函館山

2007年9月24日作成
訪れた日 2007年8月13日
 

「ガンバロー」と書かれた文字が函館の夜景の中に浮かび上がった。「函館夜景の日」を考える会が、約250個の懐中電灯やペットボトルを使い、市民に伝えたいメッセージを浮かび上がらせたとの事であった。いかにも市民のイベントらしく、決して派手ではないが心に残った。数発の花火が彩りを添えた。

かつて青函連絡船で北海道を訪れた際、函館山が見えてくると北海道に来たなぁ・・・と感じさせてくれた山だ。今でも海峡線で函館を目指す時、右手車窓に見える函館山は同じような気持ちにさせてくれる。それだけ思い入れのある山なのだが、実際に登ったのは初めてだった。函館はいつも経由地であった為である。

ロープウェーで登ればあっという間の山頂、今夜は蒸し暑く、山頂でも全く涼しさは感じられなかった。大勢の観光客で押し合いへし合い・・・。夜景を見てロマンに浸る雰囲気ではなかったが、世界三大夜景(香港・ナポリ・函館)と言われるだけの事はあった。半島の先端から眺める函館の夜景は、光りの絨毯という感じである。高層ビルを上から見下ろす香港のものとは少々異なる(展望台の雰囲気や観光客の多さは香港と似ている)。できれば、青函連絡船の灯りが何艘も港に浮かんでいる時代に訪れたかったと思う。

「ガンバロー」とは良い響きである。頑張れる気力があれば人は生きて行ける気がする。何に頑張れば良いのか・・・なんて思ってしまうようになっては駄目だと思う。


海峡線から見る函館山(厳密には江差線かな・・・)
五稜郭タワーから見る函館山
これが世界3大夜景
市民が打ち上げた花火
記念撮影している人の合間で撮影


http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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