1990年3月2日

万年青浜は、踏み固めたられたハイキング道の起点、中之平の近くから分岐している道を60m行った所にある海岸。ジャングルの中にいると、海が近くても全く見えず、海に向かうと突然開ける。暗いジャングルから明るい海というギャップが楽しい。

万年青浜という名前から、凄い景色が想像される。私は最初「まんねん青浜」と読んでいたが「おもと青浜」というのが正式名称だそうだ。

ここの海の中も、石浜がしばらく続いたと思ったら、突然深くなった。あとは今までの海と同じ、美しい光景が広がる。だが、ここのは、南崎や兄島瀬戸を見た後では、少々物足りない。その退屈を吹き飛ばしてくれたのが、戦跡だった。水中に何か人工的な物が見える。近づくとそれは船のエンジンと、舵だった。戦争中は、父島との往復は小さな船を使っていたらしい。それが母島沖で撃沈されたりして、今も海に、その残骸が沢山残っているらしい。

さらに沖に行く。波の浸食で洞窟のような穴が開いている。その洞窟に入ってみたりもした。



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