幌内炭坑跡

2004年6月6日作成
訪れた日 2003年11月2日
 

「何処から来られたのすか? えっ 東京? 『空知炭鉱遺産マップ』を見て来たんですか?」炭坑跡を歩いていたら、その分野の専門家らしき人に声をかけられ、「本にも載っていない所があるんです。怖くなければ案内しますが・・・。神社跡なんですが、行ってみる気ありますか?」という事で憑かれそうな場所まで案内される。しかし、道案内をしてもらっただけで、結局は独りで探索する羽目になった。ちなみに、私は、その手の本の存在は知らなかった。

廃線跡は興味あるが、廃墟サイトを目指している訳ではない。それでも、この幌内炭坑跡はかなり強烈だった。残された斜坑跡やホッパーの跡は、保存している訳でもなく、自然に朽ちるのを待っているようだった。

幌内の炭坑から小樽港まで結んだのが北海道の鉄道の始まりであり、鉄道公園もあるのだが、その奥地に廃墟が残っていようとは思ってもいなかった。平成まで現役炭坑だっただけあって、廃墟といっても、まだ面影を残しており、訪れる人も多いようだ。


施設は撤去されたが
ホッパーの跡
自然に朽ちたのか
斜坑跡(入口)
地底までコンベアが
延びてるようだった
山奥にある変電所跡
当然、廃線跡も・・・


http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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