日本語名 アムパワー
英語名 Amphawa
国名 タイ
・2016年1月30日 作成
訪れた日 2014年9月13日
 

メークローンからそれほど離れていない水上マーケット、アムパワーにやってきた。狭い路地の商店街が、運河沿いの歩道に人々が集い、小船から惣菜などを購入して思い思いに食事を楽しむ。東南アジアではよく見かける事ができる光景である。バンコク市内にも、水上マーケットを楽しめる場所はあるようだが、ここ、バンコクから70qも離れた場所にも大勢の観光客で賑わっていた。塩田の中を走る道中も興味深かった。

真っ先にボートツアーに参加してみた。小船はすぐに運河を離れて川幅の大きいメークローン川に出た。まずは対岸のお寺に到着し、適当に散策して次のお寺に船で向かう。正直、タイのお寺は色彩が派手で、少し安っぽく感じてしまうところがあって、あまり関心が持てなかった。ひとつ拝観すれば充分なのだが、このツアー5寺院がセットになっており、船の乗り降りや、拝観に少し疲れてしまった。お寺よりも、支流に入った場所にある水上家屋が面白かった。ジャングルの中の水上家屋は、都会の水上家屋とはまた異なる風情がある。

クタクタになってマーケットに帰って来た。私たちは飽きてしまったが、現地の方々は、多くのお寺を拝観できて満足そうな顔をしていた。夕方の水上マーケットは、昼間とは異なる風情があって、それもまた一興。しかし、疲れも取れぬまま、次のボートツアーに参加した。

この地を訪れた目的のひとつは、ホタル狩りであった。メークローン川の「ホタル鑑賞ツアーボート」は有名で、まずは運河を川上に向かって遡上する。いつの間にか、メークローン川の本流に合流する。川べりの木々に集まるホタルの群生は、とても神秘的である。クリスマスツリーという表現がピッタリかもしれない。そして、そんなリバーサイドにお洒落なガーデンレストランも散見できて、タイの経済発展の一部を垣間見たような気がした。

マーケットに戻り、夕食を摂る。タイガービールと郷土料理を食べる。魚はメークローン川で捕れたものかどうかは不明だが、気分だけは盛り上がってくる。この日が、バンコク滞在最終日で、いい気分転換になった。あとは、明日の早朝の飛行機で日本に帰るだけだ。


水上マーケットは観光客で賑わっていた。
船でお寺を巡るツアーが盛況だった。しかし、どのお寺もアトラクションにしか思えなかった。左はお布施を入れる鉢を持ったお坊さんが、ベルトコンベアに乗って次々と流れてくる。思わず笑ってしまった。

信仰心は、それぞれなので、タイの方にとってみれば有難いのかもしれない。または、形はあまり重要ではないのかも・・・。
夜のホタル鑑賞もなかなか盛況だった。次々とボートが出航していった。タイ語の説明はさっぱりわからなかったが、ホタルは見事だった。

そして、ビールと海老でこの日は締め!

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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