1990年3月1日〜3日

母島唯一の集落。ここの民宿に泊まったが夜が退屈だった。この頃はテレビもNHKのBS1チャンネルのみ(民放は入らない)。間がもたない。退屈を紛らわす為に外に出る。沖村の商店は17時頃に営業を終了してしまっているので、行くべき所もない。通りは真っ暗で、人影も見当たらない。ここの人達は、日没とともに眠りにつくのだろうか?。

母島に来るのが初めての私でも、この退屈さだ。ここに住んでいる人は本当に退屈だろうなぁ‥‥と思う。大自然に溢れてはいるが、ここで過ごしたら1週間で気が狂ってしまうだろう。

沖村は小さく、他に行く所がなくなったので宿に戻る。まだ20時を少し回った時刻だった。母島で何が一番辛かったか?と聞かれれば迷わず、この退屈さをあげるだろう。



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