鴎島灯台

2009年10月18日作成
訪れた日 2008年10月12日
 

青森-函館を結ぶ高速フェリー、「ナッチャンRera」は5分遅れで函館港に到着。近距離乗車に文句を言われつつタクシーを飛ばしたが微妙なタイミングで七重浜駅を出発する江差線に間に合わず、やむを得ずバスで江差線の終点に向かう。不運を嘆きつつ、バスの方が便利な交通事情に鉄道の苦しさを感じる。終点、江差バスターミナルに近づいた頃、車窓に灯台らしき建造物を発見した。

江差に来た目的は、JR江差線乗車であったが、列車の出発まで1時間ほど時間があった。駅前にはタクシーがいる。急いで灯台まで・・・・と言って、最初に着いたのが防波堤の灯台。そうではないと言って連れてこられたのが鴎島灯台であった。

タクシーを待たせて山道を歩き、灯台に到着。トンガリ屋根でお洒落な灯台ではあったが、いかにも厳しそうな自然の中、日本海を睨んでいる姿が頼もしくも、孤独に耐えている姿にも見えた。風も強く、寒く、滅入りそうなので早々に引き上げ江差駅に向かった。途中で大型帆船を発見。徳川幕府の軍艦「海陽丸」との事であるが、本物は江差沖で沈んでおりレプリカとの事。

もっとゆっくり江差を味わいたかったが、残念ながら時間が無く、灯台を訪問しただけに過ぎなかった。


お洒落な灯台だった
灯台のある鴎島は小島だが徒歩で渡れる
海岸風景
寂寥感たっぷりの景観
海陽丸のレプリカ


http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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