伊豆箱根鉄道駿豆線

●伊豆箱根鉄道駿豆線

・２００７年７月１６日　作成

訪れた日	２００７年１月８日

三島に停車中の伊豆箱根鉄道駿豆線の車両を見て、東海道本線を途中下車してしまった。懐かしい･･･。停車していたのは１９６３年生まれの西武鉄道の主力車両であり、１９９７年に引退するまで何度もお世話になった車両だった。

電車はいかにも初期の新性能電車という走行音をたてて、三島の市街地を走り抜けた。沿線は民家が迫り、車内も賑わっていた。地方鉄道としては活気のある部類であろう。終点の修善寺は観光地であるが、ローカル輸送の方が目立つ地味な路線だと思った（地方私鉄らしい良い雰囲気も残していた。）。

帰りはこの路線のエース、特急「踊り子」に乗った。５両編成は本線では短く感じるが、地方私鉄の中に乗り入れると長く感じる。ＪＲの優等列車の乗り入れは廃止が相次いでいる。この「踊り子」もその危険性はあるのだが、乗客も多かったので、少し安心した。

さて、前述の電車だが、今はリバイバルトレイン全盛期の時代である。西武鉄道時代に赤電と言われた、ローズピンクとベージュのオリジナルカラーに塗りなおして欲しいものである。