語っている。団体さんは、船頭と一緒に写真を撮れとか、いろいろ絡んでくる。友好的で面白かった。虎丘まであっという間であった。


運河沿いの目抜き通り。土産物屋が立ち並ぶ。
古い庭園などもあるが、特記する事はない。入場料共通チケットもあるが、通りを見学するだけなら無料。そのような説明も無く、有無を言わさずチケットを売られてしまった。
こういう雰囲気はなかなか良いかもしれない。
生活感を感じるが、現在でも運河から出入りする事はあるのだろうか
運河は狭い方が味があるように感じる
写真のエンジン船より、4名乗りの手漕ぎボートの方が人気がある
船で虎岡へ向かう

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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