1990年3月2日

石次郎海岸は、舗装道路から専用道で急勾配を降りてゆく。しかし、道がまるで廃道のような所だった。踏み固められた狭い獣道と、階段で崖を降りてゆくが、最近誰か通った跡が感じられない。ジャングルで覆われかけている。急勾配の斜面は、土が濡れてツルツル滑る。ロープが張ってあったので辛ろうじて降りられる。なかったらスッテンコロリン滑って転んで直滑降だ。階段も苔が生えている様子で、ヌルヌルする。

崖の下に広がった石次郎海岸は、狭い砂浜で、海水浴には適しているが狭すぎる。それにこのような道だったら来るだけで大変だ。泳がないが、尻だけは水に入って洗う。

戻る時、今度は道がよく判らない。廃道が放置されていたので、そちらに入ってしまい、ジャングルに突入。しかも山道を転がり落ちて、本当に傷だらけになってしまった。日焼けで痛んだ肌は、触るだけで痛いで、悲鳴をあげそうになった。

ガイドには海水浴は、前浜か石次郎海岸へ。と書いてあるが、私は絶対にここは勧めないだろう。



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