●天竜浜名湖鉄道

・2003年1月25日  作成
訪れた日 2001年3月11日
 

掛川-新所原間のローカル私鉄である天竜浜名湖鉄道。各駅の名物トイレで有名な鉄道でもある。かつて国鉄の二俣線と呼ばれた時代もあったが1987年3月14日から現在の形態になった。大幹線の東海道本線と並走しながらも、こちらは完全なローカル線でノンビリした雰囲気が有名だった。一度、乗りたい、乗りたいと思いながら初めて訪れたのが2001年だった。

長期に及ぶ三重出張。2週間に一度くらいは東京に帰っていた。その際に普通列車で戻る事が多かったが、この時は天竜浜名湖線を経由してみた。西の起点「新藤原」を出発したレイルバスはローカル線には不釣合いの若者たちのレジャー客が乗っていた。列車はやがて、浜名湖の北岸に出た。南岸は新幹線からよく眺めていたが、北岸は裏街道のような感じがする。同じ湖とは思えない風景だが、寂れてはおらず、若者たちはレジャー施設の整った駅で下車していった。荷物から見て、2〜3泊の小旅行のようだ。

浜名湖とわかれると、景色は、畑が広がる単調なものになる。西鹿島で遠州鉄道に会う。あちらは通勤鉄道として活気があるが、天竜浜名湖鉄道はローカル線から脱する事ができていないように思う。国鉄二俣線時代は、この私鉄とよく対比されていたものだった。二俣本町から進行方向を変えて掛川を目指す。

新所原から掛川まで約2時間。ローカル線を味わうには適当な時間だったが、浜名湖以外は単調すぎて飽きてしまった。ノンビリ旅を味わいたい人には良いかもしれない。

 

新所原
裏から見る浜名湖も良い
この鉄道で一番ポピュラーな車両


http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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